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第20回PKCレポート

こんにちはkinghaloです。今回は、先日行われたPKCのデータのまとめが終了したので公開したいと思います。
PKCってなんぞや?という方に簡単に説明させていただくと、「KC前に数十人規模で勝敗付けながら無限にポイントバトルやってデータを合体させれば環境把握が完ぺきにできるんじゃね?」という試みです。
よくある大会データなんかだと分布や勝率と言っても多くて128人、数十試合程度なものですが、今回のPKCでは2650試合のデータを基にして詳細なレポートを作成しています。
そもそもKCのためのレポートを作る目的で開催していますから、トーナメント形式の大会のおまけとしてのレポートとは質、量ともに大きく違います。
また、参加者には厳しい参加条件を設けています
具体的には、過去1年間のKCで上位500位以上に入ったことがある、もしくは直近のKCで400戦以上走った(=モチベーションが非常に高いこと)です。
この結果、1試合の質も保証されています。今回は、10名以上の金アイコン保持者と30名以上の銀アイコン保持者やKCGT本線決定戦出場者が集まった上、参加者の人数も100人を超えました。
やはり、実力者同士の試合とそうでない試合とでは結果が大きく変わるのが遊戯王です。実力者同士の試合だからこそデッキのポテンシャルを正確に計ることができるのではないでしょうか?
レポートでは各テーマの詳細な対面勝率の他、優秀な成績を収めたデッキのレシピを全て掲載している上、入賞デッキ毎の詳細な試合データも別途まとめています。
PKC参加者の中から毎回金アイコンが出ていますから、今回も世界最強のデッキが眠っているかもしれません。
前回のPKC参加者の中からも複数名の金アイコン、銀アイコン獲得者が誕生しました。
KCGTに本格的に取り組むのであれば、必ず手に入れるべき内容だと思っています。
実際にどのようなものなのかを詳しく知りたい方のために、前回、前々回のレポートを公開しておきます。これを見ればより優秀なレポートであることがわかるはずです。

分布

分布はこのような形になりました。
前回KCGTと比較すると規制や新カードの影響で環境が様変わりしています。
前回もそうでしたが環境が様変わりすると今までの経験が使えないのでいちから相性を洗い出さないといけないので大変ですね。
少し前までは群雄割拠な環境が続いていましたが前回に引き続き今回もざっくりと3強環境の様相を見せています。

前回シェアの4割弱を占めたDDDに取って代わる形となったローズドラゴンの実力は如何程のものなのでしょうか?また、3強環境だからこそ刺さる当たりデッキはあったのでしょうか?
主要テーマの相性表からしっかりと紐解いていきましょう。

これから下で公開するデータの数値についてですが参加者の入力ミス等によりデータに錯誤が生じている場合があります。
±3%程度で目安として見てもらえればと思います。

主要テーマの勝率と相性表

お買い上げいただきありがとうございます!それでは話を続けましょう。

今回の相性表です。今まで使用していた相性表から少しだけ改良してみました。
トップシェアのローズドラゴンは圧倒的試合数をこなしながらも勝率は51%!これは非常に立派です。ありとあらゆるメタをはねのけて勝ち越していることになります。
2番手のファリスHEROもぎりぎり勝ち越していますね。優秀です。
逆にフェイバリットHEROはかなり苦しい結果となっていて、トータルでも負け越していますしファリス型に本当に勝てていませんね。
直近の大会等でフェイバリット型が大流行していた結果をうけて強くメタられていたというのもありますが、そもそもミラクル・フュージョンを打って殴るだけという単純な構造をしているのでメタりやすいというのもあるのではないでしょうか?

