また日付を超えて、8月3日になってしまった。友人、誕生日おめでとう。挿入画像のケーキはそのお祝いの気持ちを込めている。

　家から一歩も出なかったので書くことがない。一歩も出なかった理由は寝坊＆テスト勉強である。目が覚めたら午前10時だった。朝活ができる人間になりたい。

　実家にいたころは一日中家にいると親から何か言われることもあったが、一人暮らしとなった今はすべての行動が自分本位なので一日どう過ごそうと自由だ。自由はとても魅力的なことである反面、価値観や行動パターンがごっちごちに固まってしまいそうで怖いものがある。余裕で何も口にしない日とか生まれてしまう。他人からの影響ってめちゃくちゃ大事だと思うから。

　暇な日は何もしないくせに、テスト中に限って創作意欲が爆増してネームを切りまくったりするのは何故なのか。今日だけでアイディアを三つ出した。ルーズリーフに授業の内容をまとめていたはずの右手は、気が付いたら「ぼくのかんがえたさいきょうのじんがい」を描きなぐっていた。

　人外キャラが好きだ。人間にケモミミが付いてる、みたいなのも嫌いではないが、まったく人の要素がない完全な人外キャラが特に好きだ。人間が出せる美しさの最大値が100なら、人外が出せる美しさの最大値は10000だと思っている。絶対に人間が届かない領域に達している様は無二の存在感がある。

　大好きなものについて語るときに、やたらと大げさな表現を使ってしまうのは悪い癖だと思う。自分が感じた衝撃を他人に伝えるためにはこのくらいの表現を使わないと！と慌ててしまうのが原因だと思う。そんな気持ちの悪い力みを発生させてしまうくらい好きだ。アンパンマンとゲゲゲの鬼太郎（鬼太郎に至っては齢三歳で二次創作をしていた。三つ子の魂百までとはよく言ったものだ。）が人生のバイブルであり、ピクサーには一生頭が上がらない。8月5日の土曜プレミアムで放送されるファインディング・ニモを見ることをご褒美にテストを頑張っている。名作だからマジでみんな見たほうがいい。

　ちなみに8月5日の夜は友人の誕生日パーティーをする予定があるので、この文章を友人に読まれたら祝う前に絶交される可能性がある。ちゃんとケーキとプレゼント持っていくから許して。でも君の家で土曜プレミアムは見せて。どうしてもリアルタイムでマーリンが見たいの。

　そんな私が一番好きな人外キャラクターはモンスターズインクのランドールである。マーリンじゃないのかよ。

　ランドールはモンスターズインクの敵キャラで、あまり同情の余地のないヒール役である。ディズニー・ピクサーのヴィランはどれもこれも違う種類の良さの塊だが、特にランドールは、敵キャラ特有のかっこよさと嫌さのバランスのいいヴィランだと思う。見たことないという人は見たほうがいい。
　彼はトカゲやカメレオンを彷彿とさせる爬虫類っぽい紫色のモンスターであり、大きな悪事をたくらむthe・ヴィランな面もありつつ、結果重視の社畜で自分のバディに強めのパワハラ、やつあたりを働いていたりと本当に「嫌だな」というところがある。そして、とんでもなく喋り方がねっっっとりしている。語尾に小さい母音がつく話し方をする。これが嫌味な性格とセリフに拍車をかけている。相棒視聴者にしか伝わらない例えをすると、青木年男に似ている。本当に相棒視聴者にしか伝わらない。
　
　私はランドールの爬虫類風のフォルムも嫌味な性格も、全てがドストライクであり、今でもたまに見返しては元気をもらっている。ピクサーは子供向けなイメージがある人も多いと思うが、それなりの年齢になってから見ると学びがあるし性癖を幅広く開拓できるので、ここで言及したファインディング・ニモ、モンスターズインク以外にもいろんな作品を見るのをお勧めする。トイストーリーとかカーズは涙が出るくらい良い。

　
　書くことがないので推しについて語っていたらこんな時間になってしまった。明日はその日のうちに日記を書き終わるように、頑張りたいと思う。