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オヤジモデラーが最近作ったプラモあれこれ~④HONDAのロボットP3

 noteの世界のみなさん、こんにちは。きんぐじょーです。夏休み、いかがお過ごしでしょうか。私、もろもろ遊んでいるうちに休みが終了してしまったのですが、その間に1個だけ、ざっくり、サクサクと作ったキットがあるので、この場で、簡単にご紹介しようと思います。

ぽかっと空いた週末に「作っちゃえ」

 私の愛車は、最初に中古で買った日産マーチ以外はすべてHONDA車なのですが、その間にディーラーさんからもらったグッズの一つとして「アシモ」のフィギュアがあります。HONDAが研究開発していた人型ロボットで、ご存じの方も多いかと。私、これを歴代の愛車に飾り続け、今乗っているシビックのダッシュボードにもはり付けてあります。
 さて、その「アシモ」はHONDAのロボット開発の完成形なのだそうですが、そこに至るまでに、さまざまなモデルを開発してきています(詳しくはウィキなどに譲ります)。その開発過程にあったのが「Pモデル」。このうちの「P2」と「P3」のプラモキット(ウェーブさん製)をAmazonで発見して、つい衝動買いしたのが6月中旬のことでした。
 先にご紹介した「エヴァ初号機」を組み上げた後、8月に入って早々にウチの長男が帰省、土曜日には帰ってしまったので、週末がぽっかりと空いてしまいました。そこで、何気なく手を付けたのが「P3」です。パーツが少なくて、あっという間に出来そうだったので、「作っちゃえ!」と。

ご覧の通りパーツが少なかったのも、手をつけた理由です

ポリキャップパーツもあるので、ちゃんと可動します

 このP3、外装はプラスチックそのままで良いかと思い、早々にニッパーでパチパチとパーツを外して組んでいきます。ただ、各関節にはポリキャップパーツがきちんと用意されていて、ちゃんと可動します。まずは腕から。

ポリキャップでちゃんと可動するようになっています
あっさり完成した左右の腕部分

 とにかくサクサクと作業が進みます。P3の外装はプラスチックみたいなので、成形色そのままで十分質感は再現されるようなこともあり、今回も白色パーツへの塗装はしないことにしました。とにかくサクサクです。

「動力パイプ」(?)パーツにはスプリングも

 腕から脚部へ。脚部には「ザク」みたいな動力パイプ(?)があり、こちら用に2種類のスプリング部品が用意されています。なかなか芸が細かい。こいつを説明書通りの長さにカットして、組み上げた足に差し込んでいきます。

くるぶしと足に「動力パイプ」
膝の裏側にも。太もものスプリングは、ボディにつなぎます

 概ね組み上がったので、キットについていたシール貼り。デカールではないので、こちらもシートから外しては貼りつけていきます。数も少ないので比較的楽。面白かったのは、一番面積の大きかったのが「足の裏」ということでしょうか。しかも3分割されています。

ピンセット操作しつつの撮影につきピンぼけ…ご容赦を

 その他のシールは、なかなかに細かいものもありましたが、ひととおり貼り終わり、手足をボディに差し込んで、P3の完成は間近です。

アタマだけついてませんが、手足を取り付けてシール類をほぼ張り終えたところ

塗装は「ガンメタ」だけ、しかも筆塗りで

 今回のキットで唯一塗料を使ったのが、P3が背負う「バックパック」部分と、頭部のグレーのクリアパーツからうっすらと覗く、「目」みたいなカメラ部分です。バックパック部分は説明書に「黒かガンメタで」と指示があったので「ガンメタ」を選択。頭部のメカ部分も一緒にガンメタでささっと筆塗りしました。

着色前の頭部とバックパック。ここだけガンメタを使用

 余談ですが、私個人的に「ガンメタ」という色を好んで使います。筆塗りしてもムラが目立たないところが良いのと、単なるシルバーよりも「重厚感」「金属っぽさ」を感じるので、メカ部分で困ったらとにかく「ガンメタ」です。

ガンメタ着色後のバックパック

 塗装が乾いて、最後にバックパックに「HONDA」のシールを貼り付けて、ちょこまかと墨入れも施して、P3が完成です。HONDAによる人型ロボットP3。関節もある程度可動しますから、ポーズも取れます。下の写真は、なんとなく、「何かにハッと驚いたところ」っぽい感じのポーズになっています。

 まだキットのまま積んである「P2」も作って2体並べた様子も、いや、愛車に飾ってある「アシモ」も含めて3体並んだところも、ご紹介したいところです。そのためにはP2も手を付けなくてはと思いますが…いかんせん、気まぐれなオヤジモデラーのこと、いつのことになるやら(笑)。
 というわけで、以上「P3をパパッと作ってみた」はここまで。読んでいただき、ありがとうございました。また、お会いしましょう。(おわり)



 
 



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