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数年前の私からすれば、今の状況なんて夢が夢以上に現実になったわけなのに、

数年前の私からすれば、今の状況なんて夢が夢以上に現実になったわけなのに、どうして私は今にないものに価値をおく人間なのか。

夫は私を愛している。娘は客観的にかわいくて賢そう。仕事はやりたいこと75パーセント。人間関係は98パーセント良し。あとの2パーセントは自分次第。友人にする人を間違えないアンテナは、社会人になってからさらに磨かれた。ほぼ朝通うスタバや、はじめて行くランチスポットの店員さんと仲良くなる確率は五分五分だが、人に好かれる言葉や態度が感覚的にわかるのには自信がある。義理の両親との関係も良好。親戚づきあいに悩みはまったくない。時短勤務で娘一人の家族構成で、家計簿は付けない。好きな化粧品は8割買っている。CHANEL。ZARAの服が似合う。衝動買いで一着3万円の服を買ったりする。二人目が欲しい旦那さんの願いを叶えたいと思っている。ムスメを春から幼稚園に通わせたくて、預かり保育にお迎えに行ってくれるシッターさんもある程度めどが付いている。娘の幼稚園探しは後悔したくないからと半年前からオットに話していたら、平日に休みを取って一緒にまわってくれる。明日は義理のいもうと夫婦と焼肉を食べに行く。夫のおかげでおごってもらえることになっている。

有名人の心屋仁之助さんと知り合いだ。友人が私のライティングを見初めてくれたおかげだ。スタバで会えば、おぉとなるくらいの仲。

林真理子さんと握手したこともある。本にサインをもらうとき、自前の万年筆を渡して「野心のすすめ」とかいてもらった。さとうみつろうさんのサインももらった。藤本さきこさんにも会った。その時、会場にいた人の誰よりも笑いを取りながら真面目な話もできた。有名人といえば、ナイナイの岡村さんが目の前を横切ったのがわかって声をかけたけど誰にも気付かれずに車に乗ってしまって、後ろから歩いていたなかやまきんに君と握手してもらったし、福岡空港にふつうにあの出で立ちでおられた叶姉妹と写真を撮ってもらい、美佳さんと握手したこともある。

たぶん、美佳さんと握手した頃は彼氏にお金を使ってばかりで、このまま行ってもゴールは自分の望む幸せにはならない生活を送っていて、でもあの頃は待てばきっとそうなれると信じていて、あの頃のわたしからすれば、今なんて地球が月と太陽がおなじ大きさに見える位置に誕生したくらいの奇跡なのに、思い出せばちょいちょいラッキーだってあの頃にもあったのに、思い出すのは不幸せだったことだけで、今なんて幸せしかないのに不満にばかり気を取られて、あのころと同じで、現実は変わっているのにわたしの心の根本が変わっていなくて悲しくなった。

どうしたらいい。こんなにも幸せで、昔にだって幸せはあったのにものすごく意識の方向を変えないと思い出せない。この脳の回路、ぶった切りたいよ。幸せにだけ集中できる頭に変えてよ、ねぇ、神様。お願いだよ、私京都にいるしさ、神様に割と日常的にお願いしてるし、家の神棚の水だって毎日変えてるし、ふだんの行いもいいしさ、頭の道筋変えてよ。幸せだって、心から感じたいよ。お願い。

ありがとうございます! ひきつづき、情熱をもって執筆がんばりますね!