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尻にカメラを入れました

この間、大腸カメラの検診を受けました。
明日から夏季休暇なのでそのときのことを書きます。

検診を受けたきっかけ

もとから腹痛が起きやすい体質で検診も検討していました。
最近になって腹痛の頻度が高くなり無視できないと感じたため、検診に踏み切りました。

1.事前問診

大腸カメラの検診は計3回通院します。
1回目:事前問診
2回目:カメラ入れる
3回目:結果発表

最初は事前問診を受けます。
検診を受ける理由、大腸にかかわる困りごとなどを先生に話しました。
その後、検診当日の流れについて説明を受けて終了です。
帰りに液体の下剤250mlを渡されました。

2.当日

7:00に下剤を飲みます。
味はスポーツドリンクみたいです。
超すっぱいので水で薄めて飲みました。
水8:薬2くらいの分量で薄めたので合計2Lほど飲まなくてはいけません。
つらくて飲み切りませんでした。

準備

9:00 病院にINすると、トイレ付の個室に案内されました。
カメラ前に腸を空にするためです。
個室はテレビが付いててゴージャスなマンガ喫茶みたいでした。
めちゃくちゃ快適です。

個室に入ると2Lの液体の下剤と麦茶を手渡され、以下の手順で下剤を飲み続けるように指示されます。
 ①下剤を10分かけて飲む
 ②下剤を10分かけて飲む
 ③麦茶を10分かけて飲む
 ①~③を繰り返す
麦茶を飲むのは失われた水分を補給するためです。

医療用の下剤はお腹がぜんぜん痛くなりません。
自然に便が出ます。
これにはとても感動しました。
ぜひ日常的に服用したい、と思うほどです。

(何がとは言いませんが)途中から既に何も出ない状態が続いていたのですが、スタッフさんのチェックは厳しいです。
出し続けるともっと色が薄くなるので、その状態を目指して出し続けるよう指示されます。

しかし、もうお尻が限界でした。
ウォシュレットを受け付けないくらい門はボロボロです。
泣きながらスタッフさんに訴えるとストップがかかりました。
いよいよ検診です。

カメラをIN

検査着に着替えてオペ室に入ります。
ベッドに寝かされお尻に潤滑剤を入れられました。ズボって。
なぜか「オスッ」って言ってしまって気まずくなりました。

モニター前まで移動し少し説明を受けた後、鎮静剤を注射されました。
目の焦点が合わなくなり、少し頭がグラグラして「うぉ~気持ちいぃ~」と思ったら意識がなくなり、起きるともう終了してました。

この鎮静剤が最大の感動ポイントでした。
寝る前もとても気持ちいいのですが、なぜか寝起きがとてもすっきりしていました。
自分は睡眠の質があまり良くないので、こんな気持ちいい寝覚めは数年ぶりでした。
(正直、これを体験するためにまた受けたいと思いました)

しばらく休憩した後、カメラの映像を観ながら先生の解説を受けます。
ポリープがあったので切除したとのことでした。
(ポリープ切除は「簡易手術」として保険が適用されます)
「きれいな腸です」とほめていただきました。
腹痛は内臓起因ではないとわかり、ちょっと安心です。
一方、根本解決が難しいのかもというがっかりもありました。
当日わかるのはこの程度なので、詳しくは後日しっかり結果を報告していただけるとのことです。

3.結果発表

まだこれから結果発表を控えています。
どんな内容が発表されるのか楽しみです。

感想

「痛みや不安がないように」というクリニック側の気遣いがいろんなところに感じられました。
他所がどうなのかわかりませんが、とても快適に終えることができて感謝です。

内臓は普段メンテナンスができない箇所なので、専門家にちゃんと診断してもらえると安心します。
お仕事のストレスがなかなかすごかったのですが、体を労わることでストレスの軽減につながったとも感じます。
腸に限らず、やはり定期的に検診を受けて体の状態をチェックしておくのは重要だなと実感しました。
歯医者とかね。