木梛

48歳まで平穏に順風満帆の人生を送った。その後にさまざまなものに出会いすぎた。
固定されたノート

50歳、折り返しを過ぎて、なおも明日はやってくる。

「あのね、四捨五入して100歳になったよ!」 そう言うと、大抵の人が笑ってくれた。 最初は怪訝な顔をした人でも、 「これであと100年は100歳のまんまでいけるしね」とつな...

愛することを、やめました。

あなたを愛するのをやめました。 「愛する」は動詞である、とかつて私は言ったね。 自分がそうしようとしてすることだと。 自分の意志をもって行う行為であると。 ならば、...

優しさと冷たさは同居する。

優しさと冷たさは同居しうる。 言葉にすれば当たり前にありそうなことなのに、これまでそういう感覚はなかった。 優しい人は暖かいのだと思いこんでいた。なぜか。 あの人...

風のかたち

3階建ての屋上に上がると、その辺りでは格段に高い場所で、視界を遮るものはなかった。 広大な平野を誇る地域で、見渡す限り地面は平らだ。建物の周りは広々とした田んぼ...

1年が経ったことに気づかなかった、ところから。

今日は2019年9月21日。 あれからちょうど1年が経っていた。 (仮想的な意味だけれど)死と再生の日、それによってしか状況を解決できなかった、あの日。 1年前の9月の予...