ブックオフのオンラインストアでは、入荷お知らせメールというサービスが存在します。要は、探している本やCDの在庫が入荷したらメールが来る、というサービスです。

書籍、コミック、CDなど、無駄かもと思いつつも登録していると、数年に一度くらいは意外に入荷したりします。

ここ数年、メールのチェックもあまり真面目にやっていなかったのですが、たまたま気付いたときに、熊谷幸子のシングルが入荷とのメールが。

日本の女性SSWですが、実に凝った作曲の技を見せてくれる素晴らしいシンガーです。

せっかくなのでお知らせが来たシングルを買おうと思いつつ、送料が無料になるように、一緒に買うものがないかと探しましたが、あまり優先順位の高い入荷待ちは他に無し。

そこでダメ元で、110円CD投げ売りコーナーを覗いてみることにしました。
最近バーゲンコーナー漁りもしていなかったので、とっても久しぶり。

そしてうろうろしていたら見つけたのが、メイ・マッケンナのソロアルバムでした。

1974年にアルバム1枚だけを残した、Contrabandというエレクトリックトラッドバンドでボーカルを担当していた女性です。

https://www.discogs.com/artist/269616-Mae-McKenna

https://www.discogs.com/master/720786-Contraband-Contraband

たまたま最近なんとなくContrabandのことを思い出して、どんな音だったかな～、と聴き返したところだったので、「メイ・マッケンナ」という名前に目が留まったのかも知れません。我ながら、よくもまあソロアルバムの存在すら知らなかった癖に気付いたなあとは思いますが・・・。

それで調べてみたら、ソロアルバムも何枚か出していたのですね。ブックオフに入荷すれば110円で買える「ナイトフォーラーズ」は4枚目のアルバムでした。届いたところでライナーを見ると、高橋健太郎さんが書いていて、以前にトランスアトランティックレーベルから3枚ソロをリリースしていることにも触れられていました。

改めてこの初期アルバムを検索してみたら、なんと昨年2023年に3in2で再発されていたようです。

これは割安な再発ですね！
アルバム3枚分で2000円台前半なのは割といい感じ。

ファースト、セカンドは国内でも紙ジャケ再発もされていた模様。

サードアルバムはこれまで単体でのCD化がなかった作品のようです。

いや～、まさかブックオフを覗いたところからブリティッシュ・トラッドの再発アルバムに行き着くとは予想できませんでした（笑）。