幸せとはなんぞやという話から、人生逆転の方法まで
なんて大きくでましたが、この記事はお金もうけの方法でもヒカキンさんみたいな豪邸に住めるようになるための成功方法でもない。
なんだ、と思われたそこのあなた。
確かにワタシの生活は毎日家事に追われながらににくんの送迎とべちくんの眼科通いにいそしみ、合間にパートに出るだけの地味なもので
宝くじがあたったとか南の島に移住するとかいった劇的な変化があったわけじゃない。
だから何が人生逆転なのかと問われると
それはなんとなく生きるのが楽になった
というもの。
それだけ?
そうそれだけ。
それだけでとっても楽。
このお話は大人になるまで辛いことが多く尊重された経験が少なく自己肯定感が低く育ってしまった方、今が生きづらいと思っている方への
人生逆転方法です。
以前人生は10歳までの経験の繰り返しという記事を書いたのだけど
まさに10歳あたりから坂道を転がり落ちるように負のパターンにはまってしまったワタシは
なんとなくいつも辛くて不安な気持ちがしていて
自分には価値がない
自分を犠牲にしてつくさないと捨てられる
失敗したら怒鳴られる
でも能力がないからどうせ失敗する
怖い!という思い込みが無意識にずっとあった。
この思いのクセがどんどんエスカレートしていって
就職した会社は長く続かず、結婚して家庭に逃げようとしたら夫の両親と同居なんてしてしまい
良い嫁
良い妻
良い母をやろうとして
ついにうつになってしまった。
もういい加減にしろという魂の叫びだったんでしょう。
そこからカウンセリングを受けて少しづつ思いのクセを自覚し、潜在意識を書き換えていったのですが・・・・
その方法をお伝えします。
余談ですが潜在意識の書き換え講座に10万円もするものがあるそうでどんな内容かは知らないけれど10万かけても書き換えたいほど潜在意識とは重要なものなのでしょう。
話はそれましたがその方法について
それはひとえに過去の自分を振り返ること
キター!!!!!!!!
ワタシのもっとも苦手とするやつ。
特に新興宗教関係のくだりはバレたら詰むくらいに思っていたので、本当に振り返るのが嫌だった・・・
でもね
やるしかないのでやりました(汗)
まず手をつけたのが母が怖かったということ(というかワタシのトラウマは8割くらいがおかんな気がする)
怒鳴られて怖かったよね、理不尽だったよねと小さなワタシの気持ちを受けとめていくことの繰り返し。
ヒステリックに怒鳴られるのが子どものワタシには恐怖だったらしく、もう自分は無能で失敗して怒鳴られるという不安が染み込んでしまって、大人になっても毎朝ガクブルしながら仕事に行っていた(本当)
保育士時代は自分の失敗で子どもを死なせてしまうんではないかと毎回怯え、レジをしていたときは自分の失敗でお店に甚大な被害が出るかもと緊張し、今のベーグル屋さんでも食物アレルギーで会社を揺るがすような訴えが来るかもと本気で思っていた。
また怒鳴る上司が必ず現れるんだわ。
大丈夫。今は子どもではないし、相手はおかんではないと自分に言い聞かせ
色のあるものを数えて心を落ち着かせることの繰り返し。
5年くらいかかって大分落ち着いた。遅れてきた反抗期もやって、両親と対決もした(やるだけやった)
今のワタシは保育士時代のように稼いでいないし、同居もしていない。すぐにヘタれるし色々はすっぽぬけるし間違える。
でも
よく笑うようになった。
楽観するようになった。
子どもたちと過ごすのを楽しめるようになった。
いつも恐怖にかられて病院通いをしていたワタシより、良い母であろうとして我慢してヒスを撒き散らしていたワタシより
ずっと楽になった。
お金持ちになるのも成功するのも大事だけど、ワタシにとっての幸せは、安心という土台だ。
今でもふいに不安に襲われることはある。ムッとすることもある。その度に
なんでそう感じるのかなと過去に謎解きに出掛けるようにしている。
もう大丈夫だよと、小さなあの子に言ってあげるために。
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