ビッグモーターというクズな中古車販売企業の内部告発が明るみになり
昨日７月２５日に社長が会見しました。

おれたちは知らなかった、社員が勝手にやってけしからん、訴えてやる的な
ホントにそうだったとしても
自分の監督責任とかに言及するのが責任者ってもんだろうとは思ったが
たぶん根っからのクズなので、ほんとにそう思って言ったのかも。

会見に前後して、現社員や元社員が取材を受けたり、youtubeで配信したり
いろいろ内情を暴露してますが
その中に“売上について詰められる”とか“、詰められる”という
ワードが何度が出てきました。

これは私が在籍したブラック企業でも出てきた言葉だったので
あの頃のことがフラッシュバックしました。

詰める、詰められるという言葉
日常で生きていて、なかなか使わないので使う奴は
くず系か、くず系に虐げられてるかどちらだと思います。

【例文】
●売上について詰める　
→　売上が目標より足りないから、説教する。吊るす。問い詰める
●売上を詰める
→　売上が足りない、もしくは上がる見込みがないため、詰め込む。
無理やり売上を上げる。
ビッグモーターでいうならキズつけて水増しの請求立てるとか。
他の会社なら、無理矢理、もしくはクライアントに頼んで納品実績作ってもらうとか、そんなところでしょうか。
●上司に詰められる
→　売上もしくは上司、上層部の意向通りに物事が進行していない際に
人間性否定を筆頭に問い詰める。
基本的にはどうするんだとか、やり方が甘いとかいうことしか言わずに
そもそもの方針がちがうのかなという思考には至らないので、議論も無意味。
●指を詰めろ
→　これは私がいた会社のヤクザ映画見すぎのバカな役員が、
おまえら今月計画達成できないなら、指詰めろよと言い放った。
なら、おまえは腹切るんだろうなと思ったりした。

詰めるという言葉には良い思い出がなく
その言葉をメディアを通して、数年ぶりに聞くことになり
イヤなことを思い出した昨日でした。

ちなみに、こんな企業風土の中で
詰問地獄に耐えかねて、無理矢理売上を立てるという
禁じ手に手を染めてしまい、
クライアント自体が離れてしまったヤマさんという先輩がいました。
当たり前ですが、なんで、おまえらの売上対策に
毎月付き合わなきゃいけねーんだとなるのは当たり前のことです。

しかし、ヤマさんの上司はなぜだかわからない。
営業力不足、コミュニケーション不足だろうかと知らん顔を
決め込みました。

ビッグモーターの兼重と同じでした。

いろいろ思い出した今日この頃でした。