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あなたへの5つの質問│青ブラ文学部

山根あきら。さんの企画
「あなたへの5つの質問」に
参加させていただきます。


設問1のパートナーについて述べたいと思います。

Q.1    の内容については
   埋め込み記事を
   ご参照下さい。


私は75歳です。
妻は69歳です。

当然、私が死んだ後は、妻はどうするか?、という問題については話しあっています。

私:「わしが死んだ後は、もしもいい人見つけたら、わしの事は忘れ、その人と幸せになって欲しい。」

妻:「もうおとうさんで十分、他の人とか考えられない。生涯おとうさんの霊を弔うつもりよ。」

私は妻の言葉を聞き、妻の決意を知ったのですね。

結論から先に述べると、お互いが
「生涯最後の相手」と考えているという事ですね。


これでは説明にならないので
ここに至る経緯を述べます。


過去に私は大病を患い、半年に及ぶ入院と退院後のリハビリに明け暮れました。

当然、給料は減額処分です。

二人の幼子を抱えた妻は、身体が弱いにもかかわらず、家計費を補うため、バイクによる新聞配達を始めたのですね。
真夜中の1時から近くの新聞屋さんまで徒歩でいき、新聞屋のバイクを借りて、配達に行きました。
慣れないバイク、転倒したり
川に転落しそうになったり、
正に命がけの仕事でした。

そんな苦労を微塵も見せず、
私を慰め、支えてくれた。
そんな妻に感謝しました。

妻の支えもあり、体調は回復し、会社も暖かく雇い続けて
くれたのですね。


私は、その時の恩をお金で返すことにしました。

私は60歳で退職しましたが、6つ年下の妻は、当時54歳でした。

国民年金基金は60歳まで掛けられます。
妻が54歳の時から私は妻の為、国民年金基金を支払う決心をしました。

退職金のうち、妻のため、国民年金基金に年に約100万円、総額約500万円を投入しました。

勿論、退職金も二人の財産ですから、妻を説得して、了解を取り付けました。
これは、妻の老後の資金計画です。


妻も国民年金を受給できる
65歳となり、国民年金の月額約65000円の受給額に加え、
国民年金基金の月額約15000円を足すと、合計受給月額8万円になります。

それのみにとどまらず、銀行の個人年金に400万円を投じて、月額1万円を受給しています。

したがって、妻の年金受給額は、月に9万円となります。

仮に私が死亡した場合、遺族年金が月額5万円程度加算されます。

妻一人でも、苦しいながら
生活できる金額ですね。

仮に、妻も年老いて、施設に入ったとしても、経費のホームなら、何とかなりそうです。


妻の老後の経済計画を立てた
いきさつから、妻は私に、今では感謝しているのですね。


簡単に言えば
「妻の恩を私の退職金というお金で返した。」ということです。


これが、妻の冒頭の返事に繋がって、結論となります。


私達は、固い絆で結ばれているのですね。
その間には誰も入って来れないような。


ついでに、設問3の
「愛か?お金か?」について
述べたいと思います。

愛だけでは生きていけません。
生活費のみでなく、レジャー費も必要です。

「お金ではなく愛だ。」
との答えに愛は具体的に何を意味しますか?
という答えは

「やはり最小限のお金と最小限の思いやり。」

としか述べようがありません。


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