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最高の定食屋さんを発見!

みなさん、おはようございます。
Kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡

過日。所用のため、愛車をうんならかして2時間後、目的地に到着。
ちゃっチャッと手際よく所用を片付けた。

ここで普通の人なら、「嗚呼…せっかくこんなに遠くへ来たのだ。どこかによって思い出でもつくろう」って考えるけど、僕は異なる。

「嗚呼…また2時間もかけて愛車をうんならかす必要がる。自宅には遅くとも16時に到着し、ちゃっチャッとアテを拵えお風呂に入ってから、キンキンに冷えたルービーが飲みたい」

僕はこう考えてしまうのであります。つまり、自分のルーティーンを崩すのが嫌なのです、きっと。きっとネ!

だけど朝から何も食べていなかったので、空腹が頂点に達しました。時刻は13時15分。今からガッツリ、チンラを食べてしまっては肥えること必至。ルービーの美味しさだって半減してしまう。それは御免だネ!

ってな訳で、愛車をうんならかし帰路を急いでいると、のぼりを発見した。車も2台しか停まっていない。ササッと食べて行こうか。

僕は駐車場に車を停めると、暖簾をくぐった。

こじんまりとした店内。僕は早速カウンター席に座った。
「お客様さん、ここはネ、セルフ食堂なの。ごめんなさいね」
店員の女性から言われた。

なるほど!

店内に入ると左手にトレイが置てあり、その先にはお皿に盛られたおかずや小鉢が沢山並んでいる。つまり、自分で好きなおかずをトレイに乗せて会計するシステムだ。

これは初体験。時間も短縮できて良いかも。うれぴー

僕は席を立ちトレイを持ちながら、目の前に置いてあるおかずをガン見します。まばたきを忘れてガン見します。

そしてご飯を大盛りにし、お味噌汁を選択すると、会計を済ませました。


こちらが本日のチンラでございます。



サバの味噌煮+ささみのチーズ揚げ。酢の物にお味噌汁。それとご飯大盛りで1100円。


それでは喫食。
「いただきまあすぅ」

まずはお味噌汁。
「嗚呼…なんて美味しいんだ。出汁の加減が抜群。やっと理想のお味噌汁に出会えた。うれぴー」

本当に僕は小さな声で、上記の言葉を発してしまったのであります。それくらい、本当にお味噌汁が美味なのであります。

サバの味噌煮を豪快に箸でつまみます。柔らかい身がタレと合わさって美味しい。そこに白米を喰らいます。
「嗚呼…やはり釜炊きの白米はレベルが違う。美味し過ぎる」

またしても僕は上記の言葉を発してしまいました。お米はササニシキですが、釜炊きにするだけで、お米の甘さとモチモチ感が倍増するのです。

これ、本当です。マジです。ガチです。

その後も、揚げたてのささみのチーズフライで白米を喰らい、ワカメの酢の物を食べて胃を落ち着かせます。お酢の加減も丁度良いです。

そして再度、サバの味噌煮で白米を喰らい、お味噌汁で流し込む。

あっという間に完食してしまいました。

グラスに注いだお冷を飲んでフィニッシュ。

「ごちそうさまでしたあ」

お腹一杯です。本当にお腹一杯で、動きたくありません。

この定食屋の暖簾をくぐるまでは、ルービーのことを考え軽いチンラにしようと身構えていたけど、暖簾をくぐった先に待っていた、おかずと小鉢のパラダイスを見た瞬間、僕のスイッチが作動してしまったのであります。

しかも窯炊きの白米と、まさか理想のお味噌汁に出会えるなんて、誰が予想できたと言うのか。


それは食べちゃいますよネ!


僕はトレイを持つと、返却口に持っていきました。

「ごちそうさまでした。本当に美味しかったです」

僕がそう言うと、女性店員さんが言った。

「ありがとうございます。言って下されば、玉子焼きやきつねうどん、カツカレーライスもお作りしますから。どうぞご遠慮なく」

「それは楽しみです。また来ます」

すると、女性店員さんが言った。

「先ほど撮られた写真もご活用頂いて構いませんよ」

「あ…ありがとうございます」
なんて嬉しい言葉を、しかも先回りして言って下さるとは思いもしなかった。

僕は深々と一礼すると、店外に出た。

素晴らしい定食屋さんを見つけた僕は、心身ともに大満足!

以前、ドライブ中に見つけた定食屋さんも美味しかったけど、こちらの定食屋さんの方が、味が好みだと思いました。



「朕はとても満足じゃ。これより城へと帰還する。皆のも、ついて参れ!」

なんて戯言を言った僕は、愛車を発進させました。

起伏の激しい山道を通るも、全く気になりません。それくらい美味しい定食を食べたと言う証左なのであります。


みなさんも是非、勇気を出して暖簾をくぐって下さい。もしかしたらそのお店こそ、探し求めていた味を提供してくれるかも知れませんからネ!




【了】




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拙著もよろしくお願いします(^^)/



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