勉強は将来役に立つのか?

割引あり

どうも、初めましての方は初めまして、しがない趣味勢ボカロPのきむたです。
タイトルの「勉強」というのは国数英理社のいわゆる学校の勉強を指します。特に高校の範囲まで、というふうにしたいと思います。中学生までの義務教育の範囲内ととらえてもらっても差し支えはありません。それらが音楽をやっていく上で、または将来役に立つのか?ということについて解説していきたいとおもいます。少しでも勉強に対するモチベーションが上がればと思い、描かせていただきます。

こういうのはまたしても「誰が言ったか」が大切になるのですが、そのへんのプロフィールについてはあまりひけらかすものではないと思うので、有料部分で軽く開示したいと思います。

そもそもなぜ勉強させられるのか?

まぁ、勉強なんて程度の差はあれ誰しも嫌いだと思います。私も好きではありません。好きではない理由に「強制される」「他者と比べられる」などがあると思います。もちろん勉強が好きならやればええだけなので、嫌いな人に向けて書いていこうと思います。全科目に共通して言えることは「勉強しておくと人生が豊かになる」ことでしょう。
もっとわかりやすく言えば「おもろい」「笑える」事象がめちゃくちゃ増えます。つまりヘラヘラ笑える楽しい人生になる、ということです。YouTubeがわかりやすいと思いますが、手広く勉強すればするほど、見ておもしろいと思える動画が増えると言うことです。ゲラゲラ笑える動画もそうだし、興味深いという意味でのおもしろい動画も増えます。これはどう考えてもメリットですよね。

各論

それではとりあえず科目別にまたいくことにしましょう。主要5教科についてお話をしていきます。

国語について

まぁこれはある程度必要なのはわかるでしょう。当たり前に思って生活していますが、日本の識字率がほぼ100%というのは世界的に見ると結構エゲツない数字らしい。加えて日本語はひらがなカタカナだけでも100種類近くあり、常用漢字だけでも2000種類を超えるというバカみたいな文字数があります。これを自由自在に使いこなせるって結構ヤバくないですか。英語なんて26の大小で52種類しかないんですよ。40倍以上あるんすよ文字数だけで。しかも熟語や文法、動詞形容詞などの活用、婉曲表現、慣用句、熟字訓、etc.などなど使い方がめちゃくちゃ多岐にわたる世界的に見ても極めて難解な言語です。この勉強が必要ないはずがないですよね。
そんな言語だからこそ表現が多様性に富み、さらには国民全員が読む能力があり、こういうnoteだとかSNSとの相性がピッタリで、日本にはTwitterみたいなものがよく普及しているのだと思います。
これだけでも勉強すべき科目であることは明白ですが、さらに他の科目との絡みもめちゃくちゃ重要です。だって問題文は日本語で書いてあるわけで、複雑な条件の問題だったりも日本語が正確に理解できていないと解くことが、というか問題文を理解できません。また、他人に正確な意図を伝える道具としても国語力を磨いておいて損はないでしょう。的確に他人とコミュニケーションをとるには的確な言葉の選択と文章構成が必要になりますからね。やはり最優先で真っ先に勉強すべき科目だと思います。

さらに言うと、世の中の「おもろい」「笑える」ものごとには国語力は必須です。何がおもしろいのかを理解する能力というのは国語力に起因しています。芸人ねづっちで笑える能力は国語力そのものです。またこれは社会の項でも触れますが、
「オーディオ平八郎のLAN」
という画像が過去に出回りました。気になる方は検索してみてください。こういうので笑うためには前提となる知識が必要になります。また、日本人が昔から大好きな「言葉遊び」のセンスを磨くことに繋がります。これは世の中の「おもろい」ものをたくさん見つけるため、また創り出すのにも必要不可欠でしょう。

「じゃあ古文漢文はどうなんだ?」という中高生諸君、めちゃくちゃ気持ちはわかります。その辺については後述するのでぜひ最後まで読んで欲しいと思います。

数学について

小学校で習う程度のいわゆる「算数」の範囲が必要なのは言うまでもありませんよね。数字の大小を計算して比較するなんてことは日常茶飯事です。今は電卓がスマホについててサッと計算できるので細かな計算力の必要度合いは下がっていますが、計算の立式をする必要はあるでしょう。簡単な例だと3割引と500円引きはどっちが安いのか…とかですね。
「将来なんの役に立つねん」という疑問が出てくるのは中高で習う範囲でしょう。円周角、三平方の定理、二次関数、三角関数、微分積分、統計学、証明問題…
いろいろありますが、これらは将来なんの役に立つんでしょうか?

ぶっちゃけ社会に出てからはほとんど役に立ちません。もちろん職によってはど真ん中ストライクで役に立つ職もあります。

例えば大工さん。「さしご」と言って三平方の定理を用いて90度直角を導く手法があります。コレはモロに数学による知識です。
例えば研究者。なんでもそうですけど世の中の研究には統計を用いますのでめちゃくちゃ使うでしょう。商品開発部門では商品により期待される効果を予測したりだとか、営業部門ではターゲット層を絞ったりだとか。
例えばICチップなどを作る人。こんなん数学と物理の塊みたいな仕事なのは言うまでもないでしょう。

こういう場面ではなんぼでも数学を使う場面はあります。

ですが、そういう例を除いてしまえば、あまり数学が役に立つことはないでしょう。かくいう私も社会に出てから三角関数や微分積分を仕事で用いたことはありません。

じゃあ何のために数学なんかやるねん!
それはズバリ「論理的思考力を鍛えるため」です。
これは国語力ともオーバーラップしますが、めちゃくちゃ必要です。

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