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「ちょイケじぃじぃの独り言」: 日経ビジネス「三井住友FG 未完の太田改革」【超金融へカラを破れ】

1  はじめに

  私は関心があった「日経ビジネス」を定期購読し、自由時間は十分あるので
 気になった記事を整理しました。

2  今回の特集 :   「三井住友FG  未完の太田改革」【超金融へカラを破れ】

 (1) メガバンクらしからぬ発想で業容を拡大し、「剛腕バンカー」で鳴らした太
  田純・三井住友FG前社長が、昨年11月、すい臓ガンで急逝し、65歳で生涯
  を終えた。
   今年3月に開かれた「お別れ会」での礼状には、『愚公山を移す :  努力を怠
  らず続ければ、どんな大きな事も成就できる』の座右の銘がしたためられ、
  三井住友FG幹部が「大局観と繊細さを持ち合わせた、決断の人」と口をそろ
  える。
   三井住友FGは、金融政策の正常化を目前にして、けん引役を突然失うとい
  う新たな試練に向き合うことになった。
 (2) 太田前社長は、楽天銀行、楽天カード、楽天証券、楽天生命保険など金融決
  済領域を拡大し、「楽天経済圏」をつくりあげた『楽天』への強烈なライバ
  ル心を持ち、2023年3月に開始した、個人向け新サービス「Olive(オリーブ)
  」を先導した。
   * 「オリーブ」とは、銀行口座とクレジットカード、デビットカード決済
     がセットのオンラインサービスで、ネット証券最大手SBI証券、ネット
     保険専業ライフネット生命保険などの機能をスマホアプリ上で組み合
     わせられ、サービスを使えば使うほどポイント還元率が高まることが
     特徴である。
 (3) 太田前社長は、中堅・若手社員のアイデアを基に新会社を立ち上げ、発案者
  にトップを任せる「社長製造業」と呼ばれるプロジェクトを生み出し、電子
  契約のSMBCクラウドサインやeKYC(電子的本人確認)のポラリファイなど、
  設立されたベンチャーは10社に上る。
 (4) オリーブは、ID連携によりポイントは統合されるが、ポイントのID自体が
  バラバラで顧客からみてわかりにくいという「弱み」は残り、専門家は、『
  経済圏競争は「ポイントと決済との融合を前提とした」質が問われる時代に
  なる』と指摘している。

3  その他の内容

 (1) 日の丸半導体復活への期待が高まる中、日本でも有望なスタートアップも育
  ち始め、AI半導体や次世代パワー半導体といった成長分野で、省エネを強み
  に技術を磨く。
   日本でも半導体スタートアップへの投資は拡大しているが、その規模は世
  界的に見ればまだ小さい。
 (2) カナダの研究者らにより、よく使われる体格指数(BMI)と違い、ウエスト・
  ヒップ比は肥満度合いとほぼ正比例し、死亡リスクにも強い因果関係が認め
  られることがわかった。
   * BMI=体重(kg)÷[身長(m)×身長(m)]
     ➡︎ 25以上が肥満
     ウエスト・ヒップ比=ウエスト周囲径÷ヒップ周囲径
     ➡︎ 男性0.90超、女性0.85超が肥満
 (3) 多くの企業が大幅な賃上げを実施する中、経営体力が限られる中小・中堅企
  業は流れに乗り遅れ、若手社員を中心に、より良い処遇を求めて転職する動
  きが増えているだけに、人材定着に向けた対策は急務である。
   食事代の支給や住宅費用の補助といった福利厚生サービスの強化で、処遇
  改善を図る動きが相次いでいる。

4  「ちょイケじぃじぃの独り言」

  前回の本誌で、ダイキン工業の井上会長(89歳)と十河社長(75歳)の若々しく
 凛とした姿が紹介され、今回の本誌では、志半ばで急逝した三井住友FG太田前
 社長(65歳)が紹介され、私(70歳)には、ビジネスの内容よりもその対比が気
 になった。
  私は、以前から三井住友銀行の口座を持ち、新しいことに挑戦しようと思い
 「オリーブ」を利用しているが、生命・自動車保険や証券では違う金融機関を
 利用し、特典などもあり、その変更まではなかなか踏み込めないのが実態で、
 「オリーブ」の新規口座開設で20歳代以下が約50%を占めている理由もわかる
 ような気がする。
  「オリーブ」を使ってもポイント還元などのメリットはないが、毎回の入金
 ・出金データがメールで届くので安心感はある。
  私は、あることがあってから、十数年間毎日、家の近く(歩いて2分)にある神
 社⛩️を参拝し、自分のこと・家族のことをお願いしている。
  ポジティブな気持ちを持ち続けることもネガティブな気持ちになることも、
 どちらも70歳代の私にとっては、精神的にしんどいこともあり、なるべく心に
 余裕を持ち、運に任せるようにしているが、それはそれで、今振り返ると、う
 まくいっているような気がする。
  私は、3年前に、現役を退職し、これからの自由時間を「どう過ごそうか」と
 思っていた時、娘から「小学4年生になると、学童保育の受け入れ体制から子供
 がなかなか学童保育に行きたがらず、学校帰りや夏休みなどの子供の世話をし
 てもらえないか(お小遣いも出すので)」との相談があり、引き受けることにし
 た。
  引き受けてからは、Googleで調べた「孫育ての心得10ヶ条」や「孫育てでの
 祖父母のメリット」を参考にした。
  孫は家に帰っても寂しくないし、私と一緒に学校や塾の宿題ができ、娘も心
 配しないで仕事ができるので、とても喜んでくれ、私も「生きがい」ができて
 本当に「この運」に感謝したいと思う。
  孫は、自ら中学受験を希望し、地元でも「宿題が多くて難しい」ことで有名
 な塾に行っていたので、私は、あくまでも孫の自主性を尊重して「勉強を嫌に
 ならない」ことだけを意識し、『応援団長』として4年生から6年生の3年間寄
 り添い、孫は、本当によく頑張って志望校に合格した。
  その間、色々のなことがあったが、今振り返ると、やはり「運」がサポート
 してくれたと思うことがたくさんある。
  * 孫育ての心得10ヶ条
    ① 育児の主役はパパ・ママ、祖父母はサポーター
    ② パパ・ママの話を聞く
    ③ 今と昔の子育ての違いを知る
    ④ とがめるより、補う
    ⑤ 他の子と孫とを比べない
    ⑥ 手・口・お金は出しすぎず、心と体力にゆとり「断る勇気を持つ」
    ⑦ 「ありがとう」「ごめんなさい」を言う「親しき仲にも礼儀あり」
    ⑧ 孫の褒め役、「夢の最高応援団」になる
    ⑨ 自分のライフスタイルを大切に
    ⑩ 老いていく姿を見せる
    * 孫育てでの祖父母のメリット
    ① 新たな生きがいが持てること
    ② 孫から刺激を受けて老化防止につながること
   最後に、私は運動での「体」の筋トレと資格学習やnotoでの「頭」の筋ト
  レで「老いと闘える最後のチャンス」である70歳代を私なりのハッキリした
  姿勢で過ごす一方、「宝物の孫」の世話をして、働きながら(夫は単身赴任中
  )子育てをする一人娘をサポートしていきたい。




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