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【育児日記#127d-#130d】原因は家庭環境にある

4月14日~4月16日、ほぼ記憶なし。
出産後2回目の生理が来て、カロナールとともに戦う。女性ホルモンが激減して最近抜け毛の量がすごいのと、髪がパサパサ。なのに、生理はきっちり予定通りに来るし、なんなら前よりはじめの3日間くらいは出血量が絶好調。今はまだ産まれるはずのない赤ちゃんのための栄養ベッド作りよりも、どうか我が髪の毛に栄養をください。

この頃赤ちゃんは両手で哺乳瓶を握りしめて飲むことができるようになった。まだまだ安定感はないけどすごい進歩だ。おなかが満たされてくるとまだ飲みきっていないのに私に笑いかけてきて、それで哺乳瓶が口から外れちゃったりする。なんて可愛いんだろう。

ようやく我が家に迎えた2本目の哺乳瓶が持ちやすくしてくれているところもある。ピジョンの母乳実感、プラスチックタイプの240mlが最近お店で見当たらなくて買えないなーと思っていたらリニューアル&少々値上げして陳列され始めた。少し太くなった代わりに丈が短くなっている。これまでの乳首は問題なく使えるけど、輪っか部分とふたは新しいもの同士でなければ対応しない。それが少々不便なものの、底のへこみがなだらかになって洗いやすいし、リニューアル品を買えてよかったなと思っている。

寝返りとずりばいはまだだけど、おすわりはできる予感がしてきているので、早くプレイマットを入手しなくては。日々検討中。

4月17日、この日は夫が朝からゴルフに行くと言うので、夜中のシフトを入れ替えて朝からワンオペスタート。

ここ数日生理痛と戦っていて行けていなかった支援センターへ。最初に来たのが生後2ヶ月の頃だったので、もうここにも通って2ヶ月が経つ。圧倒的にいちばん小さい赤ちゃんだった我が子もこれからはそうじゃなくなっていくんだろう。

ピークはすぎたとはいえ本調子ではないので結構疲れてしまった。

この前日くらいだったか、1冊本を読み終えた。

Twitterの子育て界隈でどうやら有名な本らしい。
この本の内容が最初に書かれたのはなんと1970年代。女性は専業主婦、男性は職業戦士というのが基本形な時代だ。

だけど、全然内容は古くないように感じる。0歳からの可能性に言及していること、抱き癖なんてものはないということ、女性でも働く人はいる、働いていても立派に子育てをする人はいる、とか。基本的にお母さんへの投げかけになっているのでお母さん、というところは親、と読み替えてもいいと思って終盤まで読んだところお母さんを対象にしているのにも作者なりの理由があるらしかった。これに関しては教育パパに厳しく指導された偉人の例が挙げられており、子育ての主体は母親の方が良いという考えらしい。

以前読んだ日記本と、今回の本の内容などを総合して考えるに、私の母を含む多くの母親が教育ママにならざるを得なかったこと、立派に育て上げなくてはという大きな不安から体罰をせざるを得なかったことをひしひしと感じている。

良妻賢母なんて言われて子の成長の舵取りを経験もない中で頑張る。頑張るしかない、だって自分は働いていないのだから、これがメインミッションなのだと。だけど現実は厳しく、子どもは言う通りの反応を返してくれないし、希望通りの天才ではない。時代のひずみがヒステリックな彼女たちを産んだんだろう。

私の同世代の子たちの親でヒステリックにならずに伸び伸びと子を育てられた人は間違いなくいるし、それは子の表情に出るので同級生を見て感じるものがあった。おそらくその親は自身もそういう育てられ方をしたか、私のように絶対自分の世代で子どもを傷つけるあれこれを終わらせると強い意志を持った人であろうと思う。思えば母も兄弟の中で贔屓をすることだけはしないと強く決めていた。自分がそれをされて本当に傷ついたから。でも体罰はやめることができなかった。

母の心の病は祖母と祖父の子育ての闇が根っこにある。兄弟を贔屓してはならないし、人格を否定したり体罰をしたりしてはいけない。この事実を突きつけてやりたい気持ちもあるけど、たぶん次に彼らに会うのは彼らのお葬式。会ったらたぶん言ってしまう。突きつけないことが最後の私の優しさかもしれない。

私は絶対にこの苦しさや悲しさを我が子に引き継がない。私の代で絶対終わらせる。この話を先日友人にした時、プレッシャーすごくない?と聞かれて、不思議とプレッシャーはないことに気づいた。自分にはできるというなんとなくの自信があるのだ。

この日、ゴルフから帰って家事を一切せずに夫が寝始めたので久しぶりにしっかり怒った。私は自分が遊ぶために事前にばんごはんを作って外出する学生時代を送ってきた。ばんごはんをいかに高速で作るかで自分の確保できる勉強時間も変わった。遊ぶ前に頑張るか、遊んだ後に頑張るかどっちかじゃないかと。なぜ学生にできて大の大人にできない。

今回ばかりは怒りが通じたようでゆっくりと起きてきた。



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