カミングアウトしても、私の本質は変わらない。

偽っているという状態が苦しかった。つらかった。
だから、25歳になったのを機に、発達障害をカミングアウトした。

月初めに収益・活動報告をすると決めましたが、
収益も発生してませんし、noteの更新頻度もまちまち。

特に報告しなきゃいけないこともないので、
カミングアウトして1ヵ月で何か変わったのか?」ということをテーマにつらつらと。

カミングアウトは、すごく勇気のいることなんです。

2018年1月5日、私の誕生日。発達障害(ADD)をカミングアウトしました。
正直、とても勇気がいりました

発達障害に対する「差別」「誹謗中傷」の標的になるかもしれない。
Twitterのフォロワーも離れていくかもしれない。
これから出会う人々が、私が障害者であることを理由に接することをためらうかもしれない。
これまで関わってきた人々を混乱させてしまうかもしれない。
仕事をくれていたクライアントから手を切られるかもしれない。
同じ当事者からも批判されるかもしれない。

そう思うと、なかなかカミングアウトに踏み切れませんでした


カミングアウトの記事自体は誕生日当日に公開しました。新しくTwitterアカウントを作ったり、「カジヤマシオリ」名義で記事をシェアしたりしたのは、1週間くらい後のことでした。

カミングアウトすることに対するためらいです。ビビッてんなー私(笑)

何にも変わらなかった

カミングアウトした結果、私はどうなったのか


こうやってnoteを更新してる時点でお察しかと思いますが、自分の生活をおびやかすようなことは起こりませんでした


障害を理由に仕事を打ち切られたこともないし、ストラテラ(常備薬)の量も変わらないし、眠れないほどの不安もない。殺害予告や無言電話もありません。

ごはんも食べてるし、一日中文章を生み出し続ける廃人のような生活は変わらない。もっと旅したいという思いも強いままです。

あ、おとといの晩に隣のマンションの火災報知器が鳴り響いて、消防車10台くらいに家の周りを取り囲まれてましたがw原因がずっとわからないままで不安だったなー。

とまあこんな感じで「いつも通り」なんです。

今の「フリーライター(ほぼ無職)」という状況も大きいですね。

これが会社や学校で、直接人々の前でカミングアウトしたのなら違ったと思います。次の日から会話がぎくしゃくするでしょうし、陰で「発達障害なんだって、あの人」と噂や悪口の標的になったと思います。

カミングアウトの前に、職場や学校という環境で良好な人間関係を築けない…(笑)

おそらく「差別」「誹謗中傷」を恐れているから、カミングアウトを踏みとどまってる人が多いはず。これが一番の懸念材料では?

実際、直接そういう意見が私のところに届いたことはありません

これは単純に、私に影響力や発信力がないから。

私ひとりがカミングアウトしたところで、差別や誹謗中傷をしている人や、発達障害を知らない人には届かなかったんだろうなと。私がまだまだだってことを再確認(笑)

しかし、いまだにTwitterでは「障害者はクズ」「社会のごみ」という書き込みを見かけます。

誰一人として同じ人はいないということがよくわかる意見でもありますが、やはり悲しい。直接言われてなくても、カミングアウトしている以上、怖くて仕方がない。

こういう意見がある以上、カミングアウトに不安を感じるのは当然のことです。

前向きな意見は、直接届く。

私に届いたのは、前向きな意見ばかりでした。

「カジヤマシオリ」名義のアカウントには、障害関係でつながった人はほとんどいません。私の好きなアーティストや映画、旅など、何かしら趣味の共通点がある人ばかりです。

特に旅行ガイドサイト「たびねす」https://www.travel.co.jp/guide/navigtr/833/でナビゲーターをやっていることもあって、同じナビゲーターの方や、旅行好きな人にたくさんフォローいただいてます。旅行の様子や情報もツイートしますし。

にもかかわらず「勇気をもらいました」「障害者手帳を取得するか迷ってます」「もっと理解が広まればいいのにと思います」「前向きな活動をできるようになりたい」など、直接声をかけてもらいました。

何かしら障害を持ってる人からも、関わった経験がある人からも、関わる機会のない人からも…

中には、お互いに障害があることを言ってなかったけれど、カミングアウトしたのをきっかけに「実は私も…」と声をかけてくれたケースもありました。驚きました。

やはりTwitter上の姿だけでは、カミングアウトしない限り、発達障害かどうか特定できないということですね。

また、発達障害を隠していても、ときたま「本当のことが言えないのがつらい」とか「本当のことが言えなくて迷惑かけてる」などツイートしてました。本当につらかったんです…

障害に関するツイート・リンクをシェアすることもあったし。隠していても、勘のよい人には違和感しかなかっただろうし、もしかしたらバレてたかもしれない(笑)

隠してるつもりだったんだけどな。

批判がないのは今だけかもしれない。

ライターとしてのお仕事が増えたり、noteを読んでくれる人が増えたりすれば、否定的な意見を受け取ることもあるかもしれません。

マガジン運営のために設置した質問箱も、誹謗中傷だらけになるのかな…そうなったら悲しい。

実際そういう状況にならないと、どうすべきかなんてわからない。
とりあえず今は平和に進んでる。私にとってはそれだけです。

私は、何も悪いことをしていない。

ためらいを感じつつ、これから起こることへの不安や恐怖を抱えつつのカミングアウトでした。

とても、怖かった。

「公開」ボタンを押すのも、Twitterでシェアするのも、震えた。
目をぎゅっとつぶった。

そのとき「悪いことはしていない」と必死に言い聞かせたような気がします。

障害を隠すか公にするか…どちらを選んでも法律にはふれません。

発達障害を持って生まれた以上、公にしても、隠したままでも、周りを困惑させる可能性はありますし。障害者手帳や年金の申請時にカミングアウトについて問われることはないと思いますし(私が手帳を取得する際はありませんでした)。隠すことも、公にすることも間違いではない。

だから「悪いことはしていない」と必死に言い聞かせた。そうじゃないと踏み切れなかった。

カミングアウトは、自分で判断しようね。

これを読んでる方の中には、カミングアウトをためらってる人もいると思う。

何も障害に限った事ではなく、恋愛対象やマニアックな趣味嗜好を公に知らせることも、カミングアウトです。

私は、カミングアウトしてよかったと思う。

ウソをつくことへの罪悪感からようやく解放された。

だけど、すべての人に「さっさとカミングアウトしろや」とふっかけるつもりはない

私の意見を押し付けたくない。その辺は自分の判断を大切にしてほしい。あくまでもひとつの意見として受け取って、自分の判断を最優先してください。

…カミングアウトしたとは言うけれど、実は弟や祖母にはまだ話せてません。両親は猛反対していますが、しっかりと私は説明するつもりです。

今後、障害のある人と関わる機会があったときに相手を傷つけてほしくない。「障害者はクズ」「社会のごみ」だって思ってほしくない。まずは私が行動を起こさなければ、ふたりは発達障害が何のことかも知らないまま一生を終えるでしょう。


私自身も今後、差別や誹謗中傷にさらされることがあるかもしれない。そのときに味方になってほしい人たちには、知っておいてほしいと強く思います。

活動報告のはずがこんな長文に…(笑)

私がカミングアウトした経験が、だれかのプラスになれば…と心から願っています。

このカミングアウト、無駄じゃなかったと信じたい。


カジヤマシオリの質問箱   https://peing.net/disorderwriter

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