見出し画像

近アニ アニメ聖地巡礼レポ その1   ~AIR&のんのんびより編~

がおー🦕

みなさま御機嫌よう。近アニです。
時に皆さん、アニメ聖地巡礼って行ったことありますか?
案外アニオタだとしても「聖地まではわざわざ行かないぜ…」「そもそも家から一歩も出たくないでござる…」っていう人も少なくないと思います。

でも聖地巡礼って結構楽しいんですよ!
今回は聖地巡礼の魅力を伝えるべく近アニが巡礼してきたアニメ聖地を写真付きでご紹介していく「アニメ聖地巡礼レポ」の第一弾となっております。


今回の作品と聖地

今回訪れた聖地でご紹介するのはkye作品の代表作「AIR」の聖地となった、
和歌山県美浜町「のんのんびより」の聖地となった和歌山県かつらぎ町です!
距離は少し離れていますがどちらも和歌山県でしたので、今回は青春18切符を利用して日帰りでこの二か所を巡礼してきました。

和歌山県美浜町

AIRとは

無限に泣ける涙腺崩壊不可避のシーン

この作品は言わずと知れたもっとも有名な泣きゲーの一つであり、30万本も売り上げた伝説の美少女ゲームであります。
今回我々はこのゲームを原作とするアニメの聖地に行ってまいりました!

アクセス

阪和線に乗車して和歌山駅で乗り換えて、まずはJR御坊駅へ。そこからマニアの間では名が知れたローカル鉄道「紀州鉄道」に乗車して西御坊駅へ向かいましょう。

大阪環状線で最もまずい寝過ごし方をした時に最終的に連れていかれる場所として有名。
もう一つの一番まずい寝過ごしは奈良に連れていかれるパターン。
我々は鉄道マニアというわけではないが、この紀州鉄道はレトロで味のある内装をしていたり、明らかに電車が走らなそうな田んぼの間を走ったりしていてなかなか面白かった。

巡礼してきた聖地をざっくりご紹介

聖地巡礼の看板が設置されていた。
古い作品であるがこのような看板を設置してくれているのはファンとしてありがたい限りである。
中谷洋服店
アニメではタカハシ
鳥居:アニメに出てきた鳥居のモデル
非常に良い景色
御﨑神社:アニメに出てきた神社のモデル
後にお米券を配り歩くわがままボディと呼ばれるようになるロリ時代の美凪が降りてきた階段
煙樹ヶ浜:とてつもなくAIR感がある。頭の中で鳥の詩や夏影が流れてくる。
観鈴ちんごっこもできる
綺麗で気持ちの良い場所だった。
観鈴ちんと国崎が二人で歩いていた場所
ファンなら既視感を覚える標識
AIRの聖地を象徴する廃線路跡。
西御坊駅からすぐのところにある。

AIR聖地巡礼総括

聖地巡礼の日である8月某日はお天気なのは良かったのですが、炎天下の中西御坊駅から聖地を回収しつつ煙樹ヶ浜を往復するのはずいぶん骨が折れました。
可能であればバイクや車で訪れたり、タクシーやレンタサイクル(なかった気がするけど…)を利用されるのが良いかもしれません。
余りにも汗を流しすぎたので名物和歌山ラーメンを飲み干して塩分を補給しました。おいしかったですよ。

西御坊駅近辺のラーメン屋にて。
ご夫婦で営業されていて地元で愛されるお店という感じだった。
炎天下の中途方もない距離を歩いたためフラフラであったが、
この食事で塩分と水分を補給でき命を救われた。

この日は聖地にて我々以外に同業者は見当たりませんでした。
放送時から時間がたっていますからのんびり観光できると思います。
始発で出発して昼の16時頃に美浜町は巡礼終了しました!

そして、我々は同じ和歌山県内であるし、終電までまだ時間があるのでそのまま電車に乗って(?)かつらぎ町へ向かうこととしました。(過密スケジュール)

和歌山県かつらぎ町

のんのんびよりとは

れんちょんの「にゃんぱすー」はあまりにも有名

のんのんびよりは田舎町でのんびりと過ごす少女たちの日常を描いたほのぼの日常系萌えアニメです。
のんのんびよりに含まれる現代社会の窮屈さを忘れられるような独特の空気感、そしてどこか懐かしさを覚えるようなノスタルジーを摂取したころには一時的に心の傷も癒える事でしょう。

アクセス


和歌山駅へ行き、和歌山線へ乗り換えて笠田駅にて下車。バスに乗り換えて山の上の方にある丹生都比売神社前へと向かいます。

聖地をご紹介

既視感のある祠。バスで着いたらすぐにあって分かりやすい。

実は他にもこの付近には聖地があるみたいなのですが、我々にはとてもそれらが見つかるまで探し出す時間がありませんでした…。

それは何故か……。

帰りのバスがないことにこの田舎なのんな見知らぬ山の中で気が付き、
終電に間に合わせるために疲労し切った体に鞭を打ってこの山から無事に脱出する必要があったからなのです!

聖地は一つしか見つからなかったが、のんのんびよりの雰囲気は味わうことができた。

一応聖地を探すためにいろいろ彷徨っていたのですが、迷い込んだ丹生都比売神社っていうのはどうも昔、空海の師匠の仙人みたいな人がいたすごい所だったようですね。
蚊が大変でしたが、荘厳な雰囲気で興味深かったです。
ここで無事に下山して帰ることができるように祈祷しました。

荘厳な雰囲気。かっこいい。

恐怖!見知らぬ夜の山をオタク二人で下山!

山の中にポツンと残された我々は終電と身の安全のために完全に暗くなる前にできるだけ山を下りようと頑張りました。

いくら歩いても下に見えるは米粒のような大きさの町。この時我々は絶望した。

だんだん暗くなっていく中、日中の疲労が残る足をでこぼこの下り坂で痛めつけながら見知らぬ山を下りていきます。

しかし、歩いても歩いても平らな地面にはありつけません。
完全に暗くなったころには、時折謎の野生動物の鳴き声がします。
歩いている場所は和歌山の山の中、イノシシやクマが出ても不思議ではありません。

また、止めを刺すかのようにグーグルマップの地図のルートが封鎖されており、真っ暗な山道を何にも頼らずに自分たちのその場の判断で切り抜けなければならないシーンもありました。

心も体も疲弊して、不安で不安で仕方なかった我々が気を確かに保てたのは…

気分を紛らわせるために流していたリコリス・リコイルのラジオ番組「リコラジ」とkeyが手掛けるソシャゲのラジオ番組「ヘブバンレディオ」のおかげでした。
安済さん、ぬさん、あおちゃん、芹澤さん、天海さん………。
ありがとう…ありがとう…。

リコラジ
ヘブバンレディオ


なんとか声優の皆さんのトークに元気を貰い、二時間半以上かけて山を下りてどうにか最初の駅までたどり着きました。
そして、我々は終電に間に合うことができ、無事18切符で帰還することに成功したのでした。

やっとの思いで駅へたどり着いた我々

のんのんびより聖地巡礼総括

のどかな雰囲気で空気はおいしく景色もきれいで良い場所でした。
しかし、今回は時間がなく(なんなら帰りのバスもなく)ゆっくりと散策する時間が確保できなかったため、次は時間に余裕をもってリベンジしたいですね!


最後まで読んでいただきありがとうございました。
このような形で今後も聖地巡礼レポを執筆しては記事にして投稿していく予定ですのでどうぞよろしくお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?