TOKYO TRIBE/トーキョー・トライブ
「トーキョー~~~トライブ~~!!!」
「とーきょーっとらーいっねばえばーだーい!」
「園子温監督作品の、珍作と言おうか、なんと言おうか・・・」
「珍作って!!」
「RAPが大きくフューチャーされて、世界初のバトル・ラップ・ミュージカルだぞ!・・・ってことなんだけど」
「な~~んかこう、「もっとやれるんじゃない??」っつうか
歯がゆいむずむず感が拭えず~~~」
「バトルラップっていう印象はないわよねえ」
「確かに「雰囲気」はあるけどねえ」
「ネットじゃ「役者にRAPさせるな」的意見が、数多く見られたけれど」
「役者さんでもさ~~、いいんじゃない?
RAPに資格関係ないと思うのよ。・・・ってかそれより「映画」なんだから
映画のツールとしてのRAPって考えたときには、
役者さんがやるの当然だって思うし」
「そうねえ・・・っていうより、その役者さんとプロの方との「差」って
それほど感じられないって、そのことのほうが問題じゃない?」
「竹内力は置いといて」
「置いといて、ね」
「つまり、プロの方のRAPってのが素晴らしいってのなら、
それをもっとねちこく、ガーンと観せるシーンがさあ、
あってもいいと思うの。」
「説明RAPじゃなくて、ね」
「日本語RAPは、お経のリズムだったわね」
「園子温監督、ぶっちゃけRAPは苦手だったんじゃない??」
「早い話、人気監督で勢いはあるからさ、今。
だからまあ、会社も撮らせてみたって感じなんじゃない?」
「ま~た知ったかぶって~~」
「でさ、話は竹内力に戻るけど、ここでの竹内力を
「熱演」とか、「怪演」とは言わないで欲しい」
「あら、厳しいわね」
「だって、彼のRAPだけ「何言ってるの?」だったし
白目演技もさ、なんつうか、竹中直人的だったじゃん!」
「どういうこと?」
「もともと業界で評価されている俳優が、更に乗せられて悪ノリしているだけだったってことよ」
「・・・知らないわよ~~~。竹中直人はともかく、
アニキのシンパに叱られるわよ~~~」
「・・・むしろ、怪演というなら、鈴木亮平でしょ~~!!!」
「そう!!!!彼は見ものだったよね!!!」
「ま、敵役をやった訳だけど、わたくしの持論
「敵役が魅力的だと作品としてのグレードがあがる」ってのが
ここでも彼によって、証明されていたもの。
もし彼の存在がなかったら、こ~~んなポンコツムービー・・・」
「もしも~~し!!!!」
「いや「変態仮面」の時から、注目させらているけれど
鈴木亮平、すごいわよ!
わたくしの中じゃさ、西郷どんの亮平じゃないの!
あくまでも、変態仮面!!
この男ったら、「楽しませる」って事に命がけだからさ
おぱ~い鷲掴み演技にも、変なテレがないッ!!」
「あ、それはそうだったわね。Tバックも見事にこなしちゃってて」
「誰がなんと言おうとメラちゃ~~ん!!
メラにメラメラ。
あの体だけでプロ意識の高さを見せつける鈴木亮平見事!」
「うんうん。
まあ、「俺物語」みたいに、亮平の役者根性を
空回りさせる作品に出演していることもあるけど。」
「だからさあ、わたくしとしては
トーキョー~~~トライブ~~!!!」
「とーきょーっとらーいっねばえばーだーい!」
「だから、だから、もっと主人公と鈴木亮平演じるメラが、がっぷりよつで、
物語に絡んで欲しかった!!」
「あーーー」
「な~~んかさ、もったいないっつうか、隔靴掻痒っつうか・・・」
「ヒロインの清野菜名ちゃんも、頑張ってたんだけどね~」
「うんうん。回し蹴りのキレも良かった」
「あの回し蹴りとか、園子温監督ってば、セルフパロディ?」
「かもね~~」
「なんせ内容は…なんだけどメラちゃんが!」
「もったいないおばけが出そうよ!
鈴木亮平をもっとフューチャーして、作り直して欲しいわね」
「彼の仕事っぷり
プロ意識っぷりは一見に値するわよね~~~」
「クリーム玄米ブラ~~ン♪って
歌ってるだけの男じゃなくてよ~~!!!!」
「・・・古い。古すぎるッ。
あーたの着地って、そこ~~????」
「とにかく、RAPは「ツール」なの。
亮平の男気を、もっと生かして~~~!!!!!」
「トーキョー~~~トライブ~~!!!」
「とーきょーっとらーいっねばえばーだーい!」
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