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会話は「私は」から始めるとうまくいく

前回はアサーティブ
(自分もお相手も尊重する)
コミュニケーション
について
お伝えしました

今回も関連した
お話をしたいと思います

自分の気持ちを率直に伝えつつ
お相手に不快感を与えにくい
話し方のコツ
をご紹介します

コツといっても非常にシンプルで…

”「私は」から会話を始める”

これだけです

「何のことやら(+_+)」
「真面目にやれ( `ー´)ノ」
などのお声頂戴しそうですが(笑)

詳しくご説明していきますので
少しだけお耳をお貸しください!

「私」が主語になるメッセージを
「アイ(I)メッセージ」といいます

つまり
「私は…」から始まるのが
アイメッセージ
ということです

このアイメッセージと対になるのが
「ユー(you)メッセージ」です

「あなたは…」から始まるのが
ユーメッセージ
ということですね


お相手に何かをやってほしい時は
「○○をしてほしい/しなさい」
とお伝えする事が普通だと思います


ただ
これを「アイメッセージ」で
伝えてみるとどうなるでしょうか?

before
「○○をしてほしい/しなさい」

after
「(私はあなたに)
 ○○してもらえると助かる」

のように
アイメッセージにすると
自然と自分の思いや感情を
伝える文章になるので
お相手への強制感が薄らぎます

ユーメッセージでは
ともすれば
命令のように聞こえる場合も
少なくありません

↑でご紹介したような
「○○しなさい」がその典型ですね

そしてさらに
不平不満をぶつけられたり
責められている感じに聞こえる
こともあります
*「(あなたが)気持ちを分かってくれない」
*「なぜ(あなたは)片付けないの?」など

誰だって
他人から高圧的な態度を取られたり
文句を言われたりしたら
決して気分が良くないと思います

思わずカッとなって
言い争いに発展してしまうことも
あるんじゃないでしょうか

ここで心強い助っ人になってくれるのが
アイメッセージです

*「(あなたが)気持ちを分かってくれない」
→「(私は)私の気持ちを
   分かってもらえたら嬉しい」

*「なぜ(あなたは)片付けないの?」
→「(私は)片付けてもらえたら助かる」

いかがでしょうか?
お相手をなじる雰囲気は
すっぱり無くなりますよね

そして
「○○してもらえたら嬉しい」
という自分の気持ちを伝えられるので

お相手としても
「それなら頑張って喜ばせてあげよう」
という意欲が湧くと思うのです

その頑張りが嬉しくて
さらに喜びの気持ちを伝えて…
まさに好循環ですよね

私は人様にお願い事をするのが
昔は本当に苦手でした
それがアイメッセージを使うことで
ぐっと頼みやすくなった実感があります

お相手に要求する感じも無くなりますし
嬉しい・助かる・ありがたい といった
ポジティブな言葉を使えることも
お気に入りポイントです

他の人に頼み事をしづらいな とか
つい言い方がきつくなってしまう 
といった方には
うってつけの方法だと思います
よろしければご参考ください

本日もご覧くださり
ありがとうございました‼


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