スリー・ビルボード

昨日、「スリー・ビルボード」を観ていた。
ずっと前評判の高い作品だったし、オスカーもとったし
何より、シネフィルのボーイフレンドが褒めていたので、期待していた。

期待が高いと。
あまりにハードルをあげすぎて、「あれ?この程度?」なんて思ってしまうこともあるのだけれど、「スリー・ビルボード」はそんながっかりもなく、鑑賞後、満足の長い息が漏れた。

黒とか白とか
あってもグレー。

人は、そういう風に決めつけがちで、ましてやエンタメともなると、「判りやすく」人間造形を配置する。
最近の邦画観ていると、「漫画原作=カキワリ」でいいってことじゃないよね?って少し歯がゆい。

だけれど黒8に白2、次の瞬間に白7に黒3
猫の目のように変わる人間というものの全てを垣間見せるのは、簡単じゃない。

勧善懲悪には意味があるし
リアルにゃ結構アイタタな事も多いから、せめて映画位、ハッピーエンドが好きなんだっていうわたくしのような人間には、ね。

だけれど、スリー・ビルボード
出てくる奴らは皆、どこか欠損している。

なのに、あのラスト。

ああ、このラストを観るために・・・と思った。

うん。

好きだなあ。


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