trip 解説

杵鞭です。
僕はthepingpongsというバンドでボーカルを担当しています。
今回初めてのepを作り、初めての企画をしました。
今回リリースした曲について僕が作ったときに思ったことをここに書きたいと思いnoteを始めました。
よろしく

1曲目はパーティー
これはこのepの中では一番新しい曲です。
ギターの空が考えてきたフレーズに僕が歌詞を載せました。
僕たちが主に活動してる下北沢には、ライブ自体よりその後の打ち上げやお酒を飲むことを楽しむバンドが一定数いて、そういうバンドへの嫌悪感から生まれた歌詞です。僕は音楽をお客さんの前で奏でるあの瞬間に一番生きる意味をかんじてるので

2曲目は悲しい夜です
悲しい夜は僕がピンポンズとして初めて書いた曲です
専門学校の時1人を除いて全員に嫌われていてお酒とタバコが毎晩の楽しみでした。
1年位経つともう体が慣れてしまって何にも感じなくなったときに僕が作ったのが悲しい夜でした。
誰かにムカついてもどうにもできないし、誰も傷つけたくなくても不意な言葉や行動、態度で傷つけてしまうそんな切ない思いから浮かんだ曲です。
誰かを元気にできたらいいな

3曲目戻りたい
これはめちゃ単純な曲です!!
平成にやっていたドラマや映画、漫画などが好きで、やり直したい過去もあったのでこういう曲を書きました。
最後の僕は普通じゃないという歌詞は、昔のクラスメイトに「杵鞭見た目の割に普通だね」と言われムカついて書きました。

4曲目はトリップ
これはドラッグソングじゃないです。
単純に旅行がしたくて、今の自分の場所に満足していない誰かを連れて行きたくて書いた曲です。
死後の世界を意識して書いた曲でもあります。
それぞれの解釈で楽しんでください

5曲目インタールード
これはインストの曲だけど決して東京の前奏では
なく一つの曲です。
何かが始まる予感がして気に入ってます

最後に東京
この曲は今のピンポンズに不可欠な曲だと思います。
僕が産まれて育った東京はすごく明るくて、でもずっと冷たくて優しくない街だと感じて書いた曲です
意外と誰も自分を見てなくて、自分のしたいことをやりに来る人が多い街だとも思います
恋愛の曲じゃないです。

これにて今回はさよならです
今回のtripというepは僕らの歩みだしとして良いものになったと思うのでたくさん聞いてください。

杵鞭

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