「ちょイケじぃじぃの独り言」: 日経ビジネス【共闘スタートアップ/ソニーに学ぶCVC活用術】
1 はじめに
私の頭の老化防止のため、関心があった「日経ビジネス」を定期購読してい
て、自由時間は十分あるので、気になった記事を整理しました。
2 今回の特集 : 「共闘スタートアップ」(ソニーに学ぶCVC活用術)
(1) 「失われた30年」を続ける日本を尻目に、長期の経済成長を謳歌する米国
だが、両国の差はテック大手「GAFAM」など世界を制する企業の有無である
日本の主要株価指数は米国の主要株価指数に水をあけられているが、「GA
FAM」を除くと、日米の株価に大きな差はない。
爆発的な成長を支える仕組みは、有望なスタートアップへの出資を通じて
成長に必要な技術を持続的に取り込む「コーポレートベンチャーキャピタル(
CVC):企業の事業資金を新興企業に供給すること」である。
(2) 日本企業のCVCは、協業の成果が上がらず規模を縮小したり、高値づかみ
で損失を負い撤退したりと失敗を繰り返してきたが、失敗と挫折を経て、ス
タートアップとの共創に成功する大企業が増えている。
(3) 2022年にスタートアップがCVCから調達した金額は全世界で約15兆円(調
達件数:約5000件)で、10年前に比べて金額は10倍、件数は5倍と、ここ10年
で世界的に広まり、突出しているのが米国(世界の過半を占める)である。
(4) 日本政府は2022年に、「スタートアップ投資に関するガイドライン」や「
スタートアップ育成5ヵ年計画」を発表し、新興企業への年間投資額を現状の
10倍超となる10兆円規模まで引き上げるとした。また、日本企業の内部留保
500兆円の数%でもCVCに流れれば巨大なインパクトになる。
(5) 日本のCVCの代表格はソニーグループで、国内外の約170社に出資し、事業
面で連携して出資先の技術を取り込み「ソニーらしさ」を引き出し、ソニーG
は日本企業が戦略的にCVCを使う時代の幕開けを象徴している。
(6) 企業独自の経営課題を自力で克服するには限界があり、CVCを介してスタ
ートアップと協業し、「業態転換型」「本業追及型」「グリーントランスフ
ォーメーション(GX)型」で成長を目指す企業を紹介している。
3 その他の内容
(1) 身長の短縮は40代で始まり、70歳代になると加速する。身長が2年間で0、5
㎝以上縮んだ人の死亡リスクが26%上昇することが研究で明らかになった。
(2) 中国政府は電気自動車や太陽光発電など「質の高い」産業にこれからの経済
成長を託そうとしているが、新産業だけでは、これまで中国経済を支えてき
た不動産セクターの落ち込みを埋められない。
(3) リクルートの調査によると、2024年卒予定の大学生の7割が就職活動で「
特定の地域で働く」組織を志向し、社員の価値観や働き方が多様化する中、
転勤制度を見直す企業が増えている。
(4) 燃焼させても二酸化炭素が出ない水素を利用した「水素調理」に対応した機
器が登場している。燃焼時に水蒸気が発生するため、ガスや炭火に比べてジ
ューシーに仕上がる利点もあるが、現在の燃料コストはプロパンガスに比べ
て約3倍で、本格的な普及にはコスト低減がカギとなる。
4 「ちょイケじぃじぃの独り言」
日本の主要株価指数が「GAFAM」を除いた米国主要株価指数と比べ、大きな
差がないとの本誌の記事を見て、私は内心ほっとした。「失われた30年」が続
き低迷する日本経済が「CVC」を通じて、少しでも活性化してもらいたいと思
う。
大学の教授が本誌で、①CVCに期待するのは、起業して間もない投資リスク
の高いスタートアップの育成である②CVCの多くは一定のリスクを許容してス
タートアップに伴走してくれる頼もしさがあり、スタートアップは大企業のブ
ランドや流通チャネルという経営資源を利用でき、そのアイデアや技術を効率
的に商業化できる可能性がある③大企業はスタートアップと分業しながらイノ
ベーションを創出できる④大企業で経験を積んだ従業員がスピンアウトしたス
タートアップの成功率が高く、事業会社が有望な事業アイデアを持った従業員
の副業を容認したり、従業員の独立を支援したりする施策が必要であることな
どを述べている。
高度経済成長やバブル景気等で元気な日本社会を経験した私達世代にとって
今の日本社会は元気・活力がなく、これからの日本社会では「自己責任での自
己実現」がベースになるような気がする。
私には「宝物の女の子の孫」が二人いて、上の子が小学6年生になり自分の意
思(密かに自分なりの夢を持っているみたい)で中学受験にチャレンジしている
そのため行っている塾の宿題が多く、かつ難しくて(小学6年生の限界をはるか
に超えている)大変そうであるが、逃げずに頑張っている姿を見ると私も自分の
シニアライフをしっかりと過ごさなければならないと思う。
今の私には、「頑張る孫」を暖かく見守ることしかできないが、この試練を
乗り越え、「密かに持っている夢🟰自己実現」に向けてチャレンジしてもらい
たい。
最後に、私は運動での「体」の筋トレやnotoでの「頭」の筋トレなどで健康
寿命を伸ばす一方、「宝物の孫」の世話をして、働きながら子育てをする一人
娘を私なりにサポートしていきたい。
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