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スポーツチームに海外資本を導入①|バイオマスプラスチック産業

ご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、「スポーツチームに海外資本を導入しよう」というテーマで、私の考えを発信していきます。

少子高齢化による経済悪化に悩まされる日本。
日本市場が縮小していくこれからの時代、海外に目を向けていく必要があります。

スポーツチームが海外の資本を取り入れる上でのアイデアを発信したいと思います。


バイオマスプラスチック産業と連携して、「SDGsを実現するスポーツチーム」へ

私が考える、スポーツチームの海外資本導入の1つの方法、ならびに目指すチームの形は、

”バイオマスプラスチック産業と連携して、SDGsを実現するスポーツチームをつくる”

というものです。

SDGs(持続可能な開発目標)という言葉が世界中に広がり、それを実現するための技術が生み出され続けています。

その1つである、バイオマスプラスチック産業と連携したスポーツチームをつくることで、

・大きな海外資本を取り入れる
・SDGsを実現するスポーツチームであるというブランディングをつくる

という2つのメリットがあると考えます。
詳しく説明していきます。


バイオマスプラスチック産業とは?

そもそもバイオマスプラスチックって、何かご存じでしょうか。

日本バイオプラスチック協会(JBPA)では、バイオマスプラスチックを
「原料として再生可能な有機資源由来の物質を含み、
化学的又は生物学的に合成することにより得られる高分子材料。」

と定めているようです。

少々難しく感じられますが、分かりやすく噛み砕いて説明すると、
”植物や動物由来の生物資源(=バイオマス)から製造されたプラスチック”
といったところでしょうか。

通常、プラスチックの製造には化石資源を利用するため、環境に負荷がかかります。
しかし、バイオマスプラスチックは再生可能な生物資源を原料とします。

バイオマスプラスチックは、地球温暖化の原因となる、”二酸化炭素排出量の削減””資源の持続可能な利用”が期待されています。

これまでのプラスチック製品は、バイオマスプラスチックに置き換わる可能性が高いのではないかと私は考えます。

バイオマスプラスチックには、大きく2つの種類があります。
ここでは説明を割愛させていただきます。

強調したいのは、「バイオマスプラスチックが今後の社会において重要な役割を果たすのではないか」ということです。


タイで急成長するバイオマスプラスチック産業

近年、タイでバイオプラスチック産業が急速に成長しています。

日本バイオプラスチック協会によると、
タイのPLA(ポリ乳酸)ペレットの輸出量は、2016~2019年にかけて
”107倍”に増加
輸出量は”世界第3位”だそうです。
※PLA=バイオマスプラスチックの種類の一つ

タイでバイオマスプラスチック産業が成長している理由は、
バイオマスプラスチックの製造に必要なキャッサバやサトウキビの生産量が多いことが影響しているようです。

タイで成長するバイオマスプラスチック企業と日本のスポーツチームが
スポンサー契約を結ぶことができれば、、、

タイの企業と日本のスポーツチームの双方にメリットができると思います。


バイオマスプラスチック企業とスポンサー契約を結ぶメリット

①海外資本の導入、市場開拓

日本のスポーツチームは、成長著しい東南アジア市場からの資本を導入することで、スポーツチームの財政基盤を強化できます。

新しいスポンサーからの資金は、チーム運営や施設の改善、選手の育成といった、多方面への投資で活用できるでしょう。

対して、タイの企業にとっては、日本へのシェアの拡大が期待されます。
日本市場への進出のために、スポーツチームを利用して広告することができるでしょう。

②SDGsを実現するスポーツチームの実現

タイのバイオマスプラスチック企業との連携により、持続可能な社会の実現に貢献するというポジティブなブランディングをつくることができると考えます。

”チームユニフォーム”や”観戦時の飲料容器”など、スポーツチームの活動のあらゆる場面にバイオマスプラスチック製品を使用する。
これは環境への配慮を示し、ファンやコミュニティからの支持を集める良い方法となり得ます。

SDGsに貢献するスポーツチームであるということを示すことができれば、
チームの社会的価値も向上し、更なる収益拡大にもつながると考えます。


私は近い将来、今回のような
”日本のスポーツチーム”と”海外企業”とつなぐというビジネスをしたいと考えております。
詳しくはこちらをご覧ください。


おわりに

今回は以上になります。
ご覧いただき、ありがとうございました。

日本のバイオマスプラスチック産業も成長を続けているでしょう。
そのため、外資が入り込むことによる、国内産業へのデメリットは考えられます。

今回の記事はあくまでも、
日本経済縮小する中、海外に目を向けるという、新たなマインドセットの必要性を訴えるためのものです。

成長を続ける外国産業をの力を借りて、日本のスポーツチームもビジネス的に成長する。
さらに、今後の社会におけるトレンド(脱炭素社会、持続可能な社会)もおさえることで、チームの社会的価値も向上させる。

これから日本スポーツビジネスを向上させる上での1つのアイデアとして
ご覧いただけますと幸いです。

ありがとうございました!

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