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サンロッカーズ・アウェーお出かけ記録~京都編

アウェーで戦うサンロッカーズ渋谷を応援すべく、京都まで行ってきました。会場は阪急・西京極駅近くのハンナリーズアリーナ。
対戦相手の京都ハンナリーズは西地区2位のチームですが、サンロッカーズとしては東地区の強豪チームとの対戦が控えており、チャンピオンシップ進出に望みをつなぐためにも落とせない試合でした。

(ダンクを決めるサンロッカーズ渋谷のロバート・サクレ選手)

結果はサンロッカーズ連勝。3月23日のGAME1は97-93、翌24日のGAME2は延長の末105-103。点の取り合う接戦に興奮でした。
特にロバート・サクレ選手はGAME1・44点、GAME2・46点とキャリアハイを連日で更新する躍動ぶり。その瞬間を会場で観られたことはアウェー遠征の大きな収穫となりました。

一方、23日に誕生日を迎えた山内盛久選手は、GAME2の試合終盤に膝を強打。右膝関節内骨折との診断がなされ、復帰時期は未定。リーグ終盤での離脱はかなり辛いものがありますが、しっかり治して再びコートに立てるよう祈るばかりです。

個性的で熱い京都ブースターさん

京都ハンナリーズの会場に行ったのは今回が2度目ですが、前回も今回も思ったことは、とにかくブースターさんが熱いこと。試合開始前の選手入場の段階から「ゴー!京都!ハンナリーズ!」の大合唱がとどろき、タオルを回すのも全力。試合中も見事な一体感で声を出し続け、タオルを振り回すブースターさんには圧倒でした。

相手チームのフリースローには何かしら邪魔をして気を散らそうとするのがバスケの定番。この中で選手の高校時代の写真で妨害を試みるブースターさんがいて、その発想のユニークさには楽しませてもらいました。京都に縁のある選手が来る度手作りしてるそうです。
(ネタにされた盛實海翔選手は能代工業時代、2015年のインターハイでハンナリーズアリーナを訪れている)

個人的には、11月の対戦時に青山学院記念館に来て下さったハンナリーズブースターさんに再びお会いできたのも嬉しかったです。
試合後の飲み会にも混ぜていただいて、バスケの話はもちろん、阪神タイガースが勝った翌日はラジオで六甲おろしを歌うアナウンサーの話ができたこともいい思い出となりました。

ハンナリーズの優しいアリーナMCさん

(ハンナリーズのアリーナMC・河合康行さん。ABCテレビの早朝の番組にも出演されている)

僕がアウェーの会場に行く時はアリーナMCさんにも注目するのですが、ハンナリーズのアリーナMCを務める河合康行さんには、対戦チームへの敬意をすごく感じました。
GAME2の試合終了後、ハンナリーズブースターさんが「ゴーサンロッカーズ」とコールし始めた途端にサンロッカーズ側ベンチの方へ体を向け、選手やブースターを見つめていた姿も印象的。帰り際お声がけした際、「アウェーの皆様の応援もあってこそ盛り上がる」と話されていたあたり、腰の低い方だなと。

また、試合前の応援練習では「恥ずかしかったら拍手でも」「最初は恥ずかしいと思います」と、”声を出すのは恥ずかしい”というお客さんの感情を肯定しつつ声を出すように促していて、お客さんに寄り添いながら盛り上げていこうとする感じがいいなと思ったのでした。
言葉の選び方に優しさがあって、私の中では好きなアリーナMCランキングの上位に入っています。

京都で連勝した勢いそのままに27日のホーム・千葉ジェッツ戦も勝利を、と行きたいところでしたが、こちらは敗戦。レギュラーシーズンは残り10試合。負けられない戦いはまだまだ続きます。

おまけ

(オムそばやたこ焼きなどの屋台と並んでいたATM車)

この2日間、京都銀行がメインスポンサーとして試合に協賛していました。入場者には先着でコラボタオルがプレゼントされたり、試合中のタイムアウトにはチアさん全員が京都銀行のボードを掲げながら踊ったり、とにかく京都銀行推しが強め。

極めつけは、会場外の屋台が並ぶ場所に置かれた移動ATM車。試合会場でお金がおろせる上、他行カードも使えるとのことで、「ここでお金をおろしてチケットやグッズを買うニャリン♪」という、ハンナリーズのマスコット・はんニャリンの悪いささやきが聞こえてくるようでした。

(アイキャッチの写真はポシェットを自慢するはんニャリン。ポシェットはサンロッカーズブースターさんが手作りしてプレゼントしたもの)

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