見出し画像

オリエンテーリングに染まった家族について



はじめに

こんにちは、宮本和奏です。この度、主催者の方よりお声掛けいただきまして、オリエンティア Advent Calendar 2023 8日目を担当します!

軽く自己紹介

筑波大学2017年度入学、京葉オリエンテーリングクラブ所属、現在は社会人3年目です。直近ではインカレの競責をしていたり、大会でそこそこの成績だったりとある程度色々なところに顔を出している方だと思っています。両親がオリエンティアなので、家族丸ごとオリエンテーリングに染まってしまい、今では毎週末のオリエンテーリングを楽しみに生きています~

今回書くこと

正直、今回書く内容が思い浮かばず困っていました。『私のオリエンテーリング史』はぱっとしないし…、何も考えずにオリエンしているわけではないけど技術論は自信ないし…など考えていたところ、ある人が「宮本樹の生態について書いてはどうか?」と提案してくれました。そこで、どうせなら家族全員紹介してしまおう!と思います…(笑)
(個人情報満載ですが家族には承認を得ず、勝手に紹介しています。ゴメンね。)

まじめな内容を期待していた方は申し訳ありません。今回は「オリエンテーリングに染まった家族ってこんな感じなんかな。」というのが伝わればと思っております。

では、知名度の低いと思われる順に紹介していきましょう!

父は存在感が薄く、ご存じない方が多いでしょう。この前も、「宮本幸治さんていう方がどのおじさんがわからなくて…」と言っている人がいました(笑)
父は私と同じ筑波大学の出身で、当時のオリエンテーリング愛好会に所属していたようです。元々地形図や地学的な分野が好きだったようで、今も地学の教員として働いています。

家庭内での役割

父は毎週オリエンテーリングの大会に参加するわけではありませんが、月に1回以上は参加するようにしているそうです。家族で大会に参加するときは、ほぼ必ず父がお昼御飯用におにぎりやサンドイッチを作ってくれます。また、メインドライバー(?)として、めちゃくちゃ運転してくれます。一家に一人いると遠征へのハードルが下がります。

オリエンテーリングでの活躍

父のオリエンテーリング界での活躍は、主要大会での渉外の役割を担っていることだと思います。京葉大会でも渉外を担当していますが、先日開催された勝浦の全日本大会でも実は渉外責任者をしていました。(全日本大会楽しかったですよね、運営ありがとう~!)渉外の仕事は表には出にくいですが、複数大会の渉外がかぶっていた時期は忙しそうにしていました。
一方、競技では年齢相応のクラスに出場し、速くはないのですがいつもそこそこの順位にいる印象です。私が大学入学したあたりでは同じくらいの実力だったので、同じコースを走った時はよくタイムを競っていました。

私と父

オリエンテーリングの技術論などについて話すことは、ほとんどありません。何を話しているのでしょう…?仕事の話が多いのかな?と思います。私も父も「子供に関係する仕事」をしている者同士、話が合うのでしょう。また、父は登山も好きなので一緒に登山することも多いです。

母は鹿児島出身だそうです

旧姓から「ありさん」の愛称で呼ばれています。母も父と同様に筑波大学の出身で、愛好会に所属していたようです。母は「なっち母と競い合った~」や「さほ母に負けた~」など昔のインカレの話を何回も(ほんとに何回も)してくれます。インカレロングのプログラムに歴代の入賞者が記載されていますよね、是非「有村」を探してみてください。昔はとても速かったんです。

家庭内での役割

母は父と異なり、出来るだけオリエンテーリングをしたいと思っているようで、一人でふらっと大会に参加している時もありますし、大学生にも負けず夜行バスでの移動を考えたりしています。家族で大会に参加しようという時には、「この大会出ない?」「この大会の後、観光しよう!」など遠征の日程を考えたり、ホテルなどの予約を率先して行ってくれます。一家に一人いると遠征への満足度が上がります。

