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足のラインに球が飛ばないわけ

注意プロの間でもよく見かける光景ですが、練習場などで、「アライメントライン」をおいて練習している人を見かけます。

ターゲットを意識すればするほど、「モジモジ」なかなか構えてから打つことが出来ない・・

多くの人がこの足のライン、または平行もう一つ平行に引いた、イマジナリーライン(仮想ライン)以後 (IL)、の先に、「ターゲット」を設定して練習しています。

この練習をしたことがある方ならわかると思いますが、このILに球を飛ばすことが、「いかに難しいか」理解できると思います。

以前の私は、なんとか、ILに打とうと必死に練習し、完璧なスインガーとなってしまったわけで、ILに打とうとコントロールしようとすればするほど、「ボールは散らばり」、ILに打てるのは、10球中数発がいいところ。。

ここで一歩下がって考えてみると、一般的に考えられている、「ILに球を飛ばす必要があるのか?」「そもそも飛ばせるのか?」

と考えてみるとおもしろいかと思います。

結論から言うと、私はILに飛ばすことをしません。

今思えば、その当時、単なる知識不足(プレーヤー時代だから仕方ないですよね)なだけだったのですが、D-planeの一部を使えば、簡単に「ILに飛ばすことの無意味さが理解出来ます。」

この先を、「読み進んでいただければ理解できる」ようになっていますが、

大事なのは、冒頭でお話した、ILと実際に飛んでいく「センディングライン」の「OO」を理解することのほうが、ILに飛ばすことに「躍起」になるより「遥かに重要」であることを理解して頂ける内容となっています。

この概念を理解すると、

・構えてから「モジモジ」することがなくなる

・どこを狙えばいいか理解出来るようになる

「タイミングの要素」を排除していく、「ヒッター」との相性も抜群で、ヒッターの「秘密」とも言いかえられるほどです。

D-planeとは?

2017年ぐらいから日本でもこの言葉が定着してきましたが、新しい理論ではありません。

私が知ったのも、かれこれ2010年以上前、海外にいたときにその概念を知り、調べたり、プロ仲間に聞いたりしてディスカッションしたことを覚えています。

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内容を精査してはおりますが、私の知識と経験をもとに書かれたものであり、教育目的として作られたものです。従い、内容を100%保証するものではありません。
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