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うさぎ追いし「かの山」。小鮒釣りし「かの川」。唱歌「ふるさと」のふるさと、バラのまち信州中野。【それはまるで魔法のような夢の国】

「兎(うさぎ)追いしかの山」…

唱歌「故郷(ふるさと)」で知られる作詞家、
高野辰之さんの出身地は
長野県北部にある中野市。
バラと音楽のまちです。


一本木公園。
この季節は最寄りの中野松川駅を降りると
町中バラの香りです。

いま、春のバラまつり開催中です。
850種3000株の色とりどりのバラたちが
ちょうど咲き誇っています。


見事に咲き乱れるバラ。

園内に流れている音楽は
バラ公園を舞台にした「バラのラブソング」。
楽曲提供させて頂いています。


楽曲がイメージする舞台は、
この一本木公園と中野小学校旧校舎です。

バラでいっぱいの 公園の風の匂い。

過去、現在、未来へと
咲いては散ってを繰り返して   
時の流れを超えて咲き誇るいのちのストーリーを 人の出会いと恋ものがたりに 
なぞらえて制作したのがつい昨日のよう。

自分の歌声を聴きながら歩くのは
なんとも変な感じ。

それでも
バラの香りの空気を胸いっぱい吸い込んで
夢のような園を進んでいくと
気分はまるでバラの女王様です。

華やかさが大好きな「リオ・サンバ」という品種。

中野小学校旧校舎の展示室で
3月に市内プラネタリウムで上映された
「バラのラブソング」短編映画の
平面での上映とストーリー原画展が行われています。


ウェルカムボードも素敵。


壁一面のストーリー原画。
木の床、天井、椅子と机。
エモい…!


お世話になっている方々と
久しぶりの再会。

バラのサイダーとバラのパニーニ、
デザートにバラソフトクリームで
バラづくしの楽しいランチタイムを
ご一緒しました。

会場にはたくさんの出店が。
バラのクリームのパニーニ美味しかった。
バラサイダーは、まんまバラ味!

中野市と私の出会いは
さかのぼること20年前。

初代市長さんの時代に
中野市のイメージソングを制作させて頂いたことで
ご縁をいただきました。

時は流れて季節は巡りましたが
今もなお、信州中野で歌えることに
感謝しかありません。

「気がついたら中野市の歴史の中に一緒にいるね。これからも歴史を一緒に作っていこうね」と
まるで選挙演説みたいな
なんとも有難いお言葉をいただいて
バラ公園をあとにしました。


バラまつりは6月18日までです。
それは、まるで魔法のような夢の国!

次に向かったのは
「ふるさと」のうたに出てくる
信州の自然豊かな情景を味わえる場所。

高野辰之が生まれ育ったころの風景に
会いに行きました。

「ふるさと橋」。

ふるさと橋の説明書。


ここから“かの山”大平山(おおひらやま)を
眺める事ができました。


これが、かの山!

橋の欄干に設置された「メロディーパネル」をたたくと「故郷」のメロディーが奏でられます。

叩いてみると、これがなかなか難しい!

マレットを真ん中にヒットさせるのは少しコツが要りました。

なんとか納得できる演奏が出来るまで
4回ほどチャレンジしました、笑。

橋から眺めた里の田畑。
結構勾配があり、段々畑でした。

カエルの声と、鳥のさえずりと。

車を停めさせて頂いた真宝寺さん。
ここには「朧月夜」の鐘があります。


かわずの鳴くねも
鐘のおとも〜♪
の、鐘。

そこから遊歩道へ降りていきます。

前日までの雨で
水が勢い良く流れる“かの川”斑川(はんがわ)。


サワサワと揺れる緑に心癒されます。



元歌詞は
「春の小川は さらさら流る〜」
だったらしい。



紅葉の時期にも来てみたいなぁ…。  

信州中野の皆さんとの暖かな交流と、
美しい自然豊かな風景と。

朧月夜の碑

私の心の片隅には
いつも「バラと音楽の街 信州中野」があるんです。

年に2回のバラ祭りや温泉…
プライベートでもお仕事でも
いつ来ても中野の空気は
優しく暖かく癒してくれる。

信州中野は私の心のふるさと、
第2のふるさとです。


唱歌の里、中野市。


バラの町、中野市。

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