リュックサックのお米

本日もビミョーなお天気です。朝は少しポツリとしたのでカッパを着て娘は登校しました。あちこちのお店が開店する9時に私も行動を始めます。

うん、雨はギリギリ大丈夫そう、と運動がてら徒歩にて買い物に行くことにしました。最近は腕にカバンをかけると本当に疲れるのでリュックの出番です。買い物したものも割れやすい卵やお汁の出るお魚など以外は結構リュックに入れられます。それに、こけそうになっても両手があいていれば安心です。

足取り軽く4店ほどまわり、最後に寄ったお久しぶりのお店でまた見つけてしまったのです。

お米、を。

我が家、何よりも白いご飯が好きな集まりなのです。お高いお米でなくてもよくて、とにかく白いご飯がいいのです。特に主人と娘は。

私はチキンライスもカレーも丼ぶりも大好きです。しかもつゆだくで。それに反して後の2人はご飯にお汁がかかっているのがいやなのです。娘にいたってはおかずやふりかけなしで白いご飯“だけで”食べています。それほどご飯が好きな家族で、お米だけはきらさないようにと在庫を気にする毎日です。

そしてたまたま寄ったお店でたまたまお安いものを見つけてしまった、運命です。レジを済ませてから考えます。
「他のお店の買い物もあるし…どうしよう…また肩にかつぐ?」
「・・・!」
「リュック~♪」

お店のサッカー台は誰も使っていない、すみっこで場所をおかりして入れ替えです。中身を全部出しチャックを全開に。10キロのお米はすっぽり綺麗に収まりました。背負ってみます。
「いける」
両手には他のお買い物がかかりますが、お米をかつぐことを思えば楽勝です。

歩いていてふと両肩に感じる重さが懐かしくなりました。なんだろう…

答えはおんぶした子供が“寝た時”の感じ、でした。抱っこ派だった娘をおんぶした記憶はあまりないのですが、起きている時のふわっとした感じから寝てしまった時にズシッと重さが変わる感じが何とも不思議で覚えています。

お米の10キロはただその重さそのものでした。娘の10キロがいつ頃だったのか思い出すことはできませんが、起きている間はそれよりも軽くおんぶや抱っこをしていました。何とも不思議な現象です。

今はとてもおんぶや抱っこはできませんが、数年前のかんばっていた頃の自分をたまたまですが思い出せて、ちょっと笑顔になれた日になりました。

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