見出し画像

野球勝敗予想に出逢って…③

皆様お疲れ様です!

ここでの連載コラムは自分の経験を通して失敗しながら学んだ事を語って行きます。
最後までお付き合い頂いた方は、きっと自分のような失敗はせず勝ちに繋げる知識が増えると思います。

それでは早速つづきを…


無事(!?)に巨人が勝ち支払いをせずに済みました。
気分は100ぐらい勝った気分。
消せただけで決して儲かった訳では無い。
が、ギャンブルの極意とは自分が支払う事が出来ない状態になる時に勝つ時なんですね。
とんとん拍子に勝つ100とこれで負けたら再起不能の100では価値が、いや、快感度がまるで違う。

元大王製紙の井川さんがこんなニュアンスで言っていました。
ここで負けたらもう人生終わりの金額はその人によって100なのか1000なのか1億なのか違うけどその場面のヒリヒリ度合いは一緒である。と。

まさにその通り。
脳汁出まくるあの快感を求めて人はみな勝負する…。
まだ自分がその状態である事には気づいていなかった。
単なるお金を増やしたい。それだけだと思っていました。

そして、勝ったり負けたりを繰り返しながら徐々に負けて行き、クレカのキャッシング枠もMAXになった頃激ヤバ週がやってくるのです。


週のしょっぱなから負け負け負け負けどこ行っても負け。
大きい額は行って無いのにここまで負けるかと言う状態でマイナス100近くまで行きました。
もうやばい。仕事どころでは無かった。一発で消したいけど負けたら▲200。そんな勇気は無い。

一緒になって同じ所に張って負けてた友達とどうする?と相談していました。ここで止めて支払う選択肢など毛頭無い。てか100の時点でもう支払い無理。

絞って消しに行こう。と決めました。
4試合に30づつ120張る。負けたら220。全勝ならプラスに返り咲き。

巨人
広島
ソフトバンク
ヤクルト

オール出し

そして同じイキメの友達と別の友達の3人で宅飲み観戦しました。
その家の主は自分がまさかそんな状態になっているとは知らずその人間も同じ4球団に行き楽しく観ようとしてました。

金曜日でした。

仕事を終えて友達の家に行く途中プレイボールとなりました。
運命を共にした友達の車でダゾンと野球速報を見ながら車中で願いを込めてました。

巨人はあの時綺麗に消してくれた菅野!今日もやってくれ!

先頭バッター四球、本当に怒りました。
次のバッター四球、助手席で叫んでました。
次のバッターヒット。先制点取られました。もう無言。唇はわなわな震えていました。
次のバッターホームラン。その瞬間他の試合にダゾンのチャンネルを変えました。

1敗は仕方ない…。そう思い他の試合に魂を込めました。

すると、とんでも無い出来事が…。


つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?