もう忘れている

世の中のスピードが速くて、わたしゃついていけませんわなんて
言っているその間にも、ぴゅーぴゅー時間は過ぎていくよ。

それは、ついこの間の事だったよね。
小室 哲哉の会見を観て
なんだかじゃりじゃり、
ザラッと、土のついたものを食べたみたいな気持ちになったんだったわ。

わたくしは、小室 哲哉 のファンでもなんでもない。
むしろ、彼の曲の歌詞とか聞いていて、
「なんだかな~」なんて言っていたくちだ。

それでもさ
あれは、違う。

違うと思った。

わたくしは、聖人君子ではないので
スキャンダルがあれば、聞くし、見るし、話題にもあげる。
芸能人のスキャンダルは、それのみを餌にのし上がっていく、
タフな輩もいたりするから
ふっふっふっふ、侮れないなあ~~なんて楽しみかたもする。

だけれど、最近TVが独自の取材もおざなりにして、
平気な顔で週刊誌の記事そのままに、話題にあげたり、
コメンテーターと称する輩がしたり顔で「生き方指南」をするようになって
そしてその流れが激しくなって
本当に「スキャンダル」が楽しめなくなった。

なんてつまらない世の中!と思う。

わたくしは聖人君子じゃないから
スキャンダルは「そうだよな。人間って、こういうポカやるんだよね」
で、面白いのだ。
だから、面白いのだ。

「あー、バカはわたくしだけじゃないな。
でも、あれはさすがに不味いよな」って。

それがいつの間にか
「こうするべきだった!!」
「判断ミス!!」
「最低のルールも守れていない!!」なんて。

世の中にはいつのまにか「規律正しい立派な人間」が溢れ出ていて
スキャンダルを起こした人間を断罪する。

スキャンダルは、断罪ショーへの入り口??

なんて、なんて、つまらない世の中!!!!

不倫なんてもんは、最終的に当人とパートナーの問題であって
他人が「断罪」する意味も必要性もない。

一時代を築いた小室 哲哉の
あまりに不安そうな、か細い存在感を
本当に、観て、楽しんだ奴がいるのかしら??

エンターテインメントは「夢」を味わうもの。

あの時代
彼の音楽で夢をみていた
みせてもらっていた人間たちは、何を思ったのだろう??
あの会見を観て。

なんか、彼自身に耳もとで
「そこは、そっとしといてやれよ.
例え自分のことでも、そこまでは言わなくていい」
って言いたくなったっていうか・・・

あれに介護問題を絡める論調もよく聞いた。
実際問題、介護している人の心細さ、孤独感から何かにすがりたくなるって気持ちは、よく判る。

でもさ、あの会見に絡めて語ったそういう「問題意識」を、
今でも心にそっと抱えている人、
一体どれだけいるんだろう。

そうこういう内に
「・・・あ~~そんな事もあったねー。」

なんかねえ・・・。
こんなの誰も幸せじゃないじゃんねー。

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凛々往く道

7年間の自宅介護で父を看取った私の日々。
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