キーニャ、生まれ変わる #6
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泥沼依存恋愛中の2020年11月、
キーニャは人生で初めて、"扁桃周囲炎"になりました。
本当に辛かった。
この時を思い出すと、本当に涙が出てくるの。
普通なら薬を飲めばすぐに治るはずの病気ですが、この時のキーニャは、薬を飲んでも全く効かず、常に高熱で、約2週間何もできなくなったんです。
ちょうど11月は誕生日で、冷えピタを貼って過ごしました。
仕事はお休みし、誕生日なのに熱だし、なぜ自分はこんなになってしまったんだろうと自分を責めては、さらにメンタルはやられていきました。
前回のブログで書いた趣味の英会話に通ってはいたものの、まだまだ彼に依存する日々を送っていたキーニャ。
今まで彼のことを優先して行動してたキーニャの泥沼依存恋愛人生にはじめて、布団から起き上がることもできず、彼のことを考える余裕もない寝たきりの生活が始まったのです。
のどが痛いので喋ることもできず、寝てる部屋から家電を鳴らしては飲み物やごはんを持ってきてもらいました。
こんなに周りに迷惑をかけて、自分は何をしているんだろう。
布団の中で、自分と話し始めました。
その中で、お世話をしてくれる家族や仕事を変わってくれる職場の人たちの優しさが私のズタボロになっていた心に沁みたんです。
メンタルも、体ももう限界だったんだ。。
この時、心の底から気がつきました。
もっと自分を大切にしてあげたいな。
大切にしなくちゃな。
ちょっと無理させすぎちゃったな。
とにかく熱で寝込んで食欲もないので、
目を瞑りながら頭の中で、ひたすら自分と話していました。
私が大切にするべき人は誰なんだろう。
彼とどうなりたいんだろう。
どんな自分でいたいんだろう。
この時の自分の気持ちは今でも鮮明に覚えてる。
自分を苦しめてるのは彼ではなく、
《自分自身》だったんだ。
もっと自分を大切にしよう。そして、自分のことを大切に、大事に思ってくれる人たちを大切にしよう。
本当に辛く苦しい時、キーニャは自分が本当に感謝すべきものに気づきました。
たくさんの硬い何かがガチガチにこべりついて麻痺していたキーニャの心。
小さな我慢がたくさん積み重なって気づいた時にはとても大きなものになっていた。
何もできない布団の中で、キーニャは人生のターニングポイントを迎えたのです🥹
高熱で声が出ない時の実際のメモ。
ばあばがいつもそばにしてくれて、本当によかった。ありがとう。
こうでもしないと私が休まないとわかっているから、神様が薬を飲んでも効かないようにして私に休む時間を与えてくれたんだ。
キーニャの恋愛事情より
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