旅行前に公民館(我々よりも年上の男の大学生が二人先に椅子にかけて観ていた)ぽいところで妹と時間潰しにテレビ画面でアニメ映画を観ることになり、途中から観始めた。(映画の内容は忘れた)

エンディングロールが流れた頃、両親が迎えに現れて一緒に出て行って、旅行前にお店で弁当か何かを物色しに見ようとしていた。

その頃から前歯が前に出ていくような感触があって、気になって口の中で舌で歯を押したりなぞったりしていた。そうしたら１本口の中で歯が抜けてしまって、動揺して私はそばにいた母に、

「歯が抜けちゃったみたい」

と言って歯を見せました。(その前に公民館を出た時に、花壇に刺してあったガラガラの取手みたいた置物を勝手に抜いて、『よくないな』と思い、差し直している)

だけどそう言っているうちにも口の中では血の味と共にぽろぽろと歯が抜けていく感触があって(リアルだった)、吐き出すと片手にいっぱいの自分の歯が抜けていた。虫歯や詰め物の歯があるはずなのにきれいな感じの歯だった。

１本ならともかく、こんなにたくさん抜けてしまうのは何かの病気のサインではないかと私は慌てるが、

母「◯◯もやっとそういう時期が来たのね。抜けていく時期はあるけど、こんなに一気だとはね」

また母「10日後変わるぞ」

父も別に慌てた様子はなく私のことを見ている。
私は半泣きになりながら

「え、歯って大人になって抜けるものなの？つまり歯って２回生え変わるってこと？？」

言いながらどこかのお店に入っていて、そこには歯に詳しい医者がいる設定で、受診ではないけれどお店の人に慌てて同じようなことを聞いた。

すると、立ち聞きで正式な受診ではないのでお医者さんも問診はできないけれど、何かのミニブックのページを見せてくれ、優しく

「自分でも調べてごらん」

と言ってきた。
私は泣きながら、あと、お医者さんの落ち着いた様子から『あ、歯が抜けたのは自然なことなんだ』と受けいれつつ、

「はい、調べてみます、ありがとうございます」

と、示されたページを真剣に読んだ。特に歯のことが書かれてはいなかったけど、真剣に読んだ。

そこで目が覚めました。
覚めてから、『大人になって歯が抜ける時期があり、歯は２回生え変わる』という考えがやけに信ぴょう性を持って私の頭の中にあってびっくりしました。
でも、『あれは夢なのだから、２回なんてないよね』とだんだんと思えるようになりました。

そして歯が抜ける感触はとてもリアルでした。口の中で抜けた歯がガラガラある感じ、抜けたところから出る血の味、手に持った時の歯。

夢の中の私は、今よりも若い頃みたいでした。大学生前くらいですかね。
でも、母から言われた言葉に『大人』とか出てきたので、夢の中での私の像は大学生前から今の姿までスペクトラムだったのかなぁと思いました。

久々にこんなにすごいリアルな感じの夢を見たので、忘れないように即書きました。

私の方でもこの夢のことを調べてみようと思いますが、もし夢に関心のある方がいらっしゃいましたらぜひ分析してみてください(笑)
その際はどうぞコメントをください。
現実の話で話せるところは回答します。