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日本一の称号を賜った


2003年時のリーグ優勝の時に故星野監督は「あぁ~、疲れた」が第一声だったかと覚えています。

あぁ~、疲れた

あれからもう25日経ちファン感謝祭も済みました。当選者の皆さまは楽しまれたことでしょう。そして転バイヤーは地獄道へと堕ちてください。

チケット争奪戦に敗れ、7試合とも同じスポーツバーへ通った

マジで転バイヤーは地獄道へ転生してくれ。どの試合も全滅しましたよ。
そこで思い付いたのがスポーツバー観戦
一応、スポーツ観戦以外の目的で行ったことはあるんですよ。
革新派の人たちに交じってデモ行進に参加したのですが、二次会が何故かスポーツバーでした。
理由がとてもくだらない。
「注文が個人別だから幹事が楽」
アホかとバカかと。
全国あちらこちらに「市民」として参加する方もいらっしゃるでしょうからそういう配慮なのですかね?(´・ω・`)

15年振りに訪れたスポーツバー、同じ場所で営業していた

ただ、15年前と同じ店舗なのかどうかは存じません。同じような雰囲気の場所がそこにはありました。
だが、
「当店はダーツバーでございます。日本シリーズ観戦でしたら系列の店舗がこちらにございます。と丁寧に案内されたのでした。
丁寧なご案内に感謝致します。

第1戦 京セラドーム大阪 オリックスバファローズ対阪神タイガース

その日は府民の森ほしだ園地へ行ってました。
私市駅から電車を乗り継ぎ、京阪本線は遅れていて、ミナミ到着は18時44分。
そこからテレビ放映を実施している店舗さんへ移動しましたから19時頃に到着だったでしょう。
点が入り始めたのは入店した後のことでした。
結果0-8での圧勝。会場は大盛り上がりでした。

帰りに、駅の改札前でレプリカユニフォームを着た若者たちに話し掛けました。
京セラドーム帰りではなく、別のスポーツバーで観戦していたとのこと。
1人だけがオリックスファンで残りは阪神ファンでした。
「阪神が勝ちますよ」とのネタで(オリックスの勝利を力説していた)彼をイジる形でしばらく会話しておりました(・∀・)
そちらのスポーツバーは1ドリンク制で安そうでしたが、私が通っている方は阪神、オリックス双方のファンをエリア分けしていて、気に入っていたのもあったし、今更変えるつもりはないかなと伝えておきました。

第2戦 同カード

この試合からは予約を取りました。
当日に店舗さんから電話があり、「阪神サイドと、オリックスサイドのどちらがよろしいでしょうか?」 といった内容でした。「それとグルメサイトのポイント使用ですので会計前に申し出てください」とのことでした。
アパートの廊下で同じ階に住む上官にお会いましたので同行することになり1名追加。試合前には水かけ不動さんにお参りして来ました。
これで1勝1敗。

移動日(月曜日)

雨の中、福島区の恵美須神社にて必勝祈願をして参りました。
阪神タイガース、オリックスバファローズ両チームが善戦し、阪神タイガースが日本一を勝ち取りますようにという内容です。

第3戦 カードが変わり、阪神甲子園球場 阪神タイガース対オリックスバファローズ

試合前に生國魂神社で必勝祈願を致しました。
追い上げ及ばず連敗。バファローズが2勝1敗と先行することとなりました。

某SNS には、「あと3勝で日本一です!!」と書き込みました。
それに「笑いスタンプ」を押した奴が居たので、「阪神の日本一を嘲笑するお気持ちが私には理解致しかねます」と理由を付けてそいつにはグループから去って頂きました。
阪神タイガースにはニワカは不要です。

第4戦 同カード(甲子園2戦目)

試合前に羽呉神社(大阪市浪速区)に必勝祈願。
酒と米菓を供え、3連勝を願って参りました。

今では珍しい東京チカラめしが経路上にありましたので腹ごしらえをしてから会場入りしました。

しかし、

隣のテーブルに重度のニワカが(´・ω・`)

才木投手が指から出血

「才木はよ代えろや!!」 → 5回1失点6奪三振の好投

桐敷投手が同点に追いつかれる

言うとは思っていたが、「桐敷なんか代えろ代えろ!」 → 同点に追いつかれつつも問題なし。石井投手がその後を抑えて7回終了。
尚、そのニワカがどういう采配を唱えていたかは記憶に非ず(´・ω・`)

佐藤内野手が失策

佐藤さんに罵声を浴びせました。
すかさず眼鏡を外し(外すと僧侶顔じゃなくなる)、タバコ箱を持ったままテーブルをバン!し(テーブルにダメージが少ないけど、効果的に大きな音が出る)、ニワカにガンを送りました(大阪ではメンチを切ると言います)。

中野選手がバント失敗

それでも懲りずに「中野なんか代えろ代えろ!」 → 代えろじゃなくてお前(そのニワカ)が帰れ
と、ギリギリ届く程度の音量より大き目で呟く(´・ω・`)

↑ここまでやっといて大山さんのサヨナラ打では喜ぶのかよ(´・ω・`)

