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【ネタバレ注意】King Gnu FCツアー大阪1日目ライブレポ④ 〜演出で当たり前のように人の曲の音源を使うバンド...からの至福の時間

はじめに


この記事はFCツアーのライブ演出やセットリストに関するネタバレを含みます。幕張公演に参加予定の皆様は、特に今回のライブに関してはライブを最大限に楽しめなくなるおそれがありますので、閲覧の際は自己責任でお願いいたします。

てっきり新規インストかと思いきやまさかのwww


「Vinyl」の演奏を終えた後、おもむろに舞台の外へはけ始めたメンバーたち、何事かと、客席は不安そうな空気に。そんな中にかかり始めた聴き覚えのない楽器の音楽。管楽器や弦楽器の重厚なオーケストラで少し神々しい感じのサウンドです。
一瞬割と本気で「次のアルバムとかに収録してくるかもしれないKing Gnu監修の新規インスト」ではないかと思いつつも、「なーんかどっかで聴いたとあるような無いような…」という感じがしてきていると、急に画面にメンバーが歩いてる姿が映ります。それが映った途端、観客がどっと沸きました。一瞬その理由がわかりませんでしたが、見づらい画面を真横から頑張って見て、やっとその理由に気づきました。
あれ?メンバー、ホール屋内の外側の通路歩いてね?
それが何を意味するか、すぐに繋がりました。なるほど、ひょっとして…。そんなことを考えていると、今度は流れている曲に動きがありました。なんと音源の中でめっちゃ外国人のアーティストが歌い始めたのです。そして曲が盛り上がりに向かうにつれてメンバーが敬礼を。会場からは歓声(と笑い声)が起こります。この敬礼を見て、私はようやくこの音楽がなんなのか分かりました。
「あー、アルマゲドンね…!!!笑」

(↑引用「Aerosmith - I Don't Want to Miss a Thing (Official HD Video)」/エアロスミス公式YouTubeチャンネルより)

映画を見ているため、確実に一回はフルで聴いているはずなのですが、恥ずかしながら、有名なサビを聴くまでこの曲だと気づけませんでした私…笑
会場ではサビに辿り着き、感動的な雰囲気の中で、King Gnuメンバーがステージに現れました。なんとメインステージの反対側、後方部でした。さっきまで全く気にも留めなかった、黒い布が被せてあったスポットが、正方形のステージになっており、周辺の観客からは5メートルも無いほどの距離にメンバーがいるわけです。これは嬉しいサプライズ(近い席いいな〜w)そして、そこにはカホンと、ウッドベース、アコースティックギターが置かれています。熱心なKing Gnuファンならこれだけで分かります。
アコースティックコーナーだ!!!

メンバー登場の演出はさっき決まったらしい…笑

 メンバーがアコースティックコーナー専用のステージに到着すると、拍手鳴り止まぬ中で、トークが始まります。どうやらファンクラブ企画として4月から企画されていた「レディオヌー」を、ライブ会場でやるようです。(6/16現在、本編ゼロなんですが、まだー???
トークの中で、演出に使う楽曲を「映画アルマゲドン」の主題歌「I Don't Want to Miss a Thing(エアロスミス)」にするということは、ついさっき決まったらしいことがわかりました笑(そういうのって事前に著作権利者に申請出すんじゃないの?www)2021AWの「マツケンサンバⅡ」といい、最近King Gnuはライブ演出で他人の曲を惜しげもなく使うなあwww

このトークセッション、結構長く展開されたのですが、細かいことは忘れてしまった&結構グダグダで内容は控えめだったので、ライブ近辺の他の方のツイとかを見てくださいwww(トークはネタバレじゃない説で結構みんな呟かれてて、情報もあるので。)


第2部1曲目は、久しぶりの披露となるあの曲

第2部のアコースティックコーナーは、バンドサウンド全開の第1部とは異なり、向かい合うメンバーの小さなステージで奏でられるアンサンブルに耳を傾ける時間。スタンド席含め、座ってゆったりと美しい歌声に浸る時間となりました。
2019AW以来となるアコースティックコーナーにワクワクしながら耳を澄ませると、1曲目の演奏が始まりました。1曲目は「Don't Stop the Clocks」。コロナ禍に入ってからのおよそ2年間ライブでは全く演奏されていない楽曲ですが、私は特に好きな楽曲。歌い出しから心の中はとんでもないことになっていました。「King Gnuって普段のバンドサウンド全開のガチガチに音を詰め込んだ、足し算で作ってる楽曲もいいんだけど、この曲みたいにシンプルで、でもしっかりと基礎が組み上がっている器楽的な、引き算で作ってる楽曲も最高なんだよね。」ってきしょい顔で思わず語りたくなるような至福の時間でした。正直この1曲を聴けただけでも十分価値がある、そんな感じでした。
この曲、ライブで聴くと特に新井先生のウッドベースの存在感がすごいです。

第2部2曲目、このアレンジはライブ初披露かな?

大好きな「Don't Stop the Clocks」の後は、またトークセッションを挟み、アコースティックステージ2曲目の演奏に移ります。常田さんのギターのかき鳴らしから始まるイントロ。聴き覚えがあるけど、なんか新鮮…!…って、「ロウラヴ」じゃん!!
なんと、2曲目は「ロウラヴ」でした。「Don't Stop the Clocks」の後って、そのままアコースティックの「Bedtown」にいくイメージだったので意外でした。(自分は実は今回のライブ、一番聴きたい曲に投票してました。結論から言うと聴けませんでした…泣
新鮮と感じたのも当然です。「ロウラヴ」のアコースティック版は多分ライブで演奏されるのは初めてだからです。(一応YouTubeとかに、動画はあります)
まさか、この曲のアコースティック版を生で聴けるとは…。しかもYouTubeにある音源はどれもフル尺ではなかったと思いますが、ライブではフルでやってくれました。普段のライブでのバンドサウンドの時の終盤の「委ねたならーーーーーーあーあーあーあ-あ-あ-あああああああああああああaaaaaaaa!!!」のエフェクトが入らない、生歌の歌唱はなんだか新鮮に感じました。

いつもだとアコースティックコーナーは2、3曲くらいで終わってしまうイメージでしたが、今回のライブではまだまだ続きました。この次に演奏されたのは、…まさかのあの曲でした!!

次回に続く!


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