先生になるまで 教員採用試験

こんばんは
先生ニキです🧑‍🏫

大学4年生となり教員採用試験がやってきました!
私は20年間育ってきた地元で先生になるため、
地元で恩返しがしたいというおもいで
他の自治体を受けず、地元一本でした!

今回はどんな対策をしたのかを含めてお話します。
①何が試験なのか
これが1番大切です。テスト項目は自治体によって異なるので、よく調べてください。私の受けた自治体は、筆記(一般・教職教養、専門教養)、実技(教科による)、集団討論でした。

②どんな問題が出ているか調査しよう
私は満遍なく勉強できるほど学力は高くないので、傾向を調べました。一般教養はポテンシャルでしたが、教職教養は教育心理、教育史、教育基本法等、出題範囲がわかりやすかったです。
専門教養もスポーツについてや指導要領、保健分野と対策がしやすいものでした。

③どのように対策するか
筆記の対策は要点のまとめてある参考書を、何周もしました。分厚いのを時間をかけてやるのではなく、同じ参考書を何周もして何度も間違えている箇所を重点的に対策しました。
実技の内容も調査済みだったので、4年生になってその実技を履修し、先生に見てもらいました。
集団討論も何度か対策講座を受講しました。
このときに一般教養が解けなさすぎて、高校生の頃に勉強をしてこなかった事を後悔します。

④過去問を解く
過去問を解いていると気づくのですが、「あれ?これ何年前の問題にも出てなかった?」と過去問から出ることが多いことがわかりました。そして、解けば解くほど自信となりました。

そんな対策をして、2日間に及ぶ教員採用試験に挑みます。
もちろんハプニングもあります。
実技試験ですが、ハンドスプリングで肩が脱臼して本番直前でハマったり、緊張しすぎてレイアップシュートを外しましたし、実技はあまり記憶はないものの、筆記は解き終わった後、こんなに解けたのは人生初ってくらいの自信でした。

そして筆記だけですが自己採点をしてみました。
7割超えと自分の中ではなかなかの点数!

そして無事1次試験を突破しました。
2次試験へ挑みます。
2次試験は小論文と面接、模擬授業です。

大学は教育学部ではないのですが、
大学の先生や友人に面接や授業を見てもらいました!
私の地元が大学から遠いため、
過去に受けた人が少なく情報が全然ありませんでした。そのため、やれるだけ色々やって行きました。

噂だと「禁忌質問」的なのはあると聞いていました。例えば「島の学校へ勤務してもいいのか?」という質問に対して「無理」と答えると落ちる。
そんな質問があると噂で聞いていました。
私の自治体に島はない。関係ない。
と思っていました。

正直何年も前のことなので、小論文や模擬授業のテーマ、面接で聞かれたことは覚えていません。
唯一覚えていることは、
「もし採用が支援学校の勤務でも大丈夫ですか?」
という質問にしっかり、
「無理です。中高志望です」とドラフト会議の指名拒否なみに解答しました。

これ禁忌質問なのかな?
この年しっかり採用試験は不合格でした。
いや、これだけではなく、その他の面接も、模擬授業も小論文も書けた感じがしなかったので、
自分のなかでは仕方ないなと思っていました。

こうして採用試験に敗れた私。
ただ1次試験合格者は次年度講師をすると
1次が免除になります。
講師登録を済ませて連絡を待ちます。

しかし連絡は一向に来ません。
連絡が来たのは卒業式が終わり、
地元に帰って来た3月下旬でした。

もう来ないかと諦めていましたが、
なんとか連絡が来て安心しました。
しかし勤務校を聞いてビックリました。
「〇〇支援学校でお願いします。」

こうして面接で無理と言った
支援学校で講師をすることが決まりました笑
そしてこれが私の先生人生を大きく変えます。

その辺の先生が先生になるまでの記録ですが、
読んでいただき、ありがとうございます。
「スキ」をしていただけたら、
また頑張って書こうと思いますので、
読んだよ程度で押していただけたらと思います。

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