最後まで見ずに早く帰ってプロスピなりパワプロなりでご自身の好きな采配をしてたら良かったんじゃないですか?
野球がどういう球技がわかっていないようだが、望んだ通りだけのプレイしか発生しないものじゃないのですよ。

第5戦から姿を見ることは無かった。
味方へのヤジは、最悪、そのレプリカユニフォームを着た人にボコられるので絶対にやめましょう(´・ω・`)

第5戦 甲子園最終カード

羽呉神社に酒と米菓を唱えて、昨日の神恩報謝と連勝祈願。
験を担ぐ為に東京チカラめしで同じメニューを食べて会場入り。

7回表の森下外野手の後逸には本当に力が抜けた。
でも、今日はニワカが居なかった。両隣とも、「外野手の後逸は絶対にやったらあかんけど、これはバットで取り返すしかないな」で一致していました。

8回裏、森下選手の3ベース。
失策を帳消しにしたところか、無かったことにさえしてしまった値千金の決勝打。
もちろん信じてましたけどね(・∀・)

帰りはそのまま電車に乗らずに韓国料理を食べようと歩いていたら、「阪神タイガースの歌」1~3番をエンドレスで流れているのが聴こえて来る。
そのまま音楽の元へ辿り着くと焼肉屋さんでした。
雰囲気も良かったので終電も無視して帰りは歩きました(・∀・)

移動日(金曜日)

必勝祈願の為に大津市の近江神宮へ。
祈願内容は「あと1勝させてください」でした。

第6戦 カードが変わり、京セラドーム大阪 オリックスバファローズ対阪神タイガース

お仕事を取りに行く為の選考会でその日はクタクタで必勝祈願へ行けませんでした。申し訳ございません(´・ω・`)

逆王手」、これ、実は誤用なんです

藤井聡太八冠にコメントでも賜りたかったですね。
相手から王手を躱して逆に掛けることです。
相手からの王手を躱さずに王手を掛けると自分の王将が取られます。
故に誤用でしかありません。

残り1枚づつ、どちらが勝つかはわからない 実は他の競技で適切な用語があるのです

競技かるたでは、双方残り1枚づつになった場合、運命戦となります。
読まれる札は、自陣の札か、敵陣の札か、空札。
勝つには、自陣の札を取るか、敵陣の札を取って自陣の札を相手へ送るかで自陣を札無しにすると勝ちになります。

運命の最終戦

午後から洗濯をしていて、廊下で上官にお会いしました。
検査入院を控えていたので断酒していたのですが、「是非とも行きたい」とのことでした。

羽呉神社で必勝祈願。東京チカラめしで食事。
卵が売り切れだったのが唯一の不安材料でした。

押せ押せムードでした。
9回表の森下選手のタイムリーでは3人程倒れてましたね。スポーツバーはテーブルや椅子が高く、そういう事態にも想定してあるようで全員無傷でした。
途中、を鳴らし始めた危険そうなのが現れたので、例のごとく眼鏡を外しました。
後ろを向いて他のモニターを見ながら応援してました。

あとは普通に野球をして、普通に勝ちました。

横田慎太郎さん逝去時にはウル虎期間に、球場へ入れずとも参拝は欠かしませんでしたし、何回必勝祈願をしたことでしょう。泣くかと思ってたけど、泣きませんでした。

私と一緒に記念撮影を取った青年2名。握手を求めて来た女の子1名。
私はただ応援していただけなんですけどね(・∀・)
いつかの試合でレプリカユニフォーム4万円超え奢り兄貴が近くに居た時には後ろの席の女の子から「先輩の応援はかっこいい」って仰られました。
メガフォンを実家に置いたまま取りに行って無かったから手拍子で応援していたのですが、阪神-ロッテ延長12回引き分け試合で両手に内出血を負ってからは、チャンス時に白手袋をはめるようにしておりました。

スポーツバーはテレビから流れる音声が頼りですからメガフォンは避けた方が良いでしょう。鳴らせてもカンフーバットを軽く鳴らせる程度です。

さぁ、帰るか 「お客さま、こちらへお越しください」 え?

プレートが用意されて居ました。上にはケーキとクリームが2つづつ、そしてショットドリンクが2つ(同行されていた上官が検査入院を控えて居たためジュースにして頂いたそうです)。
店舗から応援日本一の称号を賜り、記念撮影をして、店舗責任者と副責任者お二方から名刺を頂きました。

日本一を維持する生活が始まる

シーズン途中、ファンを辞めてニワカになろうと思ったこともありました。

もうニワカになる必要もないかな(色々と阪神球団に対して申したいことがありました)。
これからは賜った日本一に恥じぬように応援に勤しめなくてはなりません。
大関とか横綱にでも昇進した気分でしたよ。

帰り道、とうとう泣いてしまう

焼肉屋へ向かう途中、少佐と話しながら泣いていました。
少佐も1杯だけ祝杯を挙げてらっしゃいました。
何とか最終電車に乗れて帰れました。

これって人生で最後に見た日本一だったのかな?

いや、そんなこと言ってはいけない。連覇しましょう。
テルさんの仰ってたアレンパです。

そして私は死ぬとき迄、死して後も応援日本一を防衛、維持致します。

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