カワイユウタロウ

かわい鍼灸院 572-0034 寝屋川市池田南町16−9アズステーション池田103 T…

カワイユウタロウ

かわい鍼灸院 572-0034 寝屋川市池田南町16−9アズステーション池田103 TEL:0728123723 自律神経による慢性の症状を特に得意としています。 https://www.kawaiyutan.net/

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20180322木曜会レポート

本日も以下の内容で木曜会を行いました。 実技→類経 本日の実技はツボを捉えて鍼を刺すときの押手の上下圧と左右圧を注意して実技に取り組みました 今回の患者さんは脾虚で治療したため取穴は「大陵・太白」で行ったんですが、以前、私がこの取穴で治療した際の事です。 この時、押手をしっかりとしよう!しようと意識しすぎたり、取穴する場所が不安定なため上下圧や左右圧を力強くした為にその結果、患者さんから痛いと言われました。 そして次に痛くないため優しくしようと力を弱めると押手が浮いている

    • 20180308木曜会レポート

      本日も以下の内容で勉強会を行いました。 実技→類経 類経は脉色類の第二十二回を輪読しました。 第二十二回は「關格」について述べています。 病気の状態を診る際は「人迎」を主として「寸口」を彼として、それぞれの大きさを比べる事で診ていきます。 「人迎」は身体の外を診て、「寸口」は身体の内を診ます。 それぞれの「陽」と「陰」が四盛のとき、つまりそれぞれの陽や陰が極まると、陽=格陽・陰=関陰となり、これは陽や陰が強すぎるためそれぞれ一人勝ちしてるような状態です。 「人迎」と

      • 20180222木曜会レポート

        本日も以下の内容で木曜会を行いました。 実技→類経の輪読 類経は脉色類の続きで第二十回を輪読しました。 第二十回ではそれぞれ搏堅と耎散の脉に関してそれぞれの病症について述べています。 心の脉が指を弾くような弦がかかった強い脉で長の時は肝の邪が心に乗じます。 そうすると心を失います 心が失われると五臓のバランスが崩れます。 そうすると病気になります 心が病気になる時は心に関係する所=少陰心経の支配部位の舌に影響がでて、舌を巻くことができません。 病気で脉がかたくなるときは弦

        • 20180208木曜会レポート

          本日も以下の内容で木曜会を行いました。 実技→類経の輪読 本日の実技は手数をなるべく多くしすぎないように意識して取り組みました。 日頃、脈がでない時や患者さん自身の訴える症状に反応がないとどうしても手数を増やす形になり、その為、刺激量を誤り患者さんの状態を来たときより悪くしてしまいます。 私自身、刺激量の調整が上手くいかず今まで沢山失敗はありますが、どうしても「変化」がみられないとついつい不安になり手数が増えてしまいます。 しかし手数が増えるとそのぶん、色々と手を加えすぎて

        20180322木曜会レポート

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          20180125木曜会レポート

          本日も以下の内容で勉強会を行いました。 実技→類経の輪読 本日の実技は本治法に重点を置いて取り組みました。 前回の時に他の方が今回の患者さんを治療をした際は、復溜を補法の行間の補法で行ったそうです。 その後、その日は良かったそうですが次の日から妙に上半身が暑かったといって自分自身で行間を輸冩すると楽になったと言ってました。 主に今回の症状の原因がローゼによるものかは詳しくは私自身わかりませんが、補いすぎたり逆に補いが足りなかったりして誤治してしまう経験が私自身も過去にありま

          20180125木曜会レポート

          木曜会レポート20171130

          本日も以下の流れで勉強会を行いました。 実技→類経の輪読 実技は常に目的をもって取り組んでいきます。 今回は2017の木曜会の最後の実技でもありましたので、これまでの復習もかねて、これまで意識ててきた触りか方や姿勢などを頭に浮かべながら実技に取り組みました。 全体的に本治法→背部置鍼→仕上げの流れで、本来ならここにお灸を含めて一時間で患者さんの治療を終わらすのが理想的な流れです。 しかし私はまだまだ、本治法や背部置鍼などの所々で、一連の流れがぎこちない所が目立ちますので、その

          木曜会レポート20171130

          木曜会レポート20171109

          本日も以下の流れで勉強会を行いました。 実技→類経の輪読 今回の実技は一定のリズムで一連の流れを最後までするを意識して実技に取り組みました。 最近、自分自身が患者のモデルとして治療を受けてみて感じた事ですが、痛くない鍼や熱くないお灸を一定のリズムでテンポよく受けていると、気持ちがリッラックスできて気持ちが良いと思いました。 また、気持ちが良いということは、ツボに対する反応も良い方向に傾きやすいのではないかな?と、自分自身がお灸でも鍼でもリズムよく上手にできた時にそう思う事が

          木曜会レポート20171109

          阪神部会レポート20171022

          本日も以下の流れで勉強会を行いました。 経絡治療概論(高島先生)→運動器疾患(大上先生)→各クラス事に実技→難経 今回は初回スタートの為、経済治療を初めて学ばれるに方にたいして、経絡治療の概論を高島先生に講義して頂きました。 ①経絡治療はまず、絶対的なものではなくて相手や見方によって様々に変化していきます「陰陽論」 ②木火土金水の相生・相克関係による「五行説」 ③身体を巡る「気」やガソリンのような役割を果たしてくれる「血」、身体を潤いしたりしてくれる「津液」など「気血

