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大隈重信記念館

佐賀市内にある大隈重信生家と記念館に行ってきました。

大隈重信生家は、江戸時代に建てられた木造瓦、茅葺の二階建ての建物です。昭和40年に国の史跡に指定された、武家屋敷様の史跡になっています。
二階には、増築した重信候の勉強部屋があり、隠し階段の作りになっていました。

生誕地の碑
片田江小路と呼ばれる城下町
城下町絵図

生家の隣に記念館が併設しています。

大隈重信候の像
大隈家の家系図
年譜
弘道館時代

藩校の弘道館で学ぶも、朱子学や葉隠には興味を示さなかったようで、教育制度の改革を唱えて、学生仲間を扇動したようです。

弘道館で問題となり退学後は、枝吉神陽率いる「義祭同盟」に参加し、同時に蘭学を学ぶようになっていく。

致遠館にて英学を学ぶ

致遠館での出会いが、大きく大隈重信候の思想に影響を与えたようです。
しかし、生涯自筆で文字を書かなかっというのは、不思議ですね。

最初の妻、美登との子 大隈熊子
女性の権利や精神性を尊重した

女性の教育や政治参加にも柔軟な考えを持っていたとされる重信候。
女性の本領は愛情だと考えていたようで、気が短く計算高い男性よりも、女性の本質を活かす事で世の中が上手く行くと考えていたよう。

政治家の頃には、福岡の玄洋社のものに爆弾を投げつけられ、右足を切断するという災難にも遭うが、義足を使い怯む事なく、教育と政治に邁進していった。
総理大臣も二度務め、太陰暦から太陽暦に改め、貨幣制度を見直すなどの近代国家の基礎を創った人物です。

入場料は、大人330円


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