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ただ単純に楽しくていい(オルタナティブスクールのイベントに兄弟で参加してきました)

楽しみながら◯◯が学べるとか、◯◯を覚えるとかそういう謳い文句をよく聞くけれど、

ことさらに意味をつけなくても単純に楽しいだけでいいんじゃないかと最近思う。

そう思わせてくれたが今回のイベントだった。
忍者のアイテムを手作りして、公園(半分森)で陣取りゲームを行うというもので、プラスチックの刀をぶんぶんいわせながら戦うチーム戦らしい。

イベントの申し込みをする時、普段休日はゲームとユーチューブ三昧で家から一歩も出ないインドア派のににくんとべちくんがはたして参加するのか疑問だったのだけど、以外にも
やるやる!と乗り気な返事だった。さすが主催者は子どもたちの楽しいツボがよくわかっていると思う。

当日午前9時
まだ寒い中30人くらいの子どもたちが集まって、まずチームに分けられ自己紹介。それから忍者ベルトの工作をするため室内へ移動。

この時点で保護者の方たちはみんな帰っていったのだけど、ワタシとパパは駐車場に残ってイベントの終わりまで待つことにした。

なんせ会場がものすごく遠かったので家にもどってまた迎えにくる元気がなかったのだ。
半分寝ながら待っていたら、外にわらわらと忍者ベルトをつけた子たちがでてきた。おもちゃの刀をぶんまわしている。

それがとても楽しそうで、いそいそとゲームの様子を見に行ったワタシです。

ルール説明を聞いていないのでよくわからないのだけど、どうも公園内に複数あるチエックポイントに刀をさすと得点がもらえるみたい。

そのさした刀をひろって忍者師匠(コスプレしておられましたステキ)に渡しに行くと、忍者クイズがだされる。それに正解したものが伝説の刀(ポイント10)をゲットできるという感じ。

いやーみんなノリノリでしたね。中でもににくんが一番イキイキしてたんじゃなかろうか。実をいうとこのイベントの対象年齢は年中から小4までで小5の彼はたぶん最年長だったと思うのだけどまったく違和感がない(笑)

ではべちくんはどうだろう?
彼はドキドキハラハラする鬼ごっこは苦手だったはず。大丈夫だろうかちょっと心配と思っていたらどこからか

たすけてえええええ、ミドリいいいいいいい(チームカラー)
と絶叫する声がする。

うわーすごい子いる

と思ったら彼だった(楽しそう)

見学していた保護者の方はワタシを含め3人しかいなかったのだけど、もっと見に来ればよかったのにめっちゃおもしろいのにと思ってしまった。

その中のお一人が

娘がなかなか離れてくれなくてずっと一緒で、やっと今スタッフさんに手をつないでもらってゲームに参加しているんですというママさんがいて

見ればスタッフさんと手をつないだ女の子が参加している。
時々こちらをふりかえって

ママ!ワタシがんばってる!

と手をふっている。

胸キュンである。これは応援せずにはいられない。

ゲームも後半戦になったころ、なんとその子が忍者クイズに正解し伝説の刀を手に入れてしまった。

大変だ。伝説の刀を持っていると敵チームみんなにねらわれてしまう。

ここで同じ黄色チームのににくんが助けに行けば胸アツ展開だったのだけど、彼は自分も伝説の刀が欲しくてクイズに夢中になっており、周りのことなんか見てやしない。なんとしたことだ。

やきもきしてしまったが、そこはちゃんとナイトが現れてその子を守ってあげていた。

がんばれ!もう少しだ!伝説の刀を守りきれえええええ。

5、4、3、2、1。終了ー!

守りきったあああ。

よそのお子さんのことなのに手に汗にぎってしまった。

遊んでばかりだとか、
それただの遊びじゃん
とお勉強より下に見られがちな遊びですが、こんなに子どもたちがイキイキと夢中になれるなら楽しいだけでもう全然いいと思う。

見ているだけだったワタシですらこんなに楽しかったのだから。
スタッフのみなさん、ありがとうございました。
















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