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息子を母に預けて7時間久々に仕事をしたことで感じたこと

本日、8か月の息子を7時間母と妹(と時々父)に預けて、久しぶりにお仕事に行った。

預けるまでの謎の葛藤については、以前頭の整理をした。

とうとうこの日を迎えた。
とうとう、なんて大そうな言い方をするくらい気合を入れていたのはおそらく私だけ。

母も妹も、ウキウキルンルンって感じで出迎えてくれた。


息子を預けてまで行ったことで色々な感情になった。
色々な感謝の気持ちを忘れないでいたいと思ったので、感情の整理をしながらまとめておこうかな。


まずは何をしてたん?ってところについて。
私のやってきた種目の大会の審判。
今は育休なのでやっていないけど、部活動の顧問もしている。

私は、ずっと審判をしてきて、色々な大会で審判することができるようになってきている。
自分の中では今までやってきたことが活かされる場所としてとても大切にしている。

だからこそ育休で間が少し空いたことで、「その場所がなくなってしまうかも」「技能が落ちてできなくなっていくかも」「もう必要とされなくなるかも」ってことが不安になってしまった。

今回は今まで一緒にやってきた人が多くいる大会だったため、今の私の不安も理解してくれ、なんなら「無理しないでほしいけど、来てくれたら助かる」とも言ってくれた。


色々思ったことがあったけど、久々に緊張感を感じたのと、普段の何十倍も動いたため足がパンパンに張っているし、なによりも眠すぎる。

眠いことを打つ暇があれば、進めたらいいんだけど、頭がまわらない…。


また、しっかりと整理したくなるかもしれないけど、一旦終わって実家へ帰る道でほわーっと沸き上がってきた感情だけ忘れないように残す。
特別新しい感情ではない気もするけど、それだけは残す。


よし、やる。

嬉しかったこと


挨拶に来てくれた。
育休前と同じ光景だけど、同じことをしてくれるんだってことが嬉しい。今までと同じ流れにまた私は帰っていけるんだってことが何より嬉しい。
私は今少し離れているけど、戻ってきても大丈夫って言ってくれているような気がした。

「そこまでして来なくてよかったのに」って言われなかった。
悪気なく、なんなら親心で「そこまでしなくても休みなんだから専念したらいいねんで」って意味で。これ思われてないかなって気にしていたことやから、そんな素振りを全く感じずにいることができた。

お昼を人と食べた。
お昼ご飯、日頃ほっとんどない人と食べる機会。美味しい。

間が空いたけど、今までと変わらないポジションで働かせてくれた。
前と同じ働きができるか不安ではあった。でも実はブランクを気にしているのは私だけかもしれないということに気づいた。まだもう少し本格復帰はできないけど、質を落とさないようにしたいってやる気出た。

息子の事を忘れて、集中することができた。
忘れてってのはなんかちょっと良くないことのような感じになるな…もちろん完璧忘れたわけではない。でも審判中とか、人と話しているときは "母” ではなく一人の人として独立できている気がした。
母の私も気に入っているし、毎日楽しく幸せ。
でも、私は母でもあるし、私でもある。
本当に久々に、私だけでいられた時間があった。


実は最後のが一番うれしかった。

母としてではないところで人と関わる。
とても尊いことだと思った。

そして、それを感じたからこそ母としていられることの尊さを再認識できた。


きっと、こういった『嬉しい』を感じられるんじゃないかな、感じられたらいいなって思ったから私は今回母や息子にお願いをしたんだと思う。

こんな風に思えたのも、みーーーーーーんなのおかげ。

おかげさまで。ありがとう。


これからもたくさん感じるであろうこの気持ち。その都度無視したりせずに大切に大切に感じていきたい。




ただ、7時間ぶりに息子に会えると思ったら、やっぱりソワソワしちゃった。
「あー会いたいな。泣いてないとは聞いたけど、やっぱり会ったら会いたかったよーみたいな感じになるかな」なんて思いながら車ぶっ飛ばして(法定速度内。)帰った。

私の方が「会いたかったよー」丸出しで手洗いうがい着替えを済ませて顔を見に行く。
「おー帰ったか。そんなに急がんでもよかったのに」と言わんばかりの表情。いや表情は何も変わらない。すんってした息子が出迎えてくれた。


そこだけは、感じられると思っていた『嬉しい』とはちょっと違っていた。


それでもいいんだ、私は会いたかったぞーってむぎゅーっとして、母の私に戻った。

さみしい思いさせてすまん。でもおかげでとても素敵な一日になったよ、ありがとう。


「ほんで?」って聞こえてきそう。




では、また。


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