たとえばこんなnoteのしくみがあったら

「すてきだな」と思うnoteを買うと、買った人の名前がそのnoteに表示される。このnoteはこのひとのnoteなんだな、とわかる。だけど買った人は、そのnoteを隠すことはできなくて、買われたnoteも、だれもが、ずっと、楽しむことができる。

noteを買った人は、そのnoteを、好きな人のところで展示することができる。自分のところで。あるいはそのnoteをプレゼントとして贈った誰かのところで。ひょっとしたら、そのnoteの生みの親である作者のところで。

noteには、それをもともと作った人が誰なのかも、いつでもわかるようになっていて、誰もが新作への期待を作者に伝えることができる。売り買いが起きたときには、そのたびに、そのnoteを作った人にも利益の決まった割合(たとえば30%とか)が還元される。

作者は値段を無料で付けることができるけれども、無料で買われたnoteも、やっぱり買った人のnoteになる。だからもし誰かが(それは作者かもしれない)、あるnoteをずっと自分だけのものにしたいと思うなら、そのときその人は、展示しているそのnoteがどのくらい大切かを、とても高い値段(でも有限な値段)で表して並べる。

その値段を払ってでも、そのnoteを自分のものにしたいと思う人は、そのnoteを買う。そのnoteは素晴らしいと思うけれども、別に自分のものでなくてもかまわないと思う人は、表示されている値段よりも安い値段(0円でも、1円でも、あるいは百万円でも)を支払う。すると、それは寄付金となって、所有権は移らないまま、ただ、届けたいだけの「ありがとう」の気持ちが、そのnoteの所有者のひとと作者のひとに届く(たとえば30%ずつとか)。

…そんな仕組みなら、もっと腑に落ちるかもしれないな。

スキひとつじゃ足りないっていう気持ちになることがもしあったら、考えてみていただけると、とてもわかりやすくてうれしいです。