見出し画像

綾羅木郷遺跡

中山神社に続いて、綾羅木町の散策です。

綾羅木郷遺跡では、弥生時代の集落と古墳時代の埋葬跡が見られます。

遺構検出時の様子

遺跡の発見は、明治時代。
1898年に寺屋敷地区で弥生土器が見つかり、調査を開始したのが1956年になってから。

弥生時代の竪穴住居跡を復元
古墳時代の竪穴住居跡の内部

遺構から見つかっている物で面白いものがある。

壺には入れ墨を入れた人の顔、不思議な形の女性の人形にも首の下には入れ墨があります。

魏志倭人伝にも倭人は顔に入れ墨をしているとありましたね。
この他にも、祭祀に関連するような土笛や男女の性器をシンボル化したものも見つかっている。

岩谷古墳
前方後円墳(5世紀中頃に統治していた人のものかも)
墳丘墓(1〜4世紀)
貯蔵用の竪穴

綾羅木郷遺跡のとなりにある考古博物館には、遺跡で発掘された貴重な遺物や当時の集落での様子を見る事ができます。

原始、古代の年表

年表には、中国、韓国、日本の歴史が時代によって比較できるようになっていて、古代からの人々の流れが想像できます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?