          阪神部会レポート20171022

          木曜会レポート20171019

          本日も以下の流れで実技を行いました。 実技→類経の輪読 今回の実技はまず全体的な流れをスムーズに行うこと、仕上げの鍼は硬穴を緩める形で実技を行いました。 以前から書いてますが私は緊張したり焦ったりすると、どうしても手がぎこちなくなります。 常に落ち着いてできるように、鍼の動作を気持ちゆっくりめで意識しながら、スムーズに行えるように鍼を意識して実技に取り組みました。 今回のペアの方の主訴が右肩の挙上時や回旋時痛でした。 触診の際に背部〜腰部にかけての張りがキツい為、そこを緩め

          木曜会レポート20171019

          阪神部会レポート20170917

          以下の流れで定例会を行いました。 特別講師:池田政一先生による七十五難の解説→実技→池田先生と大上先生による座談会 七十五難型のお話ではまず始めに四十九難についてお話します。 以下の図を参照にしてください。 ・風邪 肝→怒 起怒 ・暑邪 心→憂 愁 思慮 ・飲労 脾→飲食、労倦 ・寒邪 肺→形寒、飲冷 ・湿邪 腎→久座、湿地 強力 「虚すればその母を補い実すればその子を瀉せ、虚せず実せずんば経を持ってこれをとれ」 日頃、経絡治療の基本的な型は六十九難に添って治療

          阪神部会レポート20170917

          木曜会レポート20171005

          本日も以下の流れで木曜会を行いました。 実技→類経 今回の実技は施術を行う際の「姿勢」、「立ち位置」、「鍼の打ち方」を意識して実技に取り組みました。 この日の私の体調は急な寒暖差の為に少し腰痛がでていました。 その為、普段通りに実技をしようとしたら腰に痛みがあり、余計な力が入ってる気がしてしんどく感じました。 余計な力も抜けて楽な姿勢で施術ができないものかと思い、ベッドの高さを調整して普段よりより低めにしてみたり、立つ場所を変えてみたり、お腹に力をいれるように意識して実技に

          木曜会レポート20171005

          木曜会レポート20170921

          本日も以下の流れで木曜会を行いました。 実技→類経の輪読 本日の実技の課題は前々からの一連の流れをスムーズに行う事です。 その為、一連の動作が「雑」にならない事と、日頃からの鍼をうつ姿勢や押手の圧、触りかたなどを意識して実技に取り組みました。 私自信は日頃、予期せぬ事が起きると頭が真っ白になってしまい動作が固まってしまいます。 日頃の練習をする事により少しでも動作が固まる事態を避けるため、身体に一連の動作を日頃から訓練して身体に覚えこませればと思い今回の実技に取り組みました

          木曜会レポート20170921

          木曜会レポート20170907

          本日も以下の流で勉強会を行いました。 実技→類経の輪読 実技は目的を持って取り組みます。 今回は夏休みあけの久々の実技のため、全体的な一連の流れを復習するつもりで、姿勢、触りかた、ツボの取り方、刺激量などを1つずつ一連の流れのを意識して実技に取り組みました。 鍼をしてどのようにすれば「脈」が変化できるのか?が私の最近の課題です。 一生懸命に補う、補うと意識しすぎてばりか変に力が入っていたりして(私の場合は特に肩まわり)、なかなか脈がでてきません。 そのため、気がついたら本

          木曜会レポート20170907

          阪神部会レポート20170827

          本日も以下の流でで定例会を行いました。 陰実証(高島先生)→お灸に関しての講義(大上先生と長江先生)→各クラスごとで実技→古典(脉色類) お灸は「温灸」を今回はメインにしました。 温灸は8分や9分辺りでとることによりじんわりとしした汗をかかすことにより「熱」を抜いて、その結果、表に近い浅い部位の陽気や水の停滞、硬穴に有効になります。 日頃、治療所で使用する場合は背部の硬い所におよそ8~12ヵ所に「温灸」を使用します。 また、膝や手首など炎症がある場合も鍼を置鍼した所に「温灸

          阪神部会レポート20170827

          木曜会レポート20170720

          本日も以下の流れで木曜会を行いました。 実技→類経輪読。 実技は目的を持って取り組みます。 私は「姿勢」を意識して実技に取り組みました。 名人の先生達の全体的な鍼灸をする姿をみますと、どの先生達も姿勢が綺麗で鍼もよく効いてます。 以前、私は脈をみる際や補法で「大陵」をする時に握りかたが強くて痛いとと指摘された事があります これはまず、姿勢が悪かった事→そのため他の所に無駄に力が入ってこのような事になったと思います。 普段の、補法の際も、周りからみたら私の鍼は肩に力がはいっ

          木曜会レポート20170720

          徳島部会レポート20170709

          本日も以下の流れで研修会を行いました。 各学科ごとに座学→篠原先生による講義と実技→各学科ごとに実技 篠原先生の講義内容は「本治法」についてです。 経絡治療はよく中医学と混同されがちな所があります。 しかし、考え方や手技において全く違います 中医学はその症状別に経穴を用いて鍼灸治療をします 経絡治療は患者さんの主訴から寒熱や虚実を考えて、経穴を選穴し手技もそれに応じて鍼灸治療をしていきます。 陰虚熱証、陽虚寒証、肝実オ血証に関してそれぞれ手技の違いがあります ①陰虚熱証

          徳島部会レポート20170709