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そうだ 京都、行こう。


「そうだ 京都、行こう。」
JR東海が1993年から実施しているキャンペーン
このコピーが打ち出された頃、京都へ修学旅行に行った世代です。
先生が作った旅のしおりにも「そうだ 京都、行こう。」と書いていた気がします。

外国の方と話していると【京都に行ったことあるよ or 京都に行きたい!】と聞くことがとても多く(次いで大阪、そして東京が人気)
皆さん、歴史や文化、お店、ホテルなど純日本人の私よりよっぽど詳しい。
これは悲しい。
旅行、仕事合わせて20回以上は京都へ訪問しているにも関わらず、同じホテルに泊まり、同じエリアにしか行かない超絶保守派ですが
知見を増やしたい!と奮起。星のや京都に泊まってみました。


みんな大好き星野リゾート
私も大好きです。
雰囲気の異なる5ブランドを勝手に各3行でご紹介。(他にもあったらすみません)

星のや:星野リゾートのトップブランド!軽井沢、東京など。海外はバリにも。敷地が広く、とにかく非日常を味わえる。高級。
界:温泉旅館ブランド。鬼怒川、別府、箱根などメジャーな温泉地はほぼ網羅されている印象。落ち着いた空間が最高。
リゾナーレ:西洋型リゾート。トマムが有名ですよね。お子さん連れのファミリー向け。
OMO:カジュアルに楽しめるOMOは最近どんどん増えていますよね。上記3ブランドは都会の喧騒から離れて非日常、一方でOMOは街中にあって周辺観光や街歩きを楽しむことができます。
BEB:24時間営業のカフェ。というコンセプトみたいです。おしゃれノマドワーカーの方やおしゃれ若者が多そうで、私はなかなか近寄り難いです。(おしゃれな場所が苦手な年頃)


星のや京都ももちろん非日常を味わえる素晴らしいロケーションです。
京都嵐山より船に乗ります。
「星のや京都 舟待合」には立派な待合室があるので、少々早く到着しても困りません。

運航時間目安:夏季(3月‐10月)9:30‐18:00、冬季(11月‐2月)9:30‐17:30 

星のや京都公式HP

この運行時間外はどうするのかというと、ホテルの方が車で迎えに来てくださいます。夜に利用したのですが(我々1組だけ)、予想以上に真っ暗で細い道。
なんだか申し訳ない気持ちになり、早めの時間にホテルに戻ろう・・・と心に決めました。

背中で魅せる
近くの舟に手を振ってみる

大量に写真撮影をしたのですが、施設内の様子はホームページが一番美しいので控えさせていただき、過ごし方のご紹介。
さすが星のや、アクティビティもなかなか高級なので、参加しやすいものをピックアップします。

①聞香入門
恥ずかしながら、初めて「聞香」を知りました。
様々な香木を聞き、どのように表現するかを楽しむ高尚な遊びです。
(そう。嗅ぐではなく、聞くのです)

せっかくなので全部試す

先生が丁寧に説明してくださって、少し知識が増えた気がします。
全部「香ばしい香りがします」と表現し、語彙力のなさを痛感するとともに日本語の奥深さも知ることができるのです。

先生が作成したものを拝借

②枕香(枕元に置く匂い袋)作り
こちらは予約不要、そして無料。ホテルの方にお声がけするとすぐに用意してくださいます。可愛らしい巾着袋がたくさん用意されており、自分で中に入れる香原料を選びます。
欲張って詰めすぎると、見た目が少し不細工になるので控えめに。
同行者はこのアクティビティをしながらも無料でいただける日本酒をたらふく飲んでおり「香りが分からない」と言っていました。

うまくできた

③お部屋で抹茶をいただく
こちらも予約不要。無料。スタッフの方にお願いするとお部屋にセットを持ってきてくださいます。
京都駅で大量に焼き芋を買って来ていたので、それとお抹茶をいただきましたが写真映えしませんでした。

④水辺の深呼吸
早朝にこんな素晴らしいロケーションで行われる体操。
本当に静かで心が落ち着きます。

しかし、少しでも遅れると途中参加できる雰囲気ではないので(我々は見事に遅刻したので、陰から見ていました)早めに集合しましょう。

星のやから少し離れまして、京都に行くたびに訪れる大好きなお店をご紹介します。
今宮神社の参道にございます、「あぶり餅 かざりや」

これが1人前

女将さんたちがうちわであおぎながら餅を炙り、甘い白味噌につけて出してくれるあぶり餅。これが本当に美味しく、ペロリと食べてしまいます。
2人前食べたうえにテイクアウトしたこともありますが、ホテルに戻った頃にはカチカチになってしまいました。お店でいただくのがおすすめです。

今宮神社の参道には向かいあわせに「かざりや」と「一和」の2つのお店が並んでいます。
どちらも美味しいのでハシゴすることも多いですが、個人的には甘めが好きなので「かざりや」さんによく行きます。

食べ比べも楽しいです


何度行っても楽しい京都、今後も開拓していけたらと思います。

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