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全ての授業を終えて

みなさんお久しぶりです。

タイトルにもあるように、
スウェーデンの大学で履修予定をしていた全ての授業を終了しました!!

長いようで短かった2セメスター。
ほんとに周りに助けてもらいました。

私がこの最後の勉強期間に気を付けていたことは、
「勉強に時間を費やしすぎないこと」です。

以前まで、私の勉強におけるモットーは、
「持てる時間を(すべて)費やして、課題に取り組む」でした。
朝から夕方まで友達よりも長く勉強して
周りから心配されたり、学生の鏡だと褒められたり…
それが私の勉強の仕方でした。

しかしある日、友達から「人は数時間しか集中できないから、
その数時間でタスクを終わらせようとする方が効率的だよ」
と言われました。

その言葉はどこかで聞いたことあるなあと思いつつ、
実際に長時間勉強できていたので
頭の片隅に、その言葉を置いて普段通り生活していました。

私のマインドセットが変わったのはその数週間後のこと。
ある日友達に言われた言葉でした。
その子は私の勉強スタイル(時間に制限を設けずに勉強する)を知っていて
私がいつも、「勉強しなきゃ…」と言っているのも聞いていました。

その日もいつも通り、最近の調子はどうかという話になって
私は「課題がこんだけあるからちょっと大変だけどまあやるしかないね」
というようなことを言いました。
すると彼女がいつにもまして真剣な顔になって
「私はあなたの状態をほんとに心配している」という言葉を放ちました。

その時、本当に雷に打たれたように
「私が今いる状況は、私にとってほんとに良くないんだ」
「私は、勉強に時間を費やすぎて、人生において損をしているのでは?」
ということを実感しました。

その会話をしていた時、私と彼女はパーティー会場にいたので
その言葉の重みと会場の華やかさとのギャップが胸に刺さったのを
今でも鮮明に覚えています。

なんとなく「ずっと勉強のことを考え、
そのストレスにさらされながら生活すること」が自分に良くないこと
だということは知っていました。
でも「長時間勉強している自分はカッコいい」だの、
「課題の質を上げるには長時間勉強するべき」だの思っていました。
ですが、その親身な友達のおかげでやっと今自分がしていることの重大さ
に気付くことができました。

そこから、私の勉強におけるモットーは、
「数時間、全集中して勉強する。最低限のことができていればいい。」
になりました。

優等生だった今までの学生時代からは考えられないような発言ですね。
自分でも驚きです。

でもその言葉は怠惰でも、不真面目でもなくて
人生の楽しみ方を教えてくれてるような気がします。

勉強時間を決めて勉強し始めてから、暇な時間ができ、
ギターを練習し始めたり、昼寝したり…
友達と遊ぶ以外に、自分のために過ごす時間が増えました。

何も考えずにぼーっとする時間がどれほど心にとって大切か
ということを思い知らされましたね。

勉強を頑張りすぎることもできますが、
それが長い目で見た時に得かどうかは人それぞれ。
高い目標を持たずにほのぼのと生きるのも
それはそれでよいのではないでしょうか。

とは言いつつ、
少ない時間で勉強していましたが
一番高いグレードをとりましたよ(笑)
わからないものですね(笑)

勉強中心の生活から、自分中心の生活へ。
これは、これからの私の人生においても
重要な教訓になりそうですね。
その友達に本当に感謝しています。

みなさんも、頑張りすぎることはできますが
それをするべきかどうかを今一度考えてみてはどうでしょうか。

 "take it easy"
See you next time :)



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