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木村石鹸スタッフが、自由気ままに書き綴るブログ

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2019年1月の記事一覧

2019年も楽しく仕事をしよう

新年から何かと話題のZOZO前澤社長だけれども、こんなツイートをしててとても共感したので、メモしておこうと思う。 そして、「2.つまらないことも楽しむ」の実例として、こんな自身の体験を披露してた。 僕も常々、楽しく働きたいと思っているし、従業員にもそう思って働いてもらいたいと強く願ってる。 ただ、前澤さんが言うように、どんな仕事でも、個々人の気持ちの持ち方、考え方次第で変わる部分がかなりあると思う。 「仕事が面白くない」というのは、仕事そのものよりも、仕事に向う自身の

あなたは組織がわかってない

僕は学生から自身が立ち上げメンバーとなった会社で18年間仕事をしてきたので、会社勤め経験がない。 なので、出来上がった一般的な会社とか組織の成り立ちや仕組みをきちんと、理解してないという負い目みたいなものを感じていた。 前職でも、人が増えてきて、大企業での社会人経験や幹部経験がある人たちが入社してくると、よく「あなたは組織ってものが分かってない」とか、「普通の組織ではこんなことは考えられない」とか、色々指摘や批判を受けた。  でも、今になってよくよく考えてみたら、その人た

取材ビジネスは嫌い

今日もあったのだけど、取材させてくれ、記事を掲載したい、でも、その代わりPR料を少し頂きたい、みたいなのは、僕は大嫌いだ。 お金を払いたくないとか、高い安いとか、そういうことよりも、何だろうか、そのビジネスのあり方みたいなものに違和感を感じるのだ。 この手の「取材ビジネス」的なもので、掲載されるメディアは、最近は、とってつけたようなウェブマガジンみたいなものが多いけど、たいていは、誰にも知られてないようなものばかりだ。それこそ自社サイトとかブログのほうがよほどアクセスある

「曖昧さ」を許容するメリット

うちには、業務に役立つ資格を取ったり、能力高めるために学校行くとか、講座受けるとかの際に、その費用を支援しますよという制度があるのだけど、あまり詳細なルールは定めてない。都度、常識に従って判断する、というレベルで運用している。 何がダメで何がOKって判断をルールブックみたいなものにしておけば、誰でも判断できて楽なのかもしれないが、実際には色んなケースが出てくるし、その度にルールを見直さなければならなくなる。 それよりか「常識に従って判断する」ってことで、その都度判断する

責任という言葉をネガティブに使わない

一般的には、会社内では「責任」という言葉はどちらかというとネガティブな意味で使われることが多いのではないか。 「責任を負う」という言葉には、何か問題が起きたら、それはあなたの責任ですよ、あなたがそれを何とかするんですよ、何とかできなかったら、あなたは何かしらでその償いが必要になるんですよ、みたいなニュアンスが含まれてる。「責任を取る」という時は、何かしらの当人にマイナスが生じるような償いを負うという意味になっている。 僕は会社内で、過剰に「責任」という言葉が飛び交うことは

自社ブランドのおかげで

中小下請けメーカーが一念発起して、自前で最終製品まで作って、自社ブランドだ、自分たちで売っていくんだーみたいな動きは、ここ数年すごーく活発だと思う。これは中川政七商店さんが手がけたコンサル事例などに顕著だけど、地方の工芸品を現代雑貨にリニューアルしてメディアにバンバン取り上げられるみたいな成功事例がいくつか出てきたことが、1つのきっかけになってるんじゃないかと思う。 背景的には、オーナー企業の代替わりがこの数十年急速に進んで、若い経営者・後継者が増えたこともある。シュリンク

運とか徳とか非科学的なもの

ある取引先の方と会ってた。その取引先でうちのいくつかの商品がものすごーく売れてる。なぜそんなに売れてるのか聞いてみたら、実はその方もよくわからないらしい。ただ、すごく運がよかった、みたいで、運がかなり味方してくれたそうだ。 別の取引先の方だけど、風水やら占いやらに詳しい方がいる。一昨年の暮れぐらいだろうか、その方に数珠を作ってもらった。 一人一人生年月日から、運命数やらなんやらを割り出して、それごとに使う石を変えてその方自身が作る、完全オーダーメイドの数珠だ。僕は

「下請け」ではなく「パートナー」なんでは?

うちの会社では、「下請け」という言葉はあまり使わない。僕も個人的に好きではない。 ある仕事をするのに、発注元が「上」で、受注側が「下」というのは、どういうことなんだろうかと思う。 僕らの仕事は、僕らだけで単独でできる仕事はほとんどない。中身の製造はできても、容器や資材、印刷、配送、デザイン.... これらはすべて外部の企業さんとの協力で成り立つ。また、「中身」についても、工場のキャパや得意不得意によっては、ある工程を別の会社にお願いする、ということも多々ある。こういう仕

まずは沢山の商品を世に出そうと思った

ここ数年、木村石鹸では、とにかく沢山の商品を作る、ということにすごく注力してきました。それまでは新商品は年に多くてもOEM含めて10程度だったわけですが、ここ数年は毎年50アイテムぐらいの新商品を作ってます。 数つくればいいというものでもないですが、ひとまず、「沢山つくる」「もっと作る」ということに注力していく方針を立てたので、商品をつくりにくくしてるモノを取っ払ってきました。以前、開発依頼書をなくした、という話をブログに書いたことがありますが、それも沢山つくるための一つの