相性表だけを見るとすべてのデッキに不利をとっていない機皇と、上位2デッキに明確に有利を取っているガンドラは非常に魅力的です。
シェア上位さえ食えれば勝ち越せるはずなのでガンドラは要チェックですね。KC中、流行する可能性が非常に高いです。
更にいうとガンドラにも有利な機皇は明確に当たりデッキと言って良いのではないでしょうか?
ミラーをなるべく回避したいのであればこの2デッキは優秀な選択肢です。

ローズドラゴン以外に安定して勝てるウィッチクラフトも強力な選択肢ではありますが、一番多いローズドラゴンに勝てていないのが気になりますね。使うタイミングを選ぶデッキです。

密かに注目されていたウォークライですが残念ながら全く勝てていません。
HEROに有利(勝率50%)というのが悲しすぎますね。
テキストをきちんと理解されると勝てないタイプのデッキなので、大会の初見殺しでは勝ててもKCで連戦するのは厳しいのではないでしょうか。

1時間毎のシェア率の変化のグラフ

環境の変化を予測するためにPKCの各パートでの1時間毎のシェア率の変化をグラフにしてみたので確認してみましょう。

正直今回に関してはそこまで相関がありませんね。
ローズドラゴンとファリスHEROが反比例していますが相性表的にはファリスが若干不利なので勝てなくて乗り換えたというよりはローズ使いが飽きたからファリスやその他のデッキに味変したってのが真実な気がします。

詳細な相性データ

※入力ミス等により相性表と一部錯誤が生じています。基本的に母数の大きい方を優先しています。母数の少ないデータは参考程度に見ていただければ
試行回数が少ないマッチアップは片側の対面をその他で省略している場合があります

基本的に相性表に載っている以外のデッキは勝てていませんね。
最近のリンクスはスキル格差がすごいのでなかなか空き巣デッキが出てこれませんね。
強いスキルを持っているということは手札が2枚多い状態からスタートしているようなものなので当たり前なんですが。

唯一勝ち越せているのはギャラクシーでした。ローズには負け越していますがHERO系には勝ち越せています。WCと同じような相性なんですがWCより速度が出るのでけっこう当たりかもしれません。
ローズドラゴンが何らかの理由で減ってくれないといけませんが。使用されたギャラクシーのうち、特に勝率の良かった構築を優秀デッキ欄に掲載しておきます。

先後別勝率

まずは全体的な先後の勝率から

マスターデュエルが65%、35%だったのと比較するとデュエルリンクスはかなりストレスフリーですね。これくらいの差なら技術介入要素も多そうです。手札1枚分後攻が有利なんですね。
もしかしてデュエルリンクスってかなり競技的‥?

後攻がちょっとだけ有利な環境なので先攻で勝てているデッキは印象が良いですね。
いろんな角度から見ても機皇の立ち位置はすごく良さそうに見えます。

入賞レシピ

優秀デッキ

入賞が一番多かったのはローズドラゴンでした。使用者が多いというのもありますがやはりパワーは一番高いのでしょう。
入賞している機皇の勝率が異常に高いのも目を引きます。
ポイントは機皇統制でしょうか。

ワイゼルの打点を上げることによってHERO対面を機能不全に陥れられるようです。

ガンドラは環境を見てココロガマAの採用が見受けられます。
これもHERO対面で必ずターンが帰ってくるカードとしての採用でしょう。
メタりにくいローズよりも御しやすいHEROを強く見た構築が勝ち上がっていますね。

まとめと展望

あらためてお買い上げいただきありがとうございます。
環境トップシェアのローズドラゴンに明確な不利が見受けられず、何を使ってもローズドラゴンと向き合う必要がありそうですね。
PKCではいちおうガンドラが勝ち越していますが採用カード次第で相性差を詰められそうな気もします。
もしかすると、ローズドラゴンを捕まえるためにデビリアン・ソングのメイン採用なども時間が経て検討される可能性は大いにあると思われます。

ファリスHEROもそこまで明確な不利は存在せず優秀なデッキではありますが、ローズドラゴンよりも謎のデッキのメタを受けやすい可能性は感じられますね。

個人的にはすべてを破壊できそうなガンドラに魅力を感じていますがこれから色々と可能性を考慮して使うデッキを検討したいと思います。
今シーズンからは安定した入賞率も求められるようになりました。お互いしっかりと準備して本番に望みましょう!
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!


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