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EXデッキの組み方

こんにちはkinghaloです。眠れないので100年ぶりにブログを書いています。

配信でも結構話しているんですけど今回はEXデッキの組み方について。配信によく来る人は何回も聞いてる気がします。

さて、配信中に「〇〇の場所って✕✕だとダメなんですか?」と聞かれることがよくあります。

1枚入れ替えるだけなんだから聞いてる間に自分で入れ替えてランクマ行って来い知るかとは思うのですが、この機会にEXデッキのシンクロモンスターの組み方についてしっかり考えてみましょう。

そもそもデュエルリンクスはEXデッキがものすごく少ないです。6枚しかありません。
EXデッキの枚数に制限がなければブラックフェザー・ドラゴンを入れるときに腹が立たずに済みますし、サンダードラゴンにはもっと厳しいリミットが掛かっていた気がします。
要するに7シンクロだけでも50枚以上のカードがある中からたった6枚に採用するカードを絞り込んでいかなければいけないわけです。

採用するカードを選ぶ作業は簡単です。レベルが合うカードの中からある程度のルールでピックアップしていくだけです。

①出すだけで強いカードを選ぶ
例)ブラロ、ブリュ、ヴァーミリオン、精霊龍etc
②相性のいいカードを選ぶ
例)ライロ系のエヴァリー、FLのスクドラ、水晶の白闘気海豚、六武のウェインetc
③痒いところに手が届くカードを選ぶ
例)ラヴァゴ剥がしの高レベルシンクロ、ビヒーマス、武者、アルマデス、スタダetc

こんな感じでピックアップすれば良いのではないでしょうか。

問題は削り方、つまりピックアップしたカードを6枚に絞る作業です。
ここで重要だと思うのは、役割を被せないことです。

対戦相手はこちらの攻めを多種多様な手段で妨害し、またあらゆる手段で攻めてきます。
相手が使うデッキによって有効なカードは異なり、相手のデッキを選ぶのは自分ではありません。
それならば、同じような効果のカードを6枚採用するよりも、別の種類の効果を持つモンスターが6枚採用されている方が選択肢が多く、対応力が高い気がします。対応力の高さはデッキの強さにつながります。

では例を挙げて具体的に見てみましょう。
最近流行りのWCのEXデッキについて考えましょう。

例1

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スクドラ 破壊
ブラロ 破壊
アーカナイト 破壊
ブリュ バウンス
エヴァリー 除外
グングニール 破壊

それっぽいEXデッキですが、このEXデッキには破壊効果持ちが4体も入っています。
ブラロはS界最強のモンスターであり、アーカナイトは種族間のシナジーがあるので替えが効かないため採用は当確でしょう。
残りの2枚、スクドラとグングについて考えましょう。
そもそも、よほどのことがない限り相手のカードを破壊したい場合にブラロやアーカナイトよりこの2枚を優先することはあるのでしょうか?
考えられるとすれば、破壊した上で打点を残したい場合でしょう。
ブラロも実質アーカナイトも使い切りの効果なので、もしかするとその場合にはこの2枚を選択することもあるかもしれません。
ただ、この2枚の仕事を相手の盤面を触った上で打点を残すと定義すると役割が被っています
とりあえずどちらかは抜いてしまっても良さそうです。
その上で、そもそも破壊効果持ちは2枚採用しているので、盤面を触った上で打点を残さなければならない場面がどの程度現れるのかを実際に回してみて検証して残りの1枚についても採用するべきかどうかも検証できそうです。

このEXデッキのカードが必要になる盤面がどの程度現れるのかを検討することはかなり大切で、より必要な盤面が多いカードを採用することができれば勝率に直結します。
聞いてる暇があるなら回せというのはそういうことです。

ではもう1パターンのEXデッキを見てみましょう

例2

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スタダ 破壊無効
ブラロ 破壊
アーカナイト 破壊
ブリュ バウンス
エヴァリー 除外
ガンダチ 高レベルS

先程の例1のEXデッキから2枚、破壊効果モンスターを入れ替えた形です。
ガンダチは所謂かゆいところに手が届くカードです。
ガンダチが入っていればデモチェを打たれたヴェールや突然降ってきたラヴァゴを処理することができます。
スターダスト・ドラゴンは狡猾やオーバーフローを打点を残しながら処理できます。シーステにも対応し場合によっては相手ターンの妨害にもなります。
さて、ここで打点を残しながら処理という言葉がまた出てきました。
スターダスト・ドラゴンは限定的な盤面ではありますがスクドラと同じような運用ができる上に他の破壊系モンスターとは別種の効果を持っています。
破壊カードは他にもあることを考えればスクドラよりこっちを優先しちゃっても良い気がします。


こんな感じで組み上げたEXデッキの中身を検討してまた差し替えてというのを繰り返してEXデッキは作られていきます。
シンクロデッキに於いてEXデッキとはそのデッキができることそのものです。メインデッキよりも、より1枚1枚に必ず根拠が必要です。

別にメインデッキにデモンズチェーンを入れていても引けなければ使うことはできませんが、EXデッキに入っていないモンスターはチューナーが引けても使えません。

また、EXデッキのカードはプレイングに直結します。人の構築を見てなんとなく採用したカード達を使っていてはそのカードを使いたい盤面に導くことができません。
こうすればこういう盤面になる、だからこのカードを入れる必要があるんだという理由がわかっていればよりそのデッキを使いこなせる気がします。
試行を重ねて1枚1枚のカードを吟味して、より洗練された根拠のあるEXデッキを目指しましょう。

ところで結局スクドラとスタダはどっちの方が良いのでしょうか?
1枚入れ替えるだけなんだから聞いてる間に自分で入れ替えてランクマ行って来い知るか。

ご読了ありがとうございました。


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