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若いってイイね!

こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
ちょうどこの時期は男子サッカーのU23アジアカップ兼パリ五輪予選が行
われています。
サッカーにとっては五輪はワールドカップよりも下の位置付けとなるので
参加は年齢制限ありで所属チームからの招集了承義務もありません。
ただ、今後のサッカー界を背負うであろう次の世代の活躍の場でもあり、
特に欧州の各クラブはスカウトを多く送り込んで、日本をはじめとして各
国の選手をリサーチしており、選手にとっても今後の運命を決めるかもし
れないという重要な場です。
日本代表も欧州のトップリーグで活躍する久保建英選手などを招集できず
、主にはJリーグの所属選手を中心にした招集となりました。
今回も大学生を含めて、すでに欧州に渡っていても招集に応じてもらえた
選手やクラブのBチームに所属する選手なども揃っています。
グループリーグでかなり苦戦し、韓国にも敗れてしまってかなり追い込ま
れた中で、苦しみながらも25日(日本時間)に行われたカタール戦を何と
か勝利し、準決勝にコマを進めることができました。
色々な選手が注目される中で私が特に注目しているのが、写真にあるFC東
京所属の二人の選手です。
たぶん、目ざとい女性ファンからはJリーグの試合でも熱い視線を向けた方
も多いのではないかというイケメン2人です。
松木玖生選手と荒木遼太郎選手です。
同じチーム所属する二人のコンビネーションなどは多くの評論家からも高
く評価されており、松木選手は3名いるチーム内のゲームキャプテンにもな
っており、まだ若いながらも大きな期待を背負った選手です。
今回はそんな二人の若者をネタに色々と話してみたいと思います。

改めてこの二人の足跡などは辿る必要もありませんが、プロになる以前から
も実力を備えた選手です。
私が注目しているのがこの二人のメンタルと考え方です。
とにかく、この二人は試合中の目つきがとにかく良いです。
ハンターの目といった感じの目つきで、ミッドフィルダーながらも前に出る
動きやゴールに迫る動きなどは本当に素晴らしいです。
色々な選手がいる中でもこれだけの目つきを持った選手はあまり見かけませ
んし、今すぐにでも欧州に武者修行に行って欲しいくらいの選手です。
もちろん、年代別の代表にも選ばれるような選手だから能力がスゴイことは
間違いありませんが、やっぱり気持ちの問題というかメンタルの強さという
か、そういったものがプレーにも出て来るところが魅力かもしれません。
サッカーの場合は能力のある選手が居ても、チーム競技である以上は周囲の
選手やスタッフとの関係性も重要になります。
パスが来なければ活躍できないし、チャンスがなければ仕事ができないとい
う面もあります。
以前、アルゼンチンと練習試合をテレビで観ましたが、アルゼンチン相手に
臆するようなところもなく、戦う姿は非常に好感を持てました。
大抵は能力のある選手だったとしても、競合といわれるチームとの対戦では
それなりのプレッシャーもかかりますが、そういうのを感じさせないプレー
は本当に清々しいくらいで、アルゼンチンを圧倒したのはいうまでもありま
せんでした。
今回のU23アジアカップでも怯むことなく前に出る姿勢は非常に良かったと
思いますし、25日のカタール戦でも追い込まれながらも何とかしてしまう戦
いぶりは非常に良かったと思います。
確か、アルゼンチンとの練習試合でも最初押し込まれたにも関わらず、最終
的には逆転して更に突き放すといった戦いぶりを見せていました。
いい意味で空気を読まないプレースタイルは素晴らしいと思います。

今回どうしてこんな話題を持ってきたのかというと、今の若い者はとか、Z
世代は煮ても焼いても食えねえといった話に対する反論もありました。
良く考えてみてください、昔の選手たちにこんな人たちって居ました?
もちろん、まぐれでブラジルに勝ったりしたこともありましたけど、残念な
ことにこんな目した選手は見たことがありませんでした。
本田圭佑氏や中田英寿氏のような人も居ましたけど、目つきは全然違いまし
た。
先人たちも多くの苦難を乗り越えて世界に出て活躍はしましたが、この二人
はどうあろうがそんなことは全く気にせずにプレーできるかもしれません。
もちろん、英語などができるかどうかっていう問題もありますけど、この二
人に関しては臆せずにやり合ってくるだけの胆力がありました。
韓国戦では審判の問題もあって、ある意味肉弾戦に近い感じにもなって、冷
静に見ればもっと落ち着けって感じもあるんですが、「舐められたらやられ
るだけ!」って言い切って、メンチを切っていたのは感動しました。
(もちろん、エキサイトし過ぎて手を出したり、ラフプレーに走ったらダメ
ですけど・・・。)
韓国は日本に対する意識もそうですけど、勝つことに対する執念が日本より
直接的なところもあって、兵役だったり色々関わってくるので向こうのプレ
ッシャーは比較にならないくらい大変だったりします。
そんな中でも凄い目つきでメンチ切ってるのにはある意味感動しました。
たぶん、私も性格的にはそういう感じがメチャクチャあるので、そう思っち
ゃうところはあるかもしれませんが・・・。

もちろん、経験不足だったり、恐れ知らずの部分もあるとは思いますけど、
自分も若い時はそういう危険なところもいっぱいあって、周囲の大人にはか
なり迷惑をかけたと思います。
もちろん、最近は親や大人の影響もあって悟ってしまって、諦めてしまう若
い人が多いのも事実です。
でも、それって本人たちもあるかもしれませんけど、そういう環境を作って
しまった大人、親の問題なんじゃありませんかね・・・。
私ももちろん同罪の一味ではあるんですが・・・。

仕事で採用面接だったり、色んな場面で若い人と会うこともあります。
そうした時に時々ですけど、いい目してたり、いい考え方してたり、そんな
若い人に出会ったりすることもあります。
本当にそういう人に出会って話ができるっていうのは楽しいし、嬉しいし、
自分にも勉強になったりします。
もちろん、みんながみんなっていう訳ではありませんし、時々そういう人に
巡り会うからいいのかもしれません。
これからの未来は少子化によって、若い人の数はどんどん減っていきます。
そんな中で色々と不安を掻き立てるような人も多いですけど、それだったら
若い人をどうグローバル環境で育てるとか、どう世界で戦わせていけるかっ
てことを考えて欲しいとは思います。
大抵はいい年したおっさん・おば様、ジジババにしても若い時に誇れるよう
な人だったとは思えないんですけどね。
もちろん、ご立派だった人も多いかとは思いますけど、過去の栄光にしがみ
ついているような人に限って、大きく脚色されて事実とはかけ離れた武勇伝
を語っているに過ぎないように思えます。
私も人には言えないような悪いこともいっぱいしたので、人に語れるような
武勇伝なんてありませんし、今となってはこんな状態になった社会に対して
何かできないのかっていうくらいの悪あがきはありますが、そんな中でも松
木・荒木両選手のような人もいるわけです。
こういう人がいるって本当に楽しいと思いますし、これからもこんな選手が
もっと出て来ないかと思えば本当に期待も持てます。
もちろん、ベテランや安定した成熟期の選手もいますけど、一皮も二皮も剥
けた若い選手たちがしのぎを削って頑張っている姿っていいじゃありません
か?
U23アジアカップも次は準決勝でいよいよ五輪出場をかけた更なる厳しいス
テージを迎えます。
この二人以外にもいい選手がいっぱいいるし、そんな選手たちが活躍するの
って本当にいい世界だと思いますよ。

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