飯田橋から神楽坂を登っていたら、気になる看板を発見！

調べてみたところ、やはり有名店らしい。本店は大阪にあり、関東で食べられるのは、ここ神楽坂店だけみたいだ。

店内に入ると照明が暗くてシックな基調、店員は礼儀正しくて高級な雰囲気。普段慣れていないので、逆に落ち着かない…。入口の券売機で食券を買うところは庶民的には落ち着く。

最近、食べ歩きをするようになってから一期一会の出会いを求めて、色々盛られているものを注文するようになった。今回は『特製鶏soba』を注文。

「紙エプロンをご利用されますか？」
「はい。お願いします」

手渡されたのは、白色で紙製の強く結んだら切れてしまうような紙エプロンではなく、不織布の黒いエプロン。

まずはスープから。なんだこれはっ！
なるほど、ポタージュのように濃厚な鶏白湯スープだ。しかも、エスプーマでふわふわ泡立っていて、とてもクリーミー。うん、看板通りだ。

存在感のあるゴボウの素揚げもパリパリして美味しい。スープに浸してシナシナにしても二度美味しい。

チャーシューは豚、鶏、鴨の３種類。味玉は黄身が濃厚なオレンジ色でしっかりと味が染みていてる。麺は中細麺でスープによく絡む。さすが３年連続受賞されているのも納得する（なんの賞であるかはよくわからないが…）

値段にふさわしい美味しさで満足して完食。

店を出るときに、店先まで見送られて「行ってらっしゃいませ！」の掛け声がちょっと恥ずかしかった。

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