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Ableton Liveの勉強部屋⑩ミキサーにデバイスやプラグインを表示させる

Ableton Liveの困った点の一つは、他のDAWには当たり前にある機能がないことがあるということ。例えばLogicやProToolsのミキサーウインドウでは、各トラックに何のプラグインが挿さっているかは表示されているが、Liveではデフォルトでは表示されていない。ではどうするか?


手順1:オプション定義ファイルの作成

まず、「Options.txt」という名前のテキストファイルを作成し、以下の文字列を記載する。

-EnableArmOnSelection
-ShowDeviceSlots

手順2:オプション定義ファイルを指定フォルダーに保存

そして、そのテキストファイルをLiveのPreferences.cfgというファイルがある場所に保存してほしい。保存場所はこちらだ。

Mac OS X: Macintosh HD:/Users/[username]/Library/Preferences/Ableton/Live x.x/

注:この場所は隠しフォルダになっていることがある。その場合は以下のコマンドで表示させよう。

隠しファイルやフォルダの表示/非表示を切り替え
command + shift + .(コマンド + シフト + ピリオド)

まとめ

他のDAWから乗り換えたり併用している人にとっては大事な情報なのだが、意外とすんなり見つけられなかったので備忘録を兼ねて記事にしてみた。

なお、DAWについて総合的な理解を深めるなら、書籍で学ぶのもオススメ。

以下の「サウンドプロダクション入門 DAWの基礎と実践」では、DAWソフトを使った音楽制作を俯瞰的に解説しているので、本で学んでみたいという方は、ぜひチェックしてみるとよいだろう。

お役に立てれば幸いである。


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