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中牟礼貞則氏 91歳現役ギタリスト

こんにちは南仙台の父です。
今回は写真の方、ジャズギタリストの中牟礼貞則氏の話です。
1933年3月生まれの91歳の現役ジャズギタリストです。
今でも東京のライブスポットで活躍されている方です。
私の若い時からギター・音楽系雑誌では頻繁に取り上げられていたくらい
のこの業界ではレジェンドといっても過言ではありません。
この方の凄いのはプレイ自体だけでなく、91歳になった今でも立ってギタ
ーをプレイされているところでしょう。
座って弾くタイプのギタリストも多い中で今でも立って弾くスタイルを続
けるのは並み大抵のことではないと思います。
米国でもレス・ポール氏(レスポールモデルの開発で有名)が94歳まで現
役でギグをやっていたのは有名ですが、さすがにレス・ポール氏も座って
弾いてましたからそういう点では中牟礼氏の凄さがわかります。
先日も誕生日にちなんでライブスポットで演奏されたそうです。
私もギターを弾いてますけど、ロックなどで活躍してたギタリストとかも
90歳で現役、90歳でギターを壊す・燃やす、観客に罵詈雑言で煽るといっ
た人がこれから出て来るかもしれません。

私もギターは弾いてますが、結構担いで立って、その上で30分程度ライブ
をやるだけでもかなりの体力を消耗します。
ギター自体は軽そうに見えて意外に重かったりもします。
また、弾くこと自体もそこそこのエネルギーが必要な上、譜面を見ながら
弾くスタイルだったりすると老眼だとかなりきつかったりします。
もちろん、ローディーの人とかいれば別ですけど、自分で家からライブや
練習場所までギターを担いでいくのも結構のエネルギー消費です。
そうしたことをこの年齢でやっていること自体がスゴイと思いますし、果
たして自分が仮にそこまでの年齢まで生きたと仮定して、そんな体力やら
気力があるのかどうかも疑問です。
(たぶん、それだけの体力や気力があったらする可能性は高いですが。)
たぶんプロとしてずっと活動されてきて、これが仕事であることも大きい
ように思いますが、嫌いなことであれば絶対に続かないでしょうし、目標
やら努力やらも当然必要なはずです。
こうしたところもずっと長きに渡って続けられたことが、継続は力なりと
いう言葉そのものなのかもしれません。
もちろん健康面だったり精神面でのコントロールなんかも大変だと思うの
ですが、ずっと第一線で活躍できるのはサラリーマンとは異なった環境で
あることは間違いありません。
自営・経営者であれば自分の仕事を長く続けていくことができますが、こ
れもその責任だったり実行だったりが伴っての話です。
おそらく、成長する気持ちがないと挫折したり、途中でイヤになったりも
しますから、そういう点では継続は力なりというのはかなりの精神力が必
要なのかもしれません。

まあいつまで弾けるかわかりませんが、ギターも続けられればヨボヨボに
なっても弾き続けられたらいいなとは思います。
そのためにも成長し続けられるような姿勢を持って、健康と仕事もきちん
とコントロールできるように続けていければと思います。
某米国一流大学の偉い経済学者の先生が言う、集団自決にならないように
するためにも・・・。

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