オリエンテーリングでの活躍

ご存じの方もいるかとは思いますが、母は鍼灸・マッサージ師として仕事をしており、その技術をオリエンテーリング界にも提供してくれています。大会でテーピングテープの販売をしたり、会場で選手の体のケアについての相談に乗っていたりします。オリエンテーリングがどのような競技か分かっているからこそのアドバイスもしてくれますし、その知識を出し惜しみせず教えてくれます。全日本大会では千葉県出身の鍼灸師の方を集めて相談コーナーを提供してくれていました。母の治療は正直バチくそ痛いです。ですが、効きます。お試しあれ。

私と母

オリエンテーリングの基礎を教えてくれたのは母です。私が中高生の頃、積極的に合宿に参加させてくれたり、海外に一緒に行ってくれたりとオリエンテーリングの機会をたくさん用意してくれました。そんな母とはざっくばらんに話しをするような気がします。オリエンテーリングについては、母のミスを聞いたり、私のルートを話したり技術論的なことも話します。私の応援を一番してくれるのは母で、インカレで優勝した時もかなり喜んでくれました。最近では、母のオリエンテーリングへの関わり方について、こうゆうのもありかな~と思ったりしています。

皆さんご存じのオリエンテーリングオタクです。Lapcenter上でのレース出場回数は常に3位以内くらいにいます。両親の影響で小学生のころからオリエンテーリングに親しみ、そのまま真っ直ぐオリエンテーリングに向かっていくとこのような人間が出来上がります。兄が膝の靱帯を切って手術したことがあったのですが、医者からの言いつけを守らずに走っていたので、きっとオリエンテーリングをしないと死んでしまう病気にかかっているのでしょう。

家庭内での役割

兄は単独行動が基本です。同じ家から同じ大会に参加するときも、兄の行動を把握していない時があります。連絡は基本的にしてこず、大会への移動手段が見つからなかった時だけ連絡してきます。一家に一人いると遠征のストレスが増えます。

オリエンテーリングでの活躍

私が思う兄の長所は言語化能力です。この長所は特にコーチングで力を発揮しているように思います。今年も筑波大学のコーチをしていて、レースの反省や練習会などで学生と話している時は、わかりやすく話をしているなと思います。(ただし、人の上げ足をとる発言も多く、イライラがセットで付いてきます。)年末に控えているAsJYOCのオフィシャルも務めるようで、中高生に用意するメニューを組んだりしています。
また、テレインの場所・名称・特徴を覚えるのも特技らしく、テレインクイズではその変態性を存分に発揮します。(同じ環境で育ったはずなのに私はからっきしダメです。)
競技では、速い方の人です。本人は足が遅いと思っているようですが、Stravaに上がっているようにコツコツトレーニングをし、決して遅いとは言えません。全日本大会でも一桁順位を取っています。頑張ってほしいですね。

私と兄

基本的にオリエンテーリングの話しかしません。今は兄と2人で暮らしているため、次の大会の交通はどうするだの、運営する大会についてどうするだの、毎日そんな話ばかりです。この記事を書いている合間にも、オリエンテーリングのことしか話していませんでした(笑)兄を便利に使うとしたら、やはりコーチングに関してですかね。私も筑波大学のコーチをしているので、「こういうところで躓いている子がいるんだよね。」と話したら、解決案を出してくれます。

おわりに

拙い文章でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
家族でオリエンテーリングに染まった結果良いことを一言で表すなら、「話が弾む」ことですかね。家族内でオリエンテーリングに対する向き合い方は様々ですが、オリエンテーリングについていくら話しても話題に尽きないですし、私たち家族の中心にあるものです。
皆さんもオリエンテーリングライフ楽しんでいきましょ~
ご覧いただきありがとうございました!

12月22日(金)のアドベントカレンダーには母の記事が投稿される予定ですので、こちらも併せて読んでいただけたらと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?