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木村石鹸スタッフが、自由気ままに書き綴るブログ

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#ブランディング

自社ブランドの成長と良い文化や雰囲気の醸成

2021年の今日が最終営業日ということで、締めくくりのエントリーでも書いてみます。今年は、一言で言ってしまえば、自社ブランドが大きく伸びて、会社にも良い文化や雰囲気が醸成され育まれてきた。そんな年だったと思います。 自社ブランド事業が売上の30%水準へ 今年は、自社ブランド事業が全売上の30%を超えるようになりました。自社ブランドを始めたは2015年4月ですが、その時に、とりあえず全体の30%ぐらいまで行けば、事業としてそれなりの影響も出てくるし、社員の意識も変わってくる

ブランディングとレスポンス広告の狭間で ~新しいブランドの立ち上げ方

多分、普通の人ならもっと簡潔に、わかりやすく書けるのだろうけど、僕の場合は、誰かに伝えるということよりも、書くことで自分の思考を整理するみたいなニュアンスがあったりして、書きながら考えている。なので、えらく冗長だし、別に何か結論やノウハウが示されるわけでもない。 レスポンス広告の典型的パターンレスポンス広告のパターンで、広告→LP(ハードルの低いオプトイン)→顧客化というパターンがある。このパターンは何度もテストが繰り返され、ある種の成功法則みたいなものが出来ている。だから

The Crafted と木村石鹸と

The Craftedをご存じでしょうか。このプレスリリースが分かりやすいですかね。東京銀座にこんな店舗がオープンしたんです。 簡単に言えば、銀座にできたモノづくり系D2Cブランドのショールームです。木村石鹸も第一期出店者として参加させてもらってます。(木村石鹸がD2Cブランドなのかはさておき....) ということで、今回は木村石鹸の自己紹介から、このThe Craftedという施設&取り組みに関して書いてみようと思います。 木村石鹸の自己紹介からはじめまして。木村石鹸

「デザイン経営」という言葉の危うさ、中小企業はまず「経営」に目を向けよ

昨日の「私のデザイン経営 強くて愛されるブランドをつくる人々」のゲストは、中川政七商店の中川さんでした。 この番組、僕は、なんと第一回に出演させて頂いたんですね。環境大善の窪之内社長が、今後の事業展開について色々考えてた時に、僕のブログを読んだことが、「ブランディング」に取り組む切っ掛けになったということで声をかけて頂いたんですが、実は、そのブログで取り上げていたのは、中川さんの書籍でした。 当時、木村石鹸もブランディングに取り掛かろうとぼんやり考えてたんですが、その時、

新工場設立の話 IGA STUDIO PROJECT(3) 架台をもらう~コンセプトメインキング

前2回の続き。 新工場設立の話 IGA STUDIO PROJECT(1)~予想外7000坪の用地購入 新工場設立の話 IGA STUDIO PROJECT(2)~やっぱり個人保証が必要だった 2018年夏に、現状の工場建屋の引き渡し。その後、建屋の改装を行い、2019年春に稼働開始。当初のスケジュールは、ざっくりとはそんな感じでした。 建屋の引き渡しまでに、元オーナーさんと、現状の工場で使ってるもので、どれを残しておく、引き上げるみたいな交渉を何度かしました。201

12/十二のクリエイティブとかブランディングの話

12/十二のブランディング/クリエイティブのプランです。初期資料ですが、今回、ブランディング/クリエイティブを担当してくれてるbroomさんの許可も頂いて、そのままアップしてます。(broomさんの紹介は後ほど) クリエイティブやブランディングの組み立ては、普通説明しちゃダメなものなんでしよんうが(しかも、まだ発売もされてない!!)、今回は色んな経緯もあり、オープンにして行こうと考えました。その辺りのことは、こちらのエントリーを参考にして下さい。 「12/十二」という

商品とかブランドのリリースの在り方 ~「12/十二」の起ち上げ【番外編】

僕なんか、まだまだ従来の考えに縛られてるなーというか、商品というものは、こういう準備ができて初めて発売・リリースするもんだ、みたいな思い込みがあります。 今、作ってるシャンプー「12/十二」なんかも、中身の開発にも時間かかったし、製造でのスケールアップにも時間は取られたりもしたけど、結局、ネーミングやデザイン、容器、パッケージ、コピー、写真、と「商品」を構成するに必要な諸々のことが準備できてなければ、発売開始はできないんだ、という思い込みみたいなものを持ってて、そこの準備や