皆様お疲れ様です。
スポーツ予想全般してますが、やっぱり野球が無いと寂しいですね。
しかし来月にはWBCもあるし甲子園もある。そうこうするとプロ開幕となりますね。
今シーズンはどんなドラマが待っているのかワクワクします。

あの頃には絶対戻らないし自分と関わる人間には同じ失敗をして欲しく無い。そういった思いで経験を綴っています。
まだまだ続きは長いですが、どうぞお付き合いを。

巨人はもう良い。そのまま負けてしまえ。
その他の3試合は意地でも死守しなければ…。

お願いします！！と念を込めながら携帯で巨人戦を見ていたダゾンから野球速報アプリを開きました。

すると…。

目を疑いました。全ての試合において点が入っている。それも1点では無い。複数点。

全部相手チームに。

は？何のドッキリよ。
もう胸をぐーーーっと締め付けられた感覚になりました。失恋に近い感じですね。なんとも言えない声出すのもきついようなあの感じ。

車の中で運転している友達に言いました。
もう家で観戦する必要無くね？もう帰ろうや。と。

完全に意気消沈。頭の中は後悔しか無い。なんで30づつとか暴挙に出たんかい。冷静に考えたら4つ共取れるとかそんな都合の良い事あり得んやろが。

ごめんなさい。本当にごめんなさい。許して下さい。

誰にかわかりませんがとにかく謝ってました。
すると、運転していた友達が言いました。

まだ回は浅い。諦めたらいかん！何度も修羅場を乗り越えて来たやろう。と。

けどなぁ…。そうは言ってもこの展開は…。

そうこうしているうちに飲み会場の家に着きました。
そこの友達も一緒のチームに行っている為、家に付くなり、
おいおいおい。全負けあるぞー。と言ってましたが、自分がまさか4試合で120も行っているとは知らない…。

運転していた友達は一旦車置いて来ると言いその場を離れました。
異様な凹み具合の自分を見て友達も何か只ならぬ勝負してるな。と察し、会話も無くただひたすら攻撃チャンスのチームをチャンネル代えながら見ていました。

しかし一行に点も入らずむしろ点を取られながら4試合共中盤に入りました。既に巨人は7点差ほどついてました。20点取られろクソ巨人と暴言を吐いていました。

それはそうと車を置きに行った友達が来るの遅いなぁ。と思っていた頃ようやく彼が来ました。

えらい遅かったやん。もう見るのも嫌で飛んだかと思ったわい。と言うと彼が遅かった理由は先祖代々守って貰っている神様がいるのですが、その神様にお祈りに行ったと。
今まで事ある毎に守って頂いている神様に正直に話し今回だけ守って下さい。とお願いに行ったと。

その話しを終えた瞬間。

TVから、『打ったーーーーーーーーホーーーームラーーーーン』
広島バティスタが3ランを放ち逆転しました。

え？うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。まだ中盤！丸勝ちまで行ける！

そうしてると村上がパカーーーーン！
ヤクルトが逆転してました！！
脳汁がダダ洩れして来ました。

行ける行ける行ける行ける
2勝2敗まで来た！
せめてチャラで今日終えて下さい。友達を守って下さっている神様、どうか宜しくお願い致します。と神様の方角に向かって拝み倒します。
酒も一気に近い状態で飲みまくり。

広島が後一点取ってヤクルトがそのまま行けば、後はソフトバンク。ここが勝てば今日は勝ちで終わる。クソ巨人は一生点取られとけあほ。
と酒を飲み神様に拝み脳汁出しながら応援に熱が入ります。

終盤になり無事ヤクルトは更に1点追加しました。脳汁出る。酒飲む。
広島も追加点。脳汁出る。酒飲む。

そしてなんと、ソフトバンクもその勢いにつられたのか柳田が打ち逆転！！

うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ

叫びまくり、飲みまくり、拝みまくり、脳汁出しまくり

神様～
涙が出て来ました。

その後

なんと

ジリジリと点を取っていた巨人が岡本のホームランで7点差をひっくり返したのです。
あの歴史的なゲームにその頃のＭＡＸ額をツッコミ応援していたのです。

うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ
巨人まで分絡んだーーーーーーーーーーー
流石巨人やーーーーー信じていたぞーーーーーーーー
脳汁出し尽くしました…。

分勝ち含めて4戦全勝、全て消えました。
その後も野球で色々ドラマがありましたが、今現在でもあの夜が一番最高の夜でした。本当に忘れられない。あんなに凹みあんなに興奮しあんなに脳汁出した夜は無い。

次の日目覚めて一番最初に野球速報アプリを開きました。
夢じゃなかった。酔っぱらっての妄想でも無かった。

100を消した。たった4時間で。

神様、この時消せずに100そのまま負けていたら違う思考が出来たでしょか。
いや、一発目の巨人の時に負けていたらあのような事にはならなかったでしょうか。

ここを消してくれたのはまだお前に見せる地獄はこの程度では無いとの判断だったんですね…。